大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

日ごろ撮影した写真に詩、短歌、俳句とともに短いコメント(短文)を添えてお送りする「大和だより」の小筥集です。

大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

2021年02月18日 | 創作

<3322> 写俳百句 (43) 寒の戻りの雨水

                    「さむいねー」寒の戻りの行き帰り

                              

 今日十八日は二十四節気の立春の次の雨水。「雪が雨に変わり、雪や氷が解けて水になることから雨水と呼ばれる」と暦にある。その雨水とは裏腹に、第一級の寒波。北国や日本海側は厳しい風雪模様。大和地方でも寒風が吹き荒び、寒い一日となった。青垣の金剛・葛城の山並も雪化粧して寒い一日を印象づけた。

 この間、田起こししたばかりの田んぼの水溜まりには氷が張って、冬に逆戻りの感。これがいわゆる三寒四温の三寒の情景。ほぼ満開の梅の花も縮こまっている。さて、どうしようかと行き迷っている季節の先端。春本番にはまだ遠い気分の雨水の日ではある。 写真は雪に覆われ白くなった葛城山の山腹(左)と水溜まりが凍りついた田起こしの田んぼ(広陵町)。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿