マルキュー藤田の釣日記

熱い釣りの記録や思いをお伝えします

謹賀新年

2009-01-01 09:16:32 | 想い出

明けましておめでとうございます。

当ブログも開設2年になります。今後もよろしくお願いいたします。

さて、初釣りといえば、色々想い出す。東京湾のカレイ、越谷の用水路でのマブナ、河口湖でのワカサギ・・。そして、高校時代には、手賀沼のオダ釣り(手賀沼と言えば、長年日本で1番汚い湖沼に君臨していたが、最近は少しはましになったようだ)。当時、真冬に釣れる釣場は手賀沼のオダくらいしかなかったので、大変な賑わいだった。手賀沼は南と北に分かれているが、高校時代は、鉄道で容易に行ける釣場として北部手賀沼に通っていた。浦和から初電の京浜東北に乗り、日暮里で常磐線に乗り換え、安孫子で降りると船宿までは歩いてすぐである。船宿にはまだ暗い6時頃に到着し、引き舟でオダに向かうのだ。釣宿ごとにオダがあり、そのオダも色々特色があった。へらの数は、出なかったが、出れば大型で、外道として、コイッコのアタリが多かったので、飽きることはなかった。高校時代に1人で通っていたのだから大したものだ。高校時代には、釣友を集めて、初釣り大会を催したことがあった。結果は忘れてしまったが、外道を含め、そこそこ釣れたように記憶している。

ある日、一人で釣行した時に50cm程のコイが釣れた。船宿に持ち込むと、持って帰って食べてみろと言われたので、言われるままに、濡れ新聞に包み、へらバックの中に入れて持ち帰り、水に戻すと、元気に生き返った(2時間も水から上げても生きているのだから、コイの生命力は大したものだ)。祖母は食べたいと言ったが、さすがにかわいそうになり、兄に車を出してもらい、わざわざ、荒川まで放しに行った。

あれから30年以上が経つ。当時のオダは、朽ち果ててしまっているに違いない。それでも、冬になると手賀沼のオダのニュースを聞くことがある。機会があればまた行ってみたい釣場の1つだ。