マルキュー藤田の釣日記

熱い釣りの記録や思いをお伝えします

10月31日 矢吹西沼試釣

2009-10-31 20:32:17 | 釣行記

 ゆっくり自宅を出て、8時過ぎに西沼に到着した。西沼は随分久しぶりになる。5年以上は来ていなかったと思う。

 8尺ウドンセットのカッツケで開始すると、それなりに釣れる。しかし、ウキの動きの割に決めアタリがなかなか出ない。余計なアタリも多く、今一である。明らかにバラケに触っているようなので、トロ掛けに変更するとウキの動きがずっと素直になり、アタリが出れば決まるようになるが、これも今一でバラケに食ってくるものが多い。どうも納得がいかない。そこそこは釣れるが、ブッチギリの地合いにならないのだ。

 お昼近くになると、三次君が試釣に来る。隣で短竿浅ダナ両ダンゴを始めた。始めは苦労していたようだったが、私がちょっとしたアドバイスをすると、爆釣入れパクになる。彼の釣技は以前より数段上達している。まだまだ上手くなりそうダ(私に弟子入りすればしごいてあげますよ!)。

 三次君の釣りを見ると、やはり両ダンゴの地合いだったようだ。浅ダナは三次君に任せ、私は、底釣りに変更。底釣りは比較的釣りやすく、うまく釣れば釣れそうな感じだった。70枚で納竿。例会は底釣りをやります(笑)。

 ところで、三次君の使っていた孔雀ウキは彼の自作だった。どうみても私のウキよりカッコイイ。ウキ作りのノウハウを聞くと、私よりもずっと手の込んだ丁寧な作り方をしており、勉強になることばかりだ。出来栄えもプロ顔負けの素晴らしさだ。ウキ作りの道具も私なんかよりずっと揃っており、脱帽である。ウキを作り始めてまだ1年ほどと聞いて、ビックリ!彼に弟子入りすることに決めた。

 ウキ作りの話で盛り上がっていると、私のヒット率はぐっと下がってしまった。やはり、集中していないと釣れない!最終例会は、集中して有終の美を飾りたい。

 


トラ骨折!?

2009-10-27 20:30:45 | ペット

 先週末は、仕事が忙しく、釣りに行けなかった。という訳で、ネタが無いので、久しぶりにペットのことでも書くしかない。

週末に単身赴任先から自宅に帰ると真っ先に出迎えてくれるのは、ネコと犬だ。娘と息子は帰ってないか、寝ているかどちらかで、妻は、12時を回らないと帰ってこない。

 普段愛想のないトラでも私が帰って来るとうれしいのか、付きまとって私の顔を見ながらミャーミャーとうるさく鳴く。私が座ろうものなら、すぐさま膝の上に乗っかって来るのだ。犬のクロはさすがに主人に忠実で、私が帰ると鼻でピーピー鳴いてうれしさを露わにする。ペットは本当に人の心を癒してくれる。

 先日、帰宅すると娘からとんでもない事件があったことを聞かされた。

娘が学校から帰宅するとトラが2階からビッコを引いて降りてきたらしい。ビッコどころではなく、一方の前脚を床に付けられず、3本足で階段を降りてきたらしい。娘はそれを見た瞬間、事の重大さを感じ、トラを捕まえようとしたらしいが、トラの方もただならぬ殺気を感じたのか、3本足で逃げ回ったらしい。娘は、とっさにトラが前脚を骨折したに違いないと思ったという。

ようやく逃げ回るトラを捕まえて、恐る恐る前脚を見てみると・・・前脚の爪が自分の首輪に引っかかって取れなくなっているだけだった!これぞ、招き猫そのもののポーズだったらしい。自分の目で招き猫を見られなくて残念でした!

ここのところ忙しく、ちょっとウキ作りをサボっていたら、注文が30本ほど溜まってしまった。時節柄か、全て底釣り用のウキだ。なるべく早く仕上げますので、少し待っててネー!


日研いわき支部10月例会 筑波湖 10月18日

2009-10-19 21:48:49 | 釣行記

   5時半スタート。何時もの混雑ぶりである。狙いは3、4号桟橋の奥である。短竿でアタリが続くからである。4号奥では何年か前に35kg釣って良い思いをしているのだ。桟橋奥に進むが、満席で入れない。昨年同様、途中からUターンである。4号入口付近は空いていたが、一昨年今一つで終わったので、まだ釣座の埋まっていない1、2号桟橋へ急ぐ。途中、2号の中央が空いていたので、根本君と並ぼうかと一旦荷物を置いたが、1号奥に空席を見つけた。勝負のかかった時には怖くて入れないポイントであるが、今回は釣れなくても年間成績に支障が無い。思い切って、1号奥から5番目に入ることにした。実は1号の奥に前日入り、16枚しか釣れなかったポイントだ。前日の結果から、ポイント的には魚が薄く、絶対に入るまいと思っていたポイントではあるが、不思議な心理で何となく誘われてしまったのだ。

沖目狙いのポイントなので、14尺を出し、1mウドンセットで開始した。開始早々は、比較的魚の気配があり、順調に絞ったが、2時間経過したころから魚が薄くなり、アタリが止まってしまうようになってしまった。ボソエサを早打ちマックで打ち続けると、何とかウキが動くが、1枚釣ると反応が無くなってしまう。再び無駄打ちを10投繰り返す。忙しくてウキを見ている暇が無い。しっかりエサ付けするとウキが沈没するような、ボソの大バラケをたっぷりエアーを入れて、軽くエサ付けし3目盛りほど馴染ますのが肝だ。アタリが出るのを待ったらダメだ。早いアタリを出す!馴染んでウキの動きが悪ければ、待たずに打ち返すのが重要。

9時頃から日差しが出たので、活性が上がるかと思い、トロ掛けに変更する。トロ掛けでは半端な魚の寄りではアタリにならないので、更にハイテンポで餌を打つ。魚が寄って、アタリが出れば殆んど乗って来るが、魚を寄せきれない。しかし、出れば型が一回り良い。必死でエサ打ち作業を続けるが、息切れし、21尺1mで土手打ちをしてみる。1時間エサを打ったが、1回ウキが動いただけで撃沈。

仕方なく14尺に戻し、チョウチン、ウドンセットに変更する。これが一番ウキの動きが良く、大型が交じって良い感じになったが、ここで時間切れ。もう少し釣りたかった・・・!

25kgジャスト。ブッチギリだ。ひょっとすると竿頭だったかもしれない。周りでは全く釣れておらず、右隣は浅ダナで1枚(誰のせいだ!?その隣も数枚で撃沈)。

開き直ったのか、マッチャンは久しぶりに良い釣りをして17kg台で2位。根本君は、16kg台で今期初めて良いところを見せてくれた。前月いきなりの3位でデビューしたwasabiさんは大乱れだったようだが、懲りずに来月は良いところを見せてほしい。小野君はさすがの一言。長竿チョウチン両ダンゴにこだわらなければ、もっと怖いのだが・・。吉田さんも健闘したようだ。私のウキを使ってくれたのだろうか?やや長めの竿のチョウチン、ウドンセットが比較的釣りやすかった感じだ。

来月の最終例会は、初の年間6回目の優勝がかかった例会になる。底釣りでもしようかしら・・。


筑波湖 10月17日

2009-10-17 20:15:05 | 釣行記

 翌日の例会に備え、単独で試釣した。自宅から釣座に座るまで丁度1時間半。福島の管理釣場に行くより時間はかからない。

 12尺1mウドンセットで開始するが、反応が悪い。沖目でモジリがあるので、18尺1mにしてみるが、これも当たりきりにならない。

 10時ころから少し日が差しだすとようやく活性が出だし、8尺チョウチンで一時入れパクとなったが、これも続かず、ポツポツである。

 何時もの筑波湖の癖だが、魚が回って来た時だけアタリが続き、居なくなるとウキが動かなくなるパターンである。その中でも比較的安定していたのは21尺の底釣りであるが、私は底釣りをする気がないので、本番は全く釣れる気がしない。天気が良ければ、多少釣れそうだが・・。

 例会は、8尺1mウドンセットで入り、日中は1mのトロ掛けか、チョウチンのトロ掛けで攻める予定だが・・・。やっぱ、釣れそうにない。どうにもならなければ、去年やった18尺チョウチンでもやるしかないな。


日研ベストテン戦 2回戦

2009-10-14 21:58:16 | 釣行記

ダイワ軍団に囲まれて2回戦が始まった。5席ほど左には浜田氏も見える。

一方、大越君の左隣は、ネオヘラに日研代表で出場している高原氏、その隣が石井昇一氏だ。大越君は、石井氏とペレ宙で勝負するようだ(やめとけ!と言ったのに・・)。

私は12尺を出しかけたのを仕舞いかけ、悩んだ挙句、また12尺を引っ張り出した。両脇のダイワ軍団が短竿だからだ。

トロ掛けで開始すると、比較的早くウキが動き出し、釣れ出す。周りは全く竿が立たない中、一人だけ絶好調に絞る。左隣の茂木氏は、私が8枚釣ったところでようやく1枚拾った。右隣の古沢氏ともダブルスコアーだ。

絶好調で1時間経過したところで、急に風が吹き出し、流れが出だした。太陽も雲に隠れてしまった。すると、私の方は全くウキが動かなくなってしまった。流れてしまう前に手早く打ち返すが、全く魚が寄せられない。このころになると、両隣りのダイワ軍団がポツポツ絞り出した。短竿1mウドンで、バラケを抜いた後、流れ切ったところでアタリが出るまで待つような釣りである。

両隣りの釣り方を観察したが、決して焦ってバラケを早打ちするようなことはしない。バラケの大きさもごく普通で、打ち始めから、早切りなどせず、じっくり待ち、スローペースで同じテンポで釣っていく。私などは、打ち始めは、大ボソをウキなど見ずにバンバン打って魚を寄せようとするのであるが、初めから同じペースでゆっくり地合いを作るようだ。一見普通の釣りである。早いアタリはスレだと言い、エサ落ち後のアタリに的を絞っている。両脇の2人にじわじわと差を縮められ、何時しか良い勝負になってしまった。

風が凪いだ瞬間だけアタリが出るという切ない釣りで終了。午前中より2枚余計に釣り、15kgだった。茂木氏は13.6kg、古沢氏もほぼ同重、浜田氏は12.8kgで。その他周りで見える範囲では全く釣れていなかったので、午後はひょっとして1番釣ったのかと思っていると、やはり好ポイントでは午後からも出たようで、20kg台が数人出たようだ。やはり、1回戦で稼いでおかなければならなかった。結果論だが、1回戦はウドンセット、2回戦はトロ掛けでやっていれば、ベストテンに入れたかもしれない。

結果発表。トップは八王子支部の伊藤氏で40.6kg2位は茂木氏、浜田氏は4位に入った。ベストテンの内7人は有名人(他の3人も私が知らないだけかも)。10位で31.0kg。私は29.4kgで今一歩で終わった。大越君は、私より7kg程少なかったようだ。

結果は、日研HP http://www.nikken-web.net/event-tyuou/2009-kojin-besuto.htmlを参照してください。

今回の感触から、私でもそこそこ戦えることが分かった。トップは狙えなくとも十分ベストテンに入れる可能性はありそうだ。ぜひ、来年も挑戦したい!


日研ベストテン戦決勝 1回戦

2009-10-13 20:40:11 | 釣行記

 大会は、6時から10時までの1回戦と10時半から3時までの2回戦の合計釣果で争われた。席は、1回戦、2回戦それぞれクジによる当て番となる。

 1回戦は48番でそこそこのポイントとなったが、2回戦は20番とあまり良いポイントに当らなかった。1回戦で稼ぐしかない。

 1回戦の入釣が始まった。2席右にはダイワの浜田優氏、左の少し離れた所には萩野一志氏が見える。大越君は、ベストポイントに当ったようだ。

 釣りの準備を始めるが、竿は最後まで出さず、周りの状況を確認する。両隣りはそれぞれ8尺の1m、浜田氏も短竿のようだ。これを見てつい、12尺を継いでしまった。ほとんどの選手が短竿、タナ1mのウドンセットだが、一志氏は、長竿ペレ宙のようだ。トロ掛けは私だけのようだ。

 打ち始めると、ほどなく反応があり、ポツポツ釣れ出す。しかし、反応が悪く地合いにならない。日中になれば何とかなると言い聞かせ、我慢する。周りはたいして釣れていない中、浜田氏だけが順調に枚数を重ねていく。決して派手な釣りではなく、どちらかというと待ち釣りの感じであるが、やはり強い。ペレ宙の一志氏は即死で短竿セットに変更したようだ。

 と、浜田氏が竿を持っていかれてしまった。この大会で3年連続竿を持っていかれるという、離れ業のようだ。周りに冷やかされながら隣の人の竿で竿を回収すると、魚がまだ掛かっている。しかも喰っているようだ。

 我慢の釣りを続けていたが、いつの間にか、浜田氏とは倍近い差がついてしまい、諦めムードの中、9時になり太陽がようやく顔を出すと、ようやくウキが動くようになり、尻上がり調子が出てきた。しかし、ここで1回戦終了。両脇には何とか勝ったが、浜田氏は22kg台、私は14.4kgで終わってしまった。ベストポイントに入った大越君は私とほぼ同重(少し私の方があったのかな?)だった。

 1回戦の結果、1位は茂木昇一氏、細井昭宏氏が同重で23kg3位は浜田氏が22.4kgとダイワ勢が上位を独占した。

 そして、運命の2回戦、左隣は何と茂木氏、右隣は古沢氏、ダイワ軍団に囲まれたマルキューは絶体絶命の危機!しかし、これが意外な展開に・・・?マルキューの釣り人生をかけたトロ掛けが炸裂するのか・・?乞うご期待!!!!!ナノダ。


水沼ダム 10月11日

2009-10-11 20:17:56 | 水沼ダム情報(釣行記)

 翌日のベストテン決勝に備え、休養日に充てたが、寝てられず、5時起床。犬の散歩、娘の朝食を準備し、水沼ダムに向かう。湖面は、先日の台風による大雨で泥濁りでいかにも爆釣が期待できそうである。水位もいきなり増え、ポイントが広がった。

 メンバーは、前日と同様、大越君と近藤君だ。高圧下で10尺オカメ宙でカッパギ開始。予想に反し、爆釣にはならず、ポツポツである。トロ掛けカッツケの地合いだとは思ったが、せっかく前日巻いたハリを消耗するのも痛ましいため、おとなしくオカメで通した。

 軽く、2人を一蹴し、帰宅。お昼は妻とそばを食べに出かけ、午後は買い物、そして昼寝。

 これから、念のため、セット用のハリを巻いて、翌日に備え、仮眠後、幸手園だ!とても寝られそうにない・・。


10月10日 幸手園 

2009-10-10 18:55:56 | 釣行記

 体育の日に行われる日研ベストテン決勝に備え、幸手園で試釣を行った。一緒に出場するグレイト大越君と予選落ちしたキラー股間近藤君が同行した。

 当日の使用桟橋を聞き取った上で、3人並んで開始すると、後から同じ試釣組が入り、我々の並びは満席となってしまった。

 早速1回戦開始。私は、12尺1mトロ掛け、他の2人は短竿、1mウドンセットだ。他の試釣組も全員が短竿1mウドンセットのようで、皆、狙いは一緒のようだ。朝は曇っていたせいか、酸欠らしく、すこぶる反応が悪かった。水面直下ではサワリは出るものの、タナ規定の1mに入ってしまうと触りが出ない状況だ。酸欠のため、深い所に魚が入っていけない状況のようだ。周りも全く同様の状況で、全く竿が立たない。竿が曲がってもほとんどスレのようだ。この状況の中、私が6枚、他の2人が5枚で、1回戦は何とか私が接戦をものにした。接戦と言っても呆れるほどの低レベルの戦いだった。

 2回戦も、同じような状況が続き、私が10枚、他の2人が9枚で、私の勝負強いところを見せ付けた(本当はかろうじて接戦をものにした)。

 3回戦は、近藤君が何を血迷ったのか、最近覚えた底釣りに変更。即死で、私と大越君が10枚、近藤君は2枚で終わった。

 そして4回戦で、ようやく太陽が顔を出し、魚に活性が出てきた。私は8尺1mトロ掛けに変更。大越君は、捨て身の両ダンゴ、近藤君は、9尺1mトロ掛けに変更した。この時間になると、深宙でも釣れ出し、ダンゴにも喰ってくるようになった。この結果、大越君が25枚、私が23枚、近藤君が14枚だった。

 試釣の結果、釣りの方向性ははっきり見えた。魚を抑える方向ではなく、出来るだけウキの動きを良くする方向にもっていくのが肝心だと思えた。そして、試釣の感覚だと、例年のような大釣りは無いように思えたが、天気次第だろうか?晴れれば、好釣果が出るかもしれない。曇ったら厳しい釣りになるだろう。クジで良いポイントに恵まれれば、そこそこの成績は取れそうに感じたが、果たしてどうなるだろうか?

 当日は、8尺1mのトロ掛けで行くことに決めた!


ホールインワン達成!? 水沼ダム

2009-10-05 22:11:22 | 水沼ダム情報(釣行記)

 先週末は色々あり筑波湖例会の試釣に行けなかった。今週末も幸手園の予定なので、例会はぶっつけ本番になりそうだ。

 という訳で、週末は水沼ダムで寂しく釣りをしていたのだ。10月に入ると釣人も少なく、ポイントも広がり、爆釣が期待できる。短竿カッツケトロ掛けと中尺底釣りをやってみたが、どちらも良型が揃い、面白い釣りになった。特にトロ掛けのカッツケは、爆釣!タナはウキ1本以下。当然、魚もエサも丸見え状態。釣りの研究にはもってこいだ。良型がバクバクなので、ハリス切れ連発!いくらハリスがあっても足りない状態だ。同じ釣り方でも管理釣り場では全くトラブルがないのだから、野べらの引きがいかに強いかが分かる。 

 ハリス切れの次の1投はとうとう仕掛けごと持っていかれてしまった。諦めて、仕掛けを作り代えていると遥か沖合でウキが出てきた。たまたまルアーロットを車に積んでいたので、ルアーを投げるが、あっという間に沖に流され、届かなくなってしまった。そのうちウキも見えなくなってしまい、釣りを続けていると、風向きが変わり、再びウキが遥か彼方に見えるようになった。仕掛けはウキのすぐ上で切れている。タナも15cm程だ。これを引っ掛けて取るのは至難の業だ。40m程先のウキめがけて一番大きなフローティングミノーを投げるが、届かない。風にも煽られる。大きなスプーンならもう少し飛距離を稼げそうだが、フローティングでないと、ウキにルアーを引っ掛けられないと思い、ミノーをチョイスしたのだ。普段は渓流でしかルアーを投げないので、正確にルアーを落とすことは得意だが、遠投は苦手なのだ。方向は完璧だが、飛距離が5m足りなかった、次の1投は、投げた瞬間に確かな手ごたえがあった。ルアーは風に流されながらも、ウキにまっすぐ向かい、着水。その瞬間、ウキがズバッと消し込んだのだ。奇跡か神がかり!見事にウキにルアーを絡めることに成功した。

 これを目撃した大越君は「まぐれダ!!!」と言い放った。私の釣りにまぐれはないのだ。まぐれで年間優勝が12回もできるか! まぐれに見えるかもしれないが、これが俺の釣りだ!    でも、やっぱ、まぐれかも・・?


ウキ作り 近況2 工程と接着剤を変更

2009-10-02 07:09:43 | ウキ作り

多くのウキを世に出してみて、ウキのトラブルが散見されるようになった。今までの事例から、概ね私のウキの弱点が見えてきた。トップの付け根に弱点がありそうだ。

今までは、トップを塗装前のボディーに取り付けた上でボディーとトップの継ぎ目をカシュー塗料で埋め、最後に、ボディーをウレタン塗装してきた。トップの装着は、合成ゴム系(いわゆるボンド)で行ってきた。塗装完了後、トップを持って、振り回し、トップに大きな力をかけてみると、トップの継ぎ目に亀裂が入ることがあった。この継ぎ目から水が入れば、ボディーを成形している水性接着剤を融かしボディーをパンクさせてしまう可能性がある。

トップの接着剤にボンドを使っていたのも、トップの付け根に亀裂が入ってしまう原因にもなっているような気がしていた。アロンアルファを使った時より、ボンドの時には柔軟性があるのだが、この柔軟性が亀裂が入る原因になっているように思えた。

今回の改善では、トップの接着を、ボディーにウレタンの下塗りを3回程度行ったうえで接着することで、万が一トップの付け根に亀裂が入り、水が染みてもボディーがウレタン塗装で防水になっているためパンクしない仕組みとした。更にトップの接着もアロンアルファで行い、亀裂が入らないように改善したつもりだ。

この改善で、私のウキも完璧になるはずだが。はたして・・?