ゆっくり自宅を出て、8時過ぎに西沼に到着した。西沼は随分久しぶりになる。5年以上は来ていなかったと思う。
8尺ウドンセットのカッツケで開始すると、それなりに釣れる。しかし、ウキの動きの割に決めアタリがなかなか出ない。余計なアタリも多く、今一である。明らかにバラケに触っているようなので、トロ掛けに変更するとウキの動きがずっと素直になり、アタリが出れば決まるようになるが、これも今一でバラケに食ってくるものが多い。どうも納得がいかない。そこそこは釣れるが、ブッチギリの地合いにならないのだ。
お昼近くになると、三次君が試釣に来る。隣で短竿浅ダナ両ダンゴを始めた。始めは苦労していたようだったが、私がちょっとしたアドバイスをすると、爆釣入れパクになる。彼の釣技は以前より数段上達している。まだまだ上手くなりそうダ(私に弟子入りすればしごいてあげますよ!)。
三次君の釣りを見ると、やはり両ダンゴの地合いだったようだ。浅ダナは三次君に任せ、私は、底釣りに変更。底釣りは比較的釣りやすく、うまく釣れば釣れそうな感じだった。70枚で納竿。例会は底釣りをやります(笑)。
ところで、三次君の使っていた孔雀ウキは彼の自作だった。どうみても私のウキよりカッコイイ。ウキ作りのノウハウを聞くと、私よりもずっと手の込んだ丁寧な作り方をしており、勉強になることばかりだ。出来栄えもプロ顔負けの素晴らしさだ。ウキ作りの道具も私なんかよりずっと揃っており、脱帽である。ウキを作り始めてまだ1年ほどと聞いて、ビックリ!彼に弟子入りすることに決めた。
ウキ作りの話で盛り上がっていると、私のヒット率はぐっと下がってしまった。やはり、集中していないと釣れない!最終例会は、集中して有終の美を飾りたい。