1週間前に試釣したところ、中央桟橋南向き奥のかけ上がりで段底で入れパクし、隣の深場に移動しても8尺深宙で入れパクだった。釣座や釣り方、竿の長さを変えながらやり、2時までに52枚釣れてしまい、すっかりその気になってしまった。底でも入れパクだったが、底より深宙の方がずっと釣れそうだったのだが、底をやるか宙をやるか迷いながら本番を迎えた。
入釣順のクジを引くと21番とまずまずの順番だった。試釣で底釣りをしたポイントが空いていればとりあえず底釣りから入ってみようとポイントに向かうと、難なく試釣したポイントを確保できた。
8尺一杯の段底で開始。底釣りでは魚が居れば1投目から当たって来るのだが、暫くは沈黙が続き、やがてジャミの猛攻が始まった。試釣でも朝一はジャミの猛攻が続いたあと、へらが寄るとジャミ当たりは気にならなくなり、へらの入れパクになったのだが、本番ではジャミ当たりは時間と共になくなったものの、へらの当たりは極端に少なく、いつまでたっても地合にならなかった。何とか5枚だけ拾ったものの、ストレスは極限に達し、我慢できず、隣の席に移り、8尺のまま深宙に変更した。
試釣時は深宙に変えてすぐに入れパクになったが、本番では、いつまでたってもアタリが出ず、30分後に1回だけ当たって1枚釣れ、入れパクになるかと思ったらそれっきり全く当たらず、ブチ切れ。そこで同じポイントで10尺に替え、段底に変更するとジャミの猛攻に遭い、1枚釣れただけでプッツン状態。釣れないときにはやることなすことが全て悪い方に転がってしまうもので、どんどん釣れない方へ転がっていってしまった。
もうどうにもならないので、開き直り、元の場所で8尺の段底に戻すと右正面から強風が吹き出してしまった。竿を振るのにも難渋し、真正面からの太陽と大波でウキは見えず、あっという間に手前に流されて釣りにならなくなってしまった。さすがに段底は諦めてバランスの底にしたものの、流れは収まらず、当たりもなく、時間だけが経過してしまった。
ということで、午後は全く釣れず、まさかの18枚、フラシ込みで9.2kgに終わってしまった。試釣の結果からすると考えられない結果に終わってしまったが、やはりいつもより100人も多く入るとここまで変わってしまうのだな、という感じだった。
終了後、何と、うちの会の淳一さんが8尺バランスの底で25枚も釣ったとのこと。周りから優勝間違いないと冷やかされていたが、表彰式ではアッとびっくり!淳一さんは優勝を逃し、惜しくも10,4kgで2着だった。そして私はまさかの(どっちの「まさか」なのかは、ご想像にお任せします笑)3着。自分的には全く釣れず、納得がいかなかったのだが、結果はまあまあだった。優勝は静東支部三浦さんで何と9尺浅ダナで11kg。底釣りではなく、桟橋中央で朝から得意の深宙をやっていれば優勝できたかも・・というのは結果論だ。うちに会の木田さんは31位入賞だった。来年も会場は白水湖になるが、深宙で勝負するか、底釣りでやるか、今から迷っている。