現在、総合成績で2位の芳春君と300点差の1位である。怖い坂下ダムである。今回は優勝は狙わず、取りこぼしの無い(オデコの無い)ポイントで手堅く行きたい。手堅いポイントで芳春君と並んで出来れば最高だ。万が一負けても小差で済み、成績に穴をあけずに済む。もしこれが逆の立場だったら、冒険をしてでも優勝を狙いに行く所だ。優勝を狙うとすれば、岩盤、白樺か放流場所だろう。総合成績を考えないで済めば、今回は、岩盤、白樺か放流場所に入ってみたかった。
例会前日は、仕事が入り、試釣は出来なかったが、仕事が終わってから、車を飛ばし、状況だけ確認した。上流では大越君が泊り込み体勢で試釣をしていたが、ウキは動くもののジャミや小ベラのようであった。東屋下には1人粘っており、なんと10尺1mの両ダンゴ宙で放流ベラが入れパク状態。これを見てしまっては、東屋下を狙わずにはいられない。放流ベラが付いていれば、オデコにおびえる必要が無い。優勝は出来なくても、そこそこ稼げそうである。出発は、最後から2番目である。恐らく東屋下は人気が集中し、一杯になると思われるが、一杯になってもかまわず一番下流側に入ることにした。下流側は引っ込んでいるため、誰も入りたがらないが、宙釣りなら十分闘えるポイントだ。一方、上流側は浅く、即死のポイントである。
当日、スタートすると前を走る車は途中のポイントでは止まらず、ほとんどが東屋まで行ってしまう。私は車を置く事すら出来なかった。それにしても予想以上の人気である。車を道の真ん中に放置したまま、釣台を持って降りていくと、何と既に釣台が幾つも置いてある。へらっこ会の例会と重なっていたようである。全くの予想外、うちの会の多くの会員が諦めて別のポイントに向かってしまった。私は気にせず、一番下流側のポイントを確保した。十分闘えるポイントだ。釣りの準備に入ると大混雑に嫌気をさしたへらっこ会のU氏が別の所に移動するという。私よりスタートの早い会員に移動を勧めるが、みんな遠慮したのか私に入ってよいと言う。遠慮なく、中央のポイントに移動させてもらった。芳春君も東屋まで来たがさすがに入れず、下流に行ってしまった。
地べら狙いなら両ダンゴかトロ掛けでやろうと思っていたガ、放流べら狙いとなるためウドンのセットで攻めることに決めていた。竿も16尺で十分と踏んだ。1本弱で始めるがアタリが出ない。大混雑の為、前日とは全く状況が変わってしまったらしい。何とか3枚拾ったが、アタリがほとんど無い。そこへ下流でノーアタリだった芳春君が私が朝確保したポイントに移動してきた。芳春君と同じポイントで並ぶ事になった。願っても無い展開だ。並んでやれば怖いもの無しである。
21尺に代えてみるが、アタリは増えない。問題は竿の長さではないようだ。タナを変えてみると深いタナでアタリが多い事に気が付いた。普段の地べら狙いなら1本のタナしか考えられないが、放流ベラはやや深いところにいるようだ。当たりも小さいことがわかった。下バリの長さを長くしすぎると、食いアタリが出ないのに気が付いた。やや深いタナで小さなアタリを拾っていくとポツポツ乗るようになった。
12枚で終了。優勝と100g差の準優勝。点数的には優勝と差が無い。これで総合2位の芳春君とは約1000点差になった。芳春君は、来月の水沼例会では、一発を狙って上流で21尺ドボンだろう。こちらは手堅くジャカゴで短竿浅ダナ狙いだ。来月も願っても無い展開になりそうだ。