釣りをしているといつの間にか左手の中指の先を切って出血していることがある。たまにではなく、釣りに行くと毎回のように同じ場所を切ってしまう。何かのエッジで切るのだと思うが、未だに原因が分からない。釣台周りで切るのかと思うと、管理釣り場でも切るので、釣台が犯人ではなさそうだ。
左手の指は常にエサをいじっていてふやけているので、切れやすい。また、痛みを感じる前に切れてしまい、切れたことに気が付かない。釣りをしていて、何かに血が付いているのを見つけて始めて怪我に気が付くのだ。特に冬場では指先がかじかんでいるので相当深く切っていても痛みを感じず、気が付かないのだ。ひどい時には中指だけでなく、人差し指も切っていることがある。4月の例会では2時間も出血が止まらず、往生してしまった。エサを指先で丸めるので、へら釣りにとって指先の怪我は致命傷になりかねない
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私は以前から、切り傷をした時には、迷わずアロンアルファーで傷を塞ぎ、出血を止めている。アロンアルファーは優れもので大変重宝している。大学の時には、研究室でガラス器具を扱っていたので、ガラスによる切り傷が多く、三共製薬で出している、外科手術用アロンアルファーをケースで購入して使っていた。最近、たまたま仕事でアロンアルファーについて勉強する機会があった。元々、手術用に開発され、現在でも広く手術用として用いられているようである。手術以外にも一般接着用に使えるということで、広く一般に出回るようになったらしい。一般用のアロンアルファーと手術用では何が違うのか?成分は全く同じとのことであった。では、何が違うのか?手術用では、不純物が少なく、製品のロット管理を厳格に行っているだけとのことだった。一般用のアロンアルファーを傷に使用していたのが間違いでなかったと改めて認識した。
アロンアルファーの硬化の仕組みは、成分が空気中の水分との化学反応でにより重合することにより起こるらしい。硬化する時に化学反応で熱がでるが、場合によっては火傷するくらいの熱になるので注意が必要だ。傷にアロンアルファーを染み込ますと、かなりしみるが、成分によってしみるのか、熱によってしみるように感じるのかよく分からない。
アロンアルファーの泣き所は、使わなくても年月によって硬化が進んでしまうことだ。以前、業務用をケースで手に入れたことがある。何年か放置して、いざ使おうかと思ったら、全て硬化していて使えなかった。
へらバックにアロンアルファーを1本入れておくと役に立つことがあると思いますよ。道具が壊れた時というよりも怪我をした時に。

