マルキュー藤田の釣日記

熱い釣りの記録や思いをお伝えします

日研いわき支部4月例会 水沼ダム 4月27日 実釣編(後編)

2008-04-30 20:06:54 | 水沼ダム情報(釣行記)

  橋の上流を見に行くと、1級ポイントは、塞がっていたが、上流の2級ポイントは空いていた。風向きを考えれば、上流側の2級ポイントでも釣れるはずだ。一昨年私が優勝したポイントでもある。速攻で移動し、181本のセットで開始するが、全くウキが動かない。そのうち必ず、魚が回って来ると信じて我慢するが、2時間打っても全く気配が無い。渡辺会長もこれでは移動するはずだ。仕方なく21尺を出す。新調して初めて下ろす竿だ。全く変わらず。1回だけ落ち込みで消し込んで1枚出たが、それっきり。まさか!の撃沈!作戦的には完璧だったのに。5時間でアタリ1回。さすがに呆れてしまった。挙句の果てに最後の1時間は、ゴミがポイントを完全に塞ぎ、釣不能になってしまった。お昼をゆっくり食べ、納竿時間の20分前に竿をたたんでしまった。

 結果的には大失敗で終わってしまったが、それは結果論。自分としては、移動は正解だったが、移動先がたまたま今回良くなかっただけだ。結果的には杉山へ引っ越していれば、後半もかなり出たと思うが、攻めに出て、失敗した事は悔やんでいない。それにしても超悔しい!! 翌日は仕事を休んで水沼でもう一度例会を振り返ってみることにした。  続く


日研いわき支部4月例会 水沼ダム 4月27日 実釣編(前編)

2008-04-29 17:25:48 | 水沼ダム情報(釣行記)

 ほとんど寝られずに、ダムに向かう。到着すると既に相当の釣人が入釣している。狙っていた水溜りの丁度前にも1台車が止まっている。もし入られていれば、杉山に行くしかない。念のために見に行くと、釣師はポイントを完全に外している。真ちゃんのポイントも無傷だ。スタートの時間になったが、スタートはビリから2番目。マッチャンとのんびり座って待っていると、1台も県道に出て行く車が無い。難なく水溜りのポイントを確保した。

 14尺でぎりぎり上の木に届かない。バラスとやばいポイントだ。すぐに対面で釣れ出したようだ。こちらは両ダンゴの底釣りをするが、全く魚の気配が無い。6時半までノーピク。さすがにヤバイと思い、移動を考えていると1回だけ触ったがそれでお終い。浅ダナでバラケを打つとようやくサワリが出だした。既に2時間以上経過し、対面ではみんな20枚以上持っているようだ。ウキ1本半程のカッツケ両ダンゴで、入れパクになったが、バラシで3回仕掛けを頭上の木の枝に絡めてしまった。そのうちにアタリが少し遠くなってしまったので、再び底に挑戦。この時点で28枚。まだ大分対面に遅れを取ってしまっている。底にすると朝が嘘のように当たり、ナジミ際のアタリで再び入れパクになる。集金の時点で40枚を突破。対面の芳春君、小野君にも追いついた。が、これも次第にアタリが減り、やがて弱いサワリが辛うじて出るだけになってしまった。対面も止まったと言っているのが聞こえてくる。私の水溜りからは魚が出てしまったようだ。粘っても好転しそうに無い。

ここは、積極的に勝負に出るしかない。

上流に入っていた渡辺会長が橋のたもとに移動してきた。全くダメで1枚との事。大きな声で、ダム中に響いている。という事は、上流のポイントが空いている!日中になれば、魚は上流に移動し、本湖とは逆に地合いになるはずだ!風もダムサイドからいい感じで吹き出した!即、移動を決意し、道具をたたんだ。 続く


日研いわき支部4月例会 水沼ダム 4月26日 試釣編

2008-04-28 20:20:44 | 水沼ダム情報(釣行記)

  前日早朝下見をすると、ハタキに入っており、高圧より上流部ではどこでも釣れそうだった。ハタキに入れば橋より下流が主戦場になるが、どこに入るかが勝負をわける鍵になる。ハタキに入って3日目ということで、何時までハタキが続くかも判断してポイントを選定しなければならない。日中所用があったため、竿を出さずに一旦帰宅した。

3時頃再び見に来ると、朝よりハタキが激しくなっているような気がした。ハタキが終わったとしても絶対間違いないポイントである杉山前を狙っていたので、竿を出してみる。14尺浅ダナで始めると、すぐに釣れ出し、まあまあのペースである。魚の割りに喰いアタリが出ないので、両ダンゴにすると面白いように決まってきた。ポントは杉山前、浅ダナ両ダンゴで決まりだ。杉山は、名ポイントだが、並んで入れることから、例会では不人気だ。何人でも入れるので、間違いなく入ることが出来る。ただし、日中は一般の人が次々に降りてくると、騒がしいのが難点だ。5時を過ぎて雨が降ってきた。暗くなって、ウキも見えなくなったので納竿した。

帰ろうと車を走らせていると、対岸の柳の中の水溜りで粘っていた釣人が丁度上がってきた所だった。思わず、車を止めて「どうでしたか?」と尋ねると、何と名手の八巻隆さんだった。底で30枚、型揃いだったとのこと。底で釣れれば、宙で苦労する必要が無い。心が揺らいでしまった。そこは、前週の日曜日に試釣してノーピクを喰らったポイントだ。


へら鮒釣りの疑問-11 3m先のへらをエサで寄せられるか?

2008-04-25 21:39:32 | へら鮒釣りの疑問

一般にへら釣場では、透明度が低いので、3m先のエサは見えないはず。匂いはどうかといえば、流れがない限り、3m先には届かない。流れがあったとしても、もし宙釣りなら、魚は流れと一緒に移動するので、流れの方向を感じられず、エサの匂いがどちらから流れてくるか分からないはずだ。

では、どうしてエサに寄るのか?泳ぎ回ったり、流れと共に移動した際にたまたまエサ打ちポイントに通りかかり、エサを見つけて、そこに居つくためだと思っている。そういえば、全く流れがない時よりも多少流れが有る時のほうが早く魚が寄るような気がする。

流れによりエサの匂いが流されて、へらの所に届いた際に、へらはエサの方向を見つけるために泳ぎ回って、より強いエサの匂いのする方向を探し出すのかもしれない。そういう意味では、3m先の魚を寄せられないとは言い切れない。

仮に流れが全くなく、魚も活性がなくて泳ぎ回らないような状態では、魚は3m先にエサがあってもエサの存在を感じることは出来ないはずだ。


水沼情報 4月20日

2008-04-21 21:46:39 | 水沼ダム情報(釣行記)

 坂下ダムでのクリーン作戦終了後、全員水沼ダムに直行した。水沼ダムは雨が降っていなかったが、風が強かった。

 大好きな柳の間で竿を出す。12尺で底まで1本半。両ダンゴの底釣りで始めるが、1時間打っても全く反応がない。試しに底を切ってみるが、これも全くだめ。魚の気配が全くない。2時間ほどやったがダメなので、徒歩で偵察にいく。橋周辺は入れパク。橋上流もガンガンの激流の中でドボンで入れパクである。魚の居る所と居ない所がはっきりしているようで、ポイントをはずすと地獄である。1時間ほどの偵察から帰り、再びエサを打つがやはり魚が入っていない。諦めて50m程移動して、別の柳の中で再開する。10尺の底釣りですぐに釣れ出すが、アタリが続かない。魚が回ってくればすぐに釣れるのだが、居なくなるといくらエサを打っても全く触らなくなる。諦めかけるといきなり釣れ出すパターンだ。釣れる魚は全て尺上の傷1つない地べら。今まで一体こいつらはどこに隠れていたのだろう?乗込みの時にしかお目にかからない大型ばかりだ。

 水位は、今回の雨でかなり回復し、ほぼいつもの例会時の水位になった。釣りの最中も1尺ほど水位が上昇し、真ちゃんの釣台は床上浸水し、孤立。ヘリを呼ぶ騒ぎになった。23kgも釣ったらしいから、例会ではろくな目に会わないだろう。恐らく今週中は水位はさらに上昇するが、土曜日から減水しだし、例会時には、満水時より1尺ほど減水するだろう。

 ポイント選択は非常に難しい。柳の中の小場所は魚が入っていれば朝は釣れるが、魚が移動してしまえば即死。例会当日は減水が予想されるので、狙うには度胸が必要だ。橋上は間違いないポイントだが、20日のように他のポイントで釣れる場合には、流れが有り、障害物が無いぶん釣りづらく、大釣りは難しい。やはり、橋からカタクリの前あたりが本命であろう。杉山まで行くと魚が薄いようで、20日もパッとしなかった。それより下流は、度胸で入るしかないが、前日の状況で判断する死なない。

 写真左は、私が後から狙った柳のポイント。写真右は、床上浸水寸前の真一氏(魚と命とどっちが大切3_046なんだ!。魚なんか放して、早く逃げろ!) 3_047


日研福島支部クリーン作戦 4月20日 坂下ダム

2008-04-20 18:15:41 | 坂下ダム情報(釣行記)

 日研福島地区の公式行事である釣場清掃に行ってきました。いわき支部と原町支部の持ち場は坂下ダム。6時集合の為、4時に自宅を出発する。いわきを過ぎると雨である。本降りの雨の中、地区長から挨拶が有り、いわき支部はダムの右岸、原町支部は左岸を担当した。全員カサもささず、ずぶ濡れになりながら小一時間ゴミ拾いに精を出した。ゴミはほとんどないかと思いきや、植え込みの中などに空缶やビンが結構あり、相当な量のゴミが集まった。

 今回のゴミ拾い、原町支部員はほぼ全員集まったのに対し、いわき支部員は原町支部の半分のたった7名しか集まらず、支部長の逆鱗に触れ、翌週の例会では、ゴミ拾いに出なかった会員はマイナス5kgにするとか。さすが、上位3名は硬くゴミ拾いで5kgのハンデをもらい、来週の例会は余裕のスタートである。ゴミ拾い終了後、7名は、高速をすっ飛ばして翌週の例会の舞台である水沼ダムに向かった。自宅から坂下ダム経由水沼ダムは行程約200km! 水沼ダム情報は後日更新予定です。

 それにしても、昨年末から予定に入っていたゴミ拾いに顔を出さず、釣りをしていた支部員がいたことは大きな問題であろう。お弁当を15人前用意していたのに・・・。


へら鮒釣りの疑問-10 夜、水面をライトで照らすと日中釣れなくなるのか?(迷信シリーズ4)

2008-04-18 22:02:50 | へら鮒釣りの疑問

これは、何が何でも絶対に有り得ない!理屈抜きで考えられない!とは言っても一応理屈をごねよう。

水面に対して光の入射角が浅いと全反射と言って、光は水中に透過せず、ほとんどが反射してしまう。それに、濁った水中で、光は魚のところまで届かないし、届いたとしても寝ている魚に対して影響するとは考えられない。よくテレビで、夜の海に潜って撮影しているシーンがあるが、寝ぼけた魚は、強い水中ライトを浴びせても逃げたりしないではないか!これぞ、迷信中の迷信!根も葉もない迷信だ。

 うちの釣会では深夜真っ暗なうちに入釣するが、時たま、うちの上をいく、とんでもなく早い釣会が既に入釣していることがある。私は、釣座の確保のため、小さなライトを持って水面に降りていくが、その際「水面を照らすな!」と、何度かどやされたことがある。そんな時はこっちも頭にきて、必ずそのオヤジのすぐ脇に釣台をセットしてやる。釣りが始まるとオヤジは決まって、水面を照らされたから今日は、釣れないなどと、大声で始まるのだ。不思議な事にそんな時は決まってこちらは朝から怒涛の入れパク!オヤジ唖然!今までに態度が嘘のように静かになってしまうのだ。なんで、こんな迷信が生まれたのか不思議だ。ナイターを禁止させたくてそんな噂が広がったのかもしれない。ナイターをやっても日中の釣りに何ら影響しないのだが。


へら鮒釣りの疑問-9 朝冷え込むと釣れないのか?(迷信シリーズ 3)

2008-04-17 20:48:30 | へら鮒釣りの疑問

水の比熱は非常に大きい。このため、水の熱容量は非常に大きくなり、気温の変化を受けにくい。更に、水面面積に対して、水量が大きければ(水面に対して深ければ)水温変化は受けにくくなる。つまり、水深のある水域では、気温の短時間の変化は水温に大きな変化を生じさせないのだ。このため、朝冷え込んだとしても水温は余り低下しないと考えて良い。

では、水温変化が少なければ、へらの活性に影響を与えないかと言えば、それは言い切れない。ちょっとした水温変化がへらの活性に大きな影響を与えているかもしれない。それは、水温の低下だけではなく、上昇も魚にストレスを与える要因になるだろう。しかし、水温変化だけでなく、もっと複雑な要因が絡んで活性を低下させていると考えるのが自然だ。どんな要因がどのようにへらの活性に影響を与えるのか?それは私の永遠の研究テーマだ


日研福島地区役員懇親釣会 三春ダム 4月13日

2008-04-13 20:07:36 | 釣行記

 200804131037000 現地5時集合だが、渡辺会長と真一さんが到着しない。道に迷っているらしい。2人が到着する前に、釣会は無情にもスタートしてしまった。私は、まっすぐ駐車場下の柳の間の絶好のポイントを確保した。前回(2年前)と全く同じポイントだ。前回は、今回より時期が2週間遅く、丁度ハタキに遭遇し、面白い釣りだったが、今回は、ハタキの気配は全くない。12尺タナ1本の底、両ダンゴでスタートする。余りエサを打ちすぎるといけないので、1投あたり数分間じっとウキを見つめるが、微動だにしない。モジリも全くないが、沖目の葦の中では怪しげな泡付けが有り、葦が揺れている。葦の中には居るようだが、手前には回遊してこない。1回だけチクット当たったが、糸ヅレのようだった。その間に、隣の大井川さんが絞った。へらだと言っているが、怪しい。念のため魚を見せてもらうと、これぞマブ!!といった顔つきのマブだった。それでもへらに見えるようで、白河支部の藤田さんや橋本さんにも見せて回るが、判定は一瞥しただけでマブ。首をひねりながらようやく放流した。次も大井川さんに来た。今度は型が良さそうだ。これも見せに来たが、これもマブ。立ち直れないくらいガッカリしている。

全く見込みがなさそうなので、竿を1尺長くして、沖目の柳スレスレを狙ってみる。振り切ると、水中の柳の枝に引っかかってしまうので、落とし込まねばならない。するとすぐに当たったが、ウロコ。その後は、時たまサワリが出るようになったが、どうもおかしい。空振りの際に、オイカワのウロコが2回引っかかってきた。日中になり、ようやく乗り、難なく取り込むと尺1寸のへら。その後は1回だけ乗り、すごい引きに両手で支えて耐えていると、手前の柳の中に駆け込まれそうになった。両手で強引に引くと、0.5のハリスは無情にも飛んでしまった。これを取っていれば優勝だったかもしれない。

最後は、宙の両ダンゴでやってみると、それまでが嘘のようにアタリが出たが、全てオイカワのアタリで万事休す。

結局、29人参加中、有釣果者は12名。優勝は、何と2週連続で渡辺会長。釣果は1枚。42cmの良型で、1.7kgもあったらしい。私は1枚で700gだった。大井川さんはマブ2尾で撃沈。真一さんは、1回もアタリなし。

春の三春ダム大好き!


水沼情報 4月12日

2008-04-12 19:28:12 | 水沼ダム情報(釣行記)

2回の降雨によ200804120830000り、前週より50cm以上水位が上昇し、満水まで1m足らずのところまで水位が回復した。これにより、橋上の1級ポイントは、何とか釣りが出来る状態になったが、他のポイントは増水により入釣しにくくなってしまった。魚は相変わらず底が丸見えの上流部に真っ黒になっていたが、下流部でもアタリが出てきて、ポイントは幾分広がったようだ。杉林前にうちの会の若手5名が並んでいたが、深めの宙でポツポツ出ていた。エサを打つと水面から1mくらいのところまでへらが上がってくるのが見える。釣れているのは全て良型の地べらである。まだ水色が良く、本格化しないようであるが、次週くらいからは透明度が低下してくると思われる。これ以上増水してしまうと、入れるポイントが限定されてしまうので、このくらいの水位で推移してくれればと思っているが・・。

 


へら鮒釣りの疑問-8 気圧が下がると喰い渋るのか?(迷信シリーズ 2)

2008-04-11 21:11:35 | へら鮒釣りの疑問

これは、絶対に有り得ないと思っている。1日の気圧の変化なんて大きくても20hp程度だ。これは水圧にすれば、20cm程度の水深変化に過ぎない。へら鮒は、基本的には中層魚で、泳いでいれば、水深20cm程度の浮き沈みは極普通だろう。へら鮒の生態において、気圧の変化などは、水圧の変化と比べたら全く無視できる程度のものだ。気圧の変化など水中では全く感じないと言って差し支えない。釣り人は釣れないと必ず何かのせいにしたがる悪い癖がある。釣れる時もあれば釣れない時もある。その要因は複雑だ!


へら鮒釣りの疑問-7 地震の後は釣れないのか?(迷信シリーズ 1)

2008-04-09 21:15:19 | へら鮒釣りの疑問

釣りをしていて大きな地震に遭遇した事が数回ある。そのうち2回ぐらいは、釣台から落ちるのではないかと恐怖を感じる程の大きな地震であった。地震の瞬間は、水面に浮いていた魚は、驚き、バシャ!と水音を立てて、潜ってしまう。それまで動いていたウキはやはり動かなくなってしまうが、徐々に元に戻り、30分ぐらい経つと完全に元の状態に戻ってしまった。このことから、地震の直後はさすがに驚いて、一瞬警戒するが、その後は全く影響がなくなると考えている。よく、「前の晩に地震があったから今日は釣れないんだ」などという話を聞く。釣り人は釣れないとすぐ何かのせいにしたがるようだ。やれ、朝冷え込んだからとか、気圧が下がったからだとか・・・。ほとんどは科学的根拠のない迷信だと思っている。確かにへらの活性は日々変化している。それは、単純ではなく、へらにしか分からないような要因が色々合わさった結果だと思っている。1つの要因ではなく、もっと複雑なものだと思う。


福島地区福島地区日研代表者会議釣会 4月6日 釣仙郷

2008-04-07 20:48:00 | 釣行記

  マルキューインストラクター横山天水氏を招いての大会となった。いわき支部からは、渡辺会長、大井川さん、真一さん、私の4人が出場した。渡辺会長はただ1人ポンプワンドへ、大井川さんは檜前の絶好のポイント、真一さんは中央桟橋突端とそれぞれ「やっぱりあそこか」というポイントを確保した。そして私は中央桟橋の中央を確保した。

 8尺1mで始めるとすぐにサワリが出だすが、ジャミの弱いサワリばかりで、へらのアタリが出ない。そのうちへらのアタリになるかと思っていたが、全くダメ。長竿の方がアタリが多そうなので、14尺の浅ダナに変更する。すぐにウキが動き出し、ポツポツ釣れ出して、これからという時に正面から強い風が吹き出した。どうも竿が振りづらく、ウキも流されてしまうので、今度は8尺チョウチンにする。これは何故か全くアタリが続かず、結局エンジンがかからないまま、10枚という貧果で撃沈してしまった。自分としてはここまで不調なことはめったになく、何がそんなに悪かったのか真剣に考え込んでしまった。他の人は、激カラだったと言っていたが、私のところはカラツンすら出なかった。

 釣仙郷は、魚が他の管理釣場ほど濃くなく、魚が寄り切るということがない釣場だ。さすがの横山天水名人も釣仙郷には手を焼いたようで、私同様エンジンがかからずじまいだったようだ。

 優勝は、ポンプワンドに入った、渡辺会長だった。


水沼ダム情報 4月5日

2008-04-05 20:49:59 | 水沼ダム情報(釣行記)

 前週より若干増水したものの、やはり低水位が続いている。前の晩に雷雨が有ったせいか、前週よりはかなり透明度が下がり、橋から川底が見えなくなった。しかし、まだ本格化せず、橋の上下の決まったポイントでしか釣れていない。

 橋上流の水深1m足らずのところには、へらが真っ黒く固まっており、前年と同じような状況にある。よっぽど橋上流の流れ込みで竿を出そうかと思ったが、橋の真下で入れパクを決めていた小松釣老が釣座を代わってくださるというので、せっかくなので、小松釣老のポイントで竿を出した。丈6両グルテンの底でやるが何故か全くアタリが出ない。先ほどまで居た魚がどこかに移動してしまったらしい。

 橋の上流の対岸では、うちの会のO越君とMちゃんが秘密の釣座作りをやっていた。例会はまだまだ先のことになるので、状況はがらりと変わるだろうが、主戦場はやはり橋の上下辺りになりそうだ。

明日は、須賀川釣仙郷で今期最後の管理釣り場だ。


へら鮒釣りの疑問-6 へらは、夜眠るのか? 2

2008-04-04 20:00:28 | へら鮒釣りの疑問

色々な釣場でナイターをやってきましたが、経験上、夜釣れる釣場と夜は釣れない釣り場がありました。毎晩、たくさんの釣師がナイターをやっている釣場では、夜もアタリがありました。また、公園の池のように日中は騒々しく、釣りどころで無い釣場(水戸の千波湖、大塚池、浦和の別所沼)では、日中は全く釣れなくても、夜は釣れることがありました。更に、何故か、流れのある本流では、夜でもアタリがありました(荒川、那珂川)。そんな、ナイターでアタリのある釣場でも、11時頃を過ぎると、アタリが遠くなりました。

25年程前にいわき市に引っ越してきた頃も徹夜でナイターをしていましたが、どこも夜暗くなると全くアタリがなくなり、釣れるのはナマズだけでしたが朝、白み始めると、急にアタリが出だしました。いわきでは、ナイターをする人が全く居なかったので、へらは夜は完全に寝てしまっていたのかもしれません。

結論をまとめると、基本的にはへら鮒は夜眠りますので、夜はアタリが遠くなり、特に真夜中はアタリが遠くなる傾向があります。ナイターの盛んな釣場や流れ川などでは、夜の方がアタリがある場合もありました。

今でもナイターに憧れますが、何故か現在は、ナイターはいけないものとの風潮が強く、出来る環境にありません。今でもナイターが認知されているのは老舗の相模湖くらいでしょうか? 実は、ナイターをしたくても、今では体力も無くなり、家庭環境を考えても難しそうなのですが・・・・。それでもナイターが好き!!今度ナイター例会をやりましょう!!こっそりとではなく、堂々と!ナイターをやると日中釣れないなんて、ナイターをやったこともない連中のただのひがみです。絶対そんなことありません!もう1度ナイターに市民権を!!