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マルキュー藤田の釣日記

熱い釣りの記録や思いをお伝えします

へらウキについて考える 5

2007-06-20 20:17:31 | へらウキについて考える

 では、ウキの大きさ以外に何を基準にウキを選ぶのか?当然トップの太さである。これがウキの感度を決め、どれだけエサの重さを背負えるかを決める。もちろん、どれだけエサの重さを背負えるかはトップの長さにもよるのだが。一般に両ダンゴではエサの重さを背負うトップを選択する。例えば短竿カッツケ両ダンゴで小さなウキを使う場合は、トップの長さが7cm程度なので、このストロークで沈没しないトップを選択する。となると、中細あるいは中太以上の太いトップを使うことになる。カッツケセットであればバラケを1つ背負うだけなので、ワンランク細いトップ(細あるいは中細)を使うことが出来る。冬場のウドンセットなら、エサ落ち後のアタリを取るので、本来は逆テーパーのウキを使うと感度が良いし、バラケを背負った時のウキの沈没も防げるので都合がよい。

底釣りをやる時には当然細いトップを選択する。アタリが小さいし、エサを底に付けるので沈没の心配もない。長竿の時はどうするか。ある程度トップ目盛りの幅の大きい方が見やすい。当然トップも太い方が見やすいが、感度が鈍くなるので、痛し痒しだ。結論を言うと、宙でアタリが大きく出ることを前提にすると、見やすく釣りやすいものを選択するべきだろう。

問題 8目盛りトップの下から3番目でバランスを取って釣りをしていました。バランス目盛りの1つ下の所からトップが折れてしまいました。ウキのバランスはどう変化するでしょうか?沈没するのかな?なお、トップは念のためムクトップとしておきます。


へらウキについて考える 4

2007-06-14 20:09:27 | へらウキについて考える

どのようにウキを選択するか?まず、長竿や深いタナではオモリを背負うウキを選択する。使いやすいからだ。長竿で小さなウキでは振り込みづらい、深いタナで小さなウキではなじむまでに時間が余計かかる。それだけの理由である。逆に短竿浅ダナでは小さなウキを選択するが、これは、大きなウキは必要ないためと、いかにも大きなウキでは格好が悪くバランスが悪いから。それだけの問題だ。別に短竿浅ダナで大きいウキを使っても支障ないだろう。ハリスカッツケに近いような釣りでは、大きなウキではハリスにウキが絡みやすいという点はあるだろうが。

 以上のようにウキの大小(オモリの背負うかどうか)は、ウキの感度と関係ないので、釣りやすい大きさのウキを選択する事となる。  続く


へらウキについて考える 3

2007-06-12 19:54:27 | へらウキについて考える

何年も前から足長ウキが流行っている。見栄えは良いが、ウキの性能とは関係ない。足長ウキの方がウキの立ちが早いなんて言うが、理論的ではないし、差は誤差にもならないだろう。むしろ、足の短いウキより先に錘の加重が食われるので、結果的に立ちが遅い可能性も考えられる。いずれにしても誤差にもならない話だ。

ウキの足の部分は比重のある竹ひごやカーボンで作るので、同じ全長のウキで比較すれば足長ウキは足が長い分オモリを背負わないウキとなってしまう。結論「足長ウキはカッコウだけである」だから悪いとは思わない。私も最近はもっぱら足長ウキを作っている。見栄えでバランスが良いからだ。ただそれだけの理由だ。

ウキの材質は、孔雀の羽根が一番と言われてきた。高級という点では孔雀の羽根が一番かもしれないが、これも感度やウキの動きとは無関係だ。私は最近カヤでウキを作るが、安くて作りやすいからだ。セルロイドやプラスチックのウキでもオモリをそれなりに背負えば性能に支障はない。


へらウキについて考える 2

2007-06-08 21:25:55 | へらウキについて考える

ウキの感度は、「トップの直径の2乗に反比例する」これが全てである。ムクだろうが太くなれば感度は落ちるし、パイプでも細ければ感度が高くなる。それを雑誌ではへら界の大御所が「ムクトップはそれ自体の浮力がないので・・・」なんてバカなことを平気で言っている。トップが沈む時にどれだけ排水するかがトップの浮力であり感度なのだ、トップ自体の比重や重さとは無関係である。

直径1mmのトップと1.5mmのトップとでは、2.25倍の感度の差となる。理論上、直径1.5mmのトップで1目盛りのアタリは、直径1mmのトップでは2.25目盛りのアタリになる(目盛りのストロークは一緒として)。では、ムクとパイプをどう使い分けるか?細いトップではムクの方が強くて折れにくい。私は、極細パイプトップのウキを作ることがあるが、やはりトップが折れやすい。トップがある程度太くなればパイプを使った方がウキ全体が軽く仕上がるので、同じ仕様で作ったムクトップのウキよりもオモリを背負うウキになる。


へらウキについて考える 1

2007-06-06 19:46:14 | へらウキについて考える

私は、ウキの理論についてはうるさい。それは、今までのへら雑誌や本に書いてあるウキ理論にデタラメなものが非常に多かったからだ。

「ウキの感度は、トップの太さだけで決まる」と言って良い!!それを理論も分からない昔のベテランと言われる人やウキ作家が、やれトップの材質だとか、ボディーの形状、太さ、足の長さなどと言うものだから、素直な釣師はそれを信じて右往左往してしまうのだ。

 まず、ボディーの材質だが、こらはバルサだろうと羽根だろうと感度や動きには関係ない。材質の比重によってどれだけオモリを背負うかは決まるが、感度や動きとは関係ない。バルサでは、塗装が羽根よりやや厚くなってしまう傾向があるが、これも感度とは無関係だ。ボディーの太いウキ、オモリを背負ううきは、感度が悪いと思いこんでいる人がいるようだが、全く根拠のない話だ。逆に余りにもオモリを背負わないウキでは、オモリからウキまでの道糸に遊びが出来て感度の低下を招きかねない。

次にトップの素材であるが、こらもムクだとかパイプ、PCだとか言っているが、感度とは全く関係ない。極端な話、水より比重の重い鉄製のトップでも良いが、重いトップを使うとウキ全体の浮力が喰われてオモリを背負わなくなるというデメリットはある。が、感度やウキの動きとは無関係だ。