実は、仕事の方が一杯一杯で本当は釣りのことなど考える余裕がなかったが、仕事は釣りが終わってから何とかすれば良いと決め込み、2日間休みを取って、木曜、金曜と試釣した。 木曜日に釣場に着くと既に吉田選手が試釣を始めていた。せっかくなので1席空けて並び、名人の釣りを見せていただくことにした。 1週間前のジャパンカップ予選でコテンコテンに負けてしまった嫌な試合から立ち直れず、不安の中での試釣になった。今回は、バラケの配合から見直すことにした。ボソを少し殺し、その分、粘るエサでタナに魚を入れなければと反省したのだ。 8尺チョーチン一発セットで始めると、立ち上がりは全くペースにならなかった。全く釣りが合っていない感じだ。これは、1週間前と全く同じ状況だ。色々試行錯誤するとお昼前後に怒涛の入れパクになった。下バリスを15cmに詰める代わりに錘を20cm程上に上げるという変則的な小細工をし、軟いバラケを軽くエサ付けすると、トップの付け根で一旦馴染んだウキが、ゆっくりイヤイヤしながら馴染んでいく際にダッ!と鋭く入り入れパクである。短バリスでありながら、錘を上に上げることでゆっくり馴染ませることでアタリに繋がるのかと思った。しかし、後半はこの釣り方でもボケてしまい、不安定さを感じた。10時間の試釣で疲れ果てしまった。 2日目は、8割方の選手が2号桟橋で試釣した。気後れしてしまった私は、選手達から少し離れた場所で1人ポツンと入り試釣した。前日のチョーチンの釣り方を試すと、朝は前日同様、全く釣り込めない。日中も前日のように決まらない。チョーチンで調子が出ないままお昼になってしまった。苦し紛れに1mトロカケをやってみると、これがマズイことに1番決まってしまった。幾ら決まっても本番ではトロカケはあり得ないと考えていたので困ったことになってしまった。このままではとても戦えない。最後は、私にとって全く実績の無い1mセットをすると、これが何故か決まってしまった。柔らかいボソバラケを小さく、思いっきり甘く付けてやると、水面で激しくもまれるが、何とかタナに入るとバラケが魚に抱えられ、強く受けながらダッ!と消し込むのだ。本番はこれをやってみるしかないと感じた。あれだけチョーチンしかやらないと誓ってきたのにチョーチンの方向性が全く見えずに終わってしまい、ただただ自信を失ってしまっただけで終わってしまったのだ。 最後に決まった釣りのイメージを頭に叩き込みながら、緊張のあまり、ほとんど一睡もできずに本番を迎えることになった。試合前に既に疲労は限界に達していた。
4日間もぶっ続けで釣りをして疲れ果てました!仕事溜まってヤバイです。このツケで1週間は、残業が続きそうです。
ということで、結果を速報します。
1位は、杉山選手!堂々のリベンジを果たしました。セットで決勝に楽々進み、最後は両ダンゴで劣勢をはねのけました。
2位は、楠選手!1回戦から3回戦まで1位で完全優勝か?と思われましたが、決勝では、終盤、杉山選手にまくられてしまいました。
3位は、伊丹選手!体重差?(本人ではなく魚の)で競り勝って3位に喰いこみました。
4位は、時田選手!1回戦はセットで失敗しましたが、2回戦以降は得意の両ダンゴで堂々の入賞です。
5位は、吉田選手!体重差(魚の)で惜しくも3位を逃しました。
6位は、矢野選手!両ダンゴであと一歩及びませんでした。
それにしても、決勝は稀に見る大接戦。最後の最後まで勝負の行方が分かりませんでした。
そして、藤田選手(堂々のブッチギリ最年長!)は?
7位以下は、順位は有りませんが、3回の予選の結果は、24人中13位でショボイ結果でした。夏の管理釣場は、まだまだ修行が必要です。でも、上手い選手の釣りを見て随分参考になりました。来年も挑戦するかは、これからゆっくり考えたいと思います。
まずは、結果の速報ということで・・。
ご声援、ありがとうございました!
選手の皆さん、お疲れ様でした!
スタッフの皆さん、大変お世話になりました!良い大会でした。
日曜か月曜に椎の木湖でリベンジする予定だったが、色々あって日曜日に湯崎湖でヤケ釣りをすることになった。幾ら椎の木湖で練習しても結局は当日の釣りに合わせて行くことになるので、どこで釣りをしても余り変わらないと考えたのだ。前日に初めて椎の木湖で竿をだしたのだが、魚は確かに大きいものの、魚の引きはさほどではなく、普通の仕掛けで十分だと分かっただけで十分な収穫だった。釣り方は8尺チョーチンに決めている。クワセは、一発の予定だ。ということで、湯崎湖で色々試してみた。
すると、桟橋の向こうからM浦さんが自信満々の顔つきで・・・。釣道具も持たないでわざわざ自慢しに来たらしい(笑)。通い慣れた湯崎湖が決勝の会場になるとは、何と羨ましいことか!それに比べて私の方は唯一の釣行で撃沈した椎の木湖。「どうしましょ」っていう感じだ。
結局、何時ものように良い感じで釣り込んでは、穴が空いてしまうという不安定な釣りで93枚で終了。とてもブッチギリの釣りになりそうにない。
帰宅後、M-1で使うためのウキを作成。何とか間に合うかもしれない。しかし、ウキは何の決め手にもなりそうにない。本番1週間前になり、緊張してきた。
とうとう最終の予選になってしまった。試釣は出来なかったが、今回は、何があってもチョーチンウドンセットで通すつもりで、ダンゴエサもチャカウキも家に置いてきたのだ。
2号桟橋3号向きの渡り桟橋先のDブロックになったが、周りの噂では、全国大会優勝者が3人混ざっているとのこと。でもそんなこと関係ない。やってみないと分からないのが釣りの面白いところだ。
準備中にmomoさんにご挨拶を頂いた。開始20分ぐらいまでは、サービスタイムで釣れるらしい。情報によると、椎の木湖は幾ら混んでも他の釣場ほど渋くならず、釣れるらしい。そうなれば釣り合いになる。最低でも時間10枚か?と思っていたのだが・・。
試合開始。両隣りは、私と同じ釣り方。更に右側は、見える範囲では全員が短竿チョーチンウドンセットという、同じ釣り方が並んでしまった。ちょっと嫌な感じだ。
モーニングサービスを期待したが、全くウキが動かない!周りも同様な様子。開始25分で初アタリが有りようやく1枚目。凄く小さな当たりだったので、ハリスが張りきる前のアタリだ。2枚目も小さな当たりで乗ってきた。その後は、穴があいてしまったが、3、4枚目は、誘い後の理想的なアタリで乗ってきたので、良い感じになるかと思ったが、アタリが全然続かない。9時頃からようやく触りが続くようになり、これからかと思ったが、10時になるとアタリが出なくなってしまった。
周りも全く同様な状況でドングリ状態。結局最後の1時間は全く釣り込めず。私はドングリから最後まで抜け出すことができず、20枚で終了。1回戦敗退となった。噂では、奥寄りで釣れたとの話だったが奥に入ったI丹選手やI井選手も1回戦を勝ち抜けなかったので、そうとも言えなかったのかもしれない。
今回の地合いは、どう考えてもM-1決勝の地合いには程遠く、試釣にはならないと判断し、2回戦開始を待たずに帰宅してしまった。M-1決勝では、24名の選手しか竿を出さないので、今回と違い、釣り合いになると想定される。日を改めてじっくり試釣するつもりだ。
2回戦は、M浦さん、S賀さんはどうだったのでしょうか?momoさんはどうでしたか?
この3連休は、14、15日は、父の13回忌で金沢まで行ってきた。先祖代々加賀に住んでいたようだが、判事をしていた祖父が浦和の地裁に転勤となり、それ以後、浦和に住みついたようである。祖父は30代の若さで他界し、父は祖母の女手で1つで育てられたらしい。
車で高萩から金沢まで片道休憩込みで7時間半。ウキを見ていれば、あっという間なのだが、運転していると眠くなるは、腰は痛くなるは・・。
16日は、椎の木湖に試釣でも・・と考えていたが、この台風で断念した。ということで、週末のJCはぶっつけ本番。しかも、椎の木湖は始めて行く釣場だ。情報によると、1m両ダンゴのようだが、今度こそ、釣れても釣れなくても8尺チョーチンウドンセットでいく予定だ。しかも、クワセはオカメを予定している。
ということで、16日は、久しぶりにウキを作って過ごした。数か月ぶりのウキ作りで、注文がとんでもなく溜まってしまったのだ。釣りが忙しく、さらに暑くて、中々ウキを作る気になれなかったのだが、ようやく重い腰を上げたといったところだ。M-1に間に合うかどうか分からないが、M-1ようにチョーチン用の新作ウキも作成している。
これから、ますます釣りが忙しくなりそうだが、仕事の方も国際会議だ何だと色々引き受けてしまい、釣り以上に忙しくなりそうだ。JC予選を通ったらどうしよう?シンポジュームの講演をキャンセルするしかないか・・・?などと、要らん心配をしています。
清遊湖から戻るとほとんど寝る間もなく、1時30分に自宅を出発。3日連続の釣行でお疲れである。
高子沼に着くと土砂降りの雨。それでも予定通り例会はスタート。私は最終出発となり、狙っているポイントには入れそうにない。空いている場所で最善を尽くすしかない。
と、何と、マッチャンが一番良いポイントに入っているではないか!私は、あぶれ、仕方なくB級ポイントに。
釣りをする前からパンツまでずぶ濡れで、座布団は絞れば水が出る始末。釣りを始めるが、水面は雨の水しぶきで真っ白だ。
16尺トロカケで始めるが、モジリはポツポツみられるものの全く当たらない。マッチャンだけが朝から順調に絞っているようだ。
何と9時半までオデコ。周りはみんなフラシを降ろし、私だけが取り残されたしまった。これはやっちまったかと、さすがに心配になって来た。ここで、たまらず釣りを中断して偵察に出る。マッチャンが断トツで8枚。このままでは、年間成績はひっくり返されてしまう。マッチャンの上流側に入っていた渋谷さんは3枚だが、ウキは動いているようだ。周辺は岸にヨシがあり入れないが、更に上流10mまで行くと入れる場所がある。ちょっと一級ポイントからは離れ過ぎてしまい、魚がいるか不安があったが、ここは移動して一発賭けるしかない!と釣座に戻ると隣の小野君が3枚目を絞り、その隣の平子君はオデコ脱出。ようやく魚が回って来たのか、当たるようになって来たらしい。ここで、迷いに迷ったが竿を仕舞い、雨の中、移動を決行。
竿を16尺から18尺にし、エサ打ち開始。すると、しばらくしてようやくウキが動き出し、10時にようやくオデコを免れた。
その後は、2時の納竿までポツポツと拾い。20枚12.5kgで優勝してしまった。
何が幸運に繋がるか分からない。今回は、私だけ1枚も釣れなかったので移動を決意で来たが、あの場面で1、2枚釣っていたら釣れないポイントで1日粘ってしまったに違いない。粘った末、たとえ5、6枚釣れたとしても年間順位は逆転されてしまっただろう。
年間2位のマッチャンは11kgと2位だったため、年間優勝争いは、10、11月の例会まで持ちこされてしまった。残り2回は、管理釣場なので、今回幸運にもズッコケルことなく乗り越えられたことにより、年間優勝に向けて大きく前進した。それにしても今回は絶体絶命の危機だったが、幸運に恵まれ命拾いした。野釣りは本当に怖い!
2回戦までの休み時間に、1回戦でのチョーチンの状況について知りたいところだが、参加者での知り合いは、唯一、S賀さんだけ、という極めてさみしい状況。(思いがけずダイワの遠藤さんに声をかけていただきました。ブログを読んで頂いているとのお話。恐縮です)S賀さんは1回戦でチョーチンで即死したとのこと。自分の周りもチョーチンは撃沈していたので、2回戦も全く釣れる気のしない1mやるしかないと諦めてしまった。 2回戦は、ウキを中太ストレートのトップのものにチェンジした。なるべく大きなバラケをタナに入れ、ぶら下げた状態でタナに何とか魚を寄せようと考えたのだ。 2回戦開始。8尺1mウドンセットだ。2枚目までは、良い触り、良いアタリで簡単に釣れてきた。が、しかーし、またしても水面に魚が寄ってしまい、タナにエサが入ると全く反応がなくなってしまった。水面にはウジャウジャ魚が群がるが、魚は仕掛けを避けて通り、糸づれさえ出なくなってしまった。ボソの大バラケをタナに入れるが、ドップリ馴染んだウキは微動だにしないのだ。1回戦同様、お手上げ状態。タナに魚を寄せようと、大バラケを打ち続けるが、全く効果がない。タナには1尾も魚がいない感じだ。あっという間に2時間経過し、試合終了。周りでは、私同様、全く釣れていなかった。この状況で釣れた選手がいたのだろうか? が、何と、1位はまさかの8尺チョーチンウドンセットだった!悔しくて、言葉も出ません。チョーチンで釣れているのが見えていれば迷わずチョーチンをしたのに、全く気がつかなかった。幾ら悔やんでも後の祭りだ。私のチョーチンが通用したかも疑問だが。ということで最後の砦の椎の木湖に賭けるしかない!今度こそ、もちろん迷わず、8尺チョーチンウドンセットだ。 それにしても試釣は何の役にもたたん!でも、1回戦にチョーチンをやっていたら撃沈したかも・・。
印旛の野釣り師さんの助言通り、金曜日は仕事をズル休みし1m両ダンゴの練習のため湯崎湖に行ってきた。しかし、これが全く決まらず、ただ自信を失っただけ。最後に何時ものチョーチンウドンセットにしてみるとこれが鬼決まり。どうしましょ!っていう感じで無駄な1日?となってしまった。
さて、本番。20人×11ブロックで4時間の1回戦。ブロック4位までが2回戦に進む。私は、中央桟橋手前のCブロック。試合前から魚がエサを求めて、エサ打ち開始を今や遅しと水面下を右往左往している。この魚を見てしまったら、とてもチョーチンなどやる気になれない。8尺1mウドンセットを選択。ウキは、グラスムクトップのチャカウキで、見るからに実用性の無いウキだ。このウキでは、ほとんどバラケを背負わないので、非常に使いづらい。(なのに何故使う?)
7時に試合開始。エサ打ちと同時に、水面の魚が群がる。魚のいない所を探してエサを打つが、エサを打った瞬間に魚が群がり、ウキがグジャグジャに揉まれて、どれが当りか分からない。
1時間で10枚ほど引っ張ったところで、いきなりウキが動かなくなってしまった。水面の魚は相変わらず凄い勢いでエサ打ち地点に群がるが、タナに入ってしまうと全く反応がないのだ。これには完全にお手上げ。どうしてよいのか全く思いつかない。そんな中、天笠選手が、あっという間にフラシ交換。かなり離されて、私が2番にフラシ交換。しかし、状況は悪くなる一方で、2時間経過後には誰も絞らなくなってしまった。この時点で、1回戦勝ち抜けは間違いないと感じた。釣れない1mを続けるより2回戦の参考のため、残り2時間でチョーチンをやってみようかとも考えたが、これで墓穴を掘り、1回戦敗退してもいけないと思い、最後まで釣れない1mで通してしまった。
私の後にフラシ交換の選手は現れず、終わってみると予想通り、天笠選手に続き、2位で1回戦を突破した。しかーし、2回戦は何とも釣りようがないと感じた。2回戦は44名で6人しか決勝に進めない狭き門だ。さあ、どーする? 続く
7日のジャパンカップに備え、試釣に行ってきた。
柏インターを降りると、まだ夜明前だというのに、気温は28℃、ミンミンゼミの大合唱だ。日中が思いやられる。
釣場は、例会組が百数十人、ジャパンカップの試釣組も多数来ており、満員御礼。それでも何とか中央桟橋を確保した。
とりあえず、8尺ウドンセットのチョーチンで始めるとポツポツ釣れ出した。一時は、いい感じで釣りこんだが、9時頃からどうにもアタリが出なくなってしまった。9時までにようやく30枚で、まあまあのペースだが、ブッチギリのペースには程遠い。
仕方なく竿を代え、8尺1mウドンセットに変更すると、こちらの方がずっと釣りやすい。しかし、半数以上はバラケを喰ってきたので、どうみてもセットの地合いではなく、両ダンゴの地合いだ。
両ダンゴでないと勝てそうにないと感じたが、何年も夏場の管理釣場で両ダンゴをやってこなかったので、とても今からでは本番までに合わせきれないと思い、ウドンセットで通してしまった。
試釣の結果からするとタナは1m、釣り方は両ダンゴ、と私の得意とする釣りとは正反対の釣り方だ。当日は激混みとプレッシャーで相当渋くなると予想されるが、セットの地合いになることを祈るしかない。タナについては、どう考えても日中はチョーチンでは地合いになりそうになかった。1回戦はチョーチンで何とかなったとしても、2回戦は1mという感じだ。
せっかく気合を入れて試釣したが、戦意喪失ぎみだ。俺の釣りでは勝てそうにない!