団体トーナメント戦決勝が行われる横利根川はへら鮒釣りの聖地である。その昔、横利根銀座と称された頃とは周囲の趣は変わってしまったが、今でも聖地に君臨している。
その聖地で毎年11月第1日曜日に行われる日本へら鮒釣研究会の団体トーナメント戦決勝に今年は出場出来ない。県の決勝で負けてしまったのだ。
以前、うちの会は、この全国大会で昭和62年から平成元年まで史上初の3連覇を達成した。その翌年の平成2年には準優勝に甘んじたものの、翌3年、4年には連覇で5回目の優勝を飾り、全国にいわきの名を知らしめた。しかし、平成6年には3位に終わってしまったのを最後に、平成17年まで11年間、県内で負け続け、横利根に駒を進めることが出来なかった。この間の横利根への思いは強かったが、チームの変革期でもあったせいか、今一歩全国大会には及ばなかった。11年ぶりに平成18年に念願の出場を果たした時には、メンバーの顔ぶれもすっかり変わり、当時の優勝経験者は私だけになってしまっていた。黄金時代の当時、チームで最年少だった私は、今やチームで最長老になってしまった。18年には4位、19年には5位と、メダルに届かず、今一歩の成績に終わってしまったが、若いメンバーは、横利根での経験を積み、今度こそは日本一と燃えていたのだが。
なぜ、そんなに憧れるのか?全国の雄志と竿を交える緊張感がたまらないのだ。いわき支部の看板を背負い、言い訳の効かない短時間一発勝負。一生のうちでも滅多にな
い入れパク。それが今年は味わえないのだ。大会の前日に横利根で残念会をやり、来年出場への誓いにす
るつもりだ。
写真は、桐の箱に入った金、銀、銅のメダル。日本広しと言えども、3つのメダルを揃えている人はそうは居ないはずだ。そして、1位から5位までの全ての成績を経験した事のあるのは日本で間違いなく私1人のはずだ。写真は、クリックすると拡大します。


