ダムのゲート工事により秋から水を落していた水沼ダムであるが、ようやく水位が回復した為、例年より2、3ヶ月遅れての放流になった。当日は、酔釣会の例会が湯崎湖で開催されたが、そちらを休んでの放流手伝いとなった。日研いわき支部からは、岡田さん、真一さん、大越君が手伝いに来てくれた。ありがたいことだ。
朝7時頃から準備を始めるが、この放流、何故か今まで順調に進んだことがない。今回は発電機を2台回して水中ポンプ3台で水を揚げながら魚をシューターで落下させる予定であったが、発電機1台のエンジンがかからない。当日朝の準備の時には問題なかったのだが、本番ではプラグが被ってしまったようでどうしてもエンジンが始動しない。魚を計量するハカリを収納した木の箱が凍り付いて開かない。水中ポンプで水を揚げ、箱にかけるが、解けるどころか、氷がさらに付く感じで、5分経っても開かない。さすがに水で解かすことを諦めて、焚き火に運ぶ。活魚車は車中に氷が付いて、さながら冷凍車。活魚車からの水は、地面に落ちると一瞬で凍り付き、足元はツルツルになる。
活魚槽とダムの水温差が10℃もあるので、活魚槽にダムの水を水中ポンプで揚げながら水温を調製し、ようやく放流が始まった。発電機1台は依然としてエンジンがかからず、10名ほどに人達が意地になってあーでもない、こーでもないとやっているうちに、放流は無事に終わってしまった。放流後の魚は、さすがに水温差の為か、湖底で横になっているものが目立つ。泳いでいる魚も、もじろうにも、水面の厚い氷に頭をぶつけてもじれない。回復してくれれば良いが。
今回の魚は、キロ5枚といったところ。約1tの放流だったので、約5千尾のへらが新にダムに放たれたことになる。今回の放流は40名程のボランティアが参加した。それぞれ、日釣り券の優待券を漁協からもらい、満足顔で帰路についた。


