マルキュー藤田の釣日記

熱い釣りの記録や思いをお伝えします

湯崎湖試釣2回目 2月29日

2008-02-29 19:38:31 | 湯崎湖情報(釣行記)

  今回は平日の釣行となった。1月に休日出勤した振り替えを2月中に取らなければならなかったが、忙しくて取れず、2月最後の日にようやく休む事にしたのだ。また、閏年のため、例年より1日多く働くのも癪だというこじつけもあった。

 7時過ぎに湯崎湖に着くと、気温がマイナス4度だというのに、北極地方(4号桟橋奥の日陰地帯)で竿を振っている人たちが3人見えた。まさか、うちの会の連中ではあるまいかと確認に行くと、志賀釣老は、いつものポイントで固まっていた。菅野さんと二郎さんも一緒だ。私はとてもお付き合いできそうにないので、4号桟橋入口の5号向きでやることにした。

 12尺1mウドンセットで始めるとすぐにウキが動き出し釣れ出した。水温は7度とまだ低いが、急に旧べらが動き出したという感じだ。当然上っ調子である。あっと言う間に10枚をカウントし、10尺カッツケに挑戦。1mの時よりも寄るまでに時間がかかったが、寄ってしまえばウキは動きっぱなしだ。1mもカッツケもバタバタと連チャンしたかと思えば、その後止まってしまう。どうも同じタナで続けると良くない感じだ。日中から午後にかけては、地合いが出来なくなってしまった。魚は、明らかにバラケに触っており、クワセに食ってこない。このため、バラケが付いている間のアタリはとても難しく、スレや空ツンになってしまう。クワセだけにして待った時に出るアタリは比較的乗る率が高いが、待ってもなかなか落すものではない。ほとんど旧べらだったが、バラケを食ってくるものには新べらが混じった。結局41枚で終了。日曜日の優勝釣果は、15から20kgの間位になりそうだ。上手く釣れば底でも出そうだが、もう、段底の地合いではなさそうだ。


へらウキ作り講座 1 カヤの切断

2008-02-28 20:21:11 | ウキ作り

  1 カヤの切断

 ウキ作り講座では普通、用意するものから書いている例が多いが、用意なんて要らない!釣具屋で買ったカヤとカッターさえあればすぐにいたずらしてみよう!

 まず、作るウ3_104キのボディ長に合わして、カヤを切断する。切断する位置に鉛筆でぐるり印を付3_110けるが、私の場合には、ハリスの長さを合わせる「尺」を利用している。鉛筆を固定し、カヤのエンドを金具に押し当てて、カヤを尺の上で転がして回すことで、きれいにぐるりと印が引ける。

 印に合わせてカッターの刃を1周入れていくが、カヤの素材によっては、切れる前に潰れてしまい、切れた時にも繊維に沿って割れてしまうことがある。このような素材は、後で糸を巻いて肩を絞る際にも糸の跡がつきやすいので要注意だ。

 「ミシッ、ミシッ」と音が出る位強く、円周上に刃を入れていくと、次の瞬間、ズバッと切断される。この時、勢い余って、カッターの刃がテーブルを傷付けるので、私は段ボールを敷いて切断作業をしている。(写真をクリックすると画像が拡大します)

 最も単純な作業であるが、実は結構神経を使う作業だ。


へらウキ作り講座 序章

2008-02-26 21:18:30 | ウキ作り

  3_090 本ブログ「マルキュー藤田の釣日記」へのアクセスについて解析したところ、「へらウキ作り」をキーワードにした検索によるアクセスが1番多いことが分かった。そこで、ヘラウキの作り方について、連載することにした。といっても、全くの素人、自己流、参考になるかどうか分からないが、自作のウキで釣りをしてみたい人のために「こんなに適当に簡単に作ったウキでも魚が釣れるんだ」ということが分かってもらえれば幸いだ。1人でも自作のウキを使うへら師が増えれば嬉しい。(その分、プロのウキ作家が困るかも)

とりあえず、カヤウキの作り方について書いてみたいが、肝心の作業の細かい部分ついては、いくら文章で説明しても伝わりそうにないので、写真を掲載したいのだが、家人で撮影に協力してくれる人がいない。果たして、肝心の写真が掲載できるか甚だ不安であるが・・・・とりあえず掲載を始めたい。

有名なウキ作家が作ったウキでなければ駄目だと思っている人は、それはそれで構わないと思うが、そんな人は、まず、私のブログのカテゴリー「へらウキについて考える」を読んでほしい。


2月24日 湯崎湖試釣

2008-02-24 18:15:51 | 湯崎湖情報(釣行記)

  翌週に日研地方部懇親釣会を控え、ホームグランドである湯崎湖で試釣した。世間では大風で鉄道が止まり大騒ぎをしているらしい。高校生の娘から「駅で4時間電車を待っているがまだ来ない」とのメールがあった。知った事か!諦めろと返信した。が、季節風に強い湯崎湖ではどこ吹く風!釣りには全く支障がない!風に向かって竿を振る釣師も見られるほどだ。

 4号桟橋事務所向きで、8尺チョウチンで始めると1時間ほどでアタリが出だし、9時頃からは当たりっぱなしになった。当初60cmのハリスでやっていたが、スレが多い為、50cmに詰めると調子が良くなった。結構なペースで釣っていたが、日中はたまにしかウキが動かなくなった。魚が回って来ると連チャンで来るが、続かないのだ。試しにウキ2本ほどの浅ダナでやってみると、チョウチンより反応がある。浅ダナでも連チャンで来る事があるが、やっぱり続かないし、サワリがあってもなかなか落さない。しかし、ウキの動きは浅ダナの方がいい感じだ。

 結局、24枚で終了。例会組みでは、2フラシが2人いたが、2人共短竿チョウチンだった。底釣りはパッとしない感じだった。本番は、10尺か12尺、10尺ならカッツケ、12尺ならタナ1mか、深宙で攻めるつもりだ。後は、大入り満員で、どういう状況になるかが問題だ。


ウキ修理の依頼

2008-02-22 20:46:59 | ウンチク

   私が自作したウキを扱ってもらっている真一さんのところから、お客さんが購入した私のウキの修理依頼が来ているので頼む、との連絡があった。わざわざ、職場までそのウキを届けていただいた。どこが壊れてしまったのか心配したが、トップの色抜けであった。相当使い込まないと、ここまでトップの色ははげない。私のウキを相当使い込んでくれている人がいることがとても嬉しくなった。しかも、普通だったらそのままにしてしまうところをわざわざ修理を依頼してくれるところからすると、相当気に入ってくれているのかな?などと、勝手に思い込んでしまう。

トップの色抜けであるが、実は私が使っているウキでも、チョウチンで使い込み、竿先にぶつけ3_078ているとトップの色がはげてしまうのである。しかも黄緑色の部分だけほぼ全ての目盛りで剥げてしまう。今回修理依頼のあったウキもトップの黄緑の部分だけ3目盛が見事に剥げ落ちている。これは、黄緑色の塗料に何か欠陥があるのは間違いない。私は、現在ウキのトップは自分で塗装せず、全て市販の塗装済みのトップを使用しているので、私ではなく、トップに問題があるのだ。もう少し、事例を蓄積した上で、トップのメーカーにクレームをつけるつもりだ。


日研いわき支部 2月例会 白水湖 2月17日

2008-02-17 21:12:38 | 白水湖

  前日に気圧配置の予想図を見たところ、風が吹きそうだった。桟橋の西向きは諦めて、東向きに入るしかない。そうなると、池の中央を狙うには、込み合う南中央桟橋に入るしかない。

入場が始まるが、やはり南中央桟橋に入る人が多く、いわきの会員は混雑を避けて東桟橋に向かう会員が多かった。南中央桟橋は、先端の本田さん以外、全員が東向きに陣取り、ほぼ満席になったしまった。私は先端寄りの好位置を確保できた。

予定通り11尺段底で開始する。下針はサラ3号といつもより小さ目、ハリスは0.35号に落した。ハリスは40cmとし、バラケは、粒戦細粒をたっぷり入れたものにした。朝のうちは、ジャミアタリを交えて結構アタリがあり、ポツポツ出たが、次第にアタリが遠くなってしまった。10時半にようやく10枚。お昼に13枚をカウントした。午後になると更にアタリが遠くなり、我慢の限界に達した。8尺チョウチンをやってみるが、1時間やって、1回もアタリがない。最後は、両ウドンでアタリが復活してきたところで終了となってしまった。結局14枚。全般に不調で、この貧果でも何とか頭を取ることが出来た。

真一さんは、あんなに風が吹くと言ったのに、ポプラ桟橋の端っこに入って、撃沈。移動してからは、ドボンで釣ったらしい。

芳春君は、1日中、短竿深宙で粘ったが、予想通り自爆してしまった。あんなに皆で忠告したのに・・・。

これで、総合2位に浮上した。3月はホームグランドの湯崎湖だ。どんな展開になるか今から楽しみだ。


21尺を新調

2008-02-15 20:29:57 | ウンチク

  今まで、年に1、2本の竿を新調してきた。この道35年になると、持っていない尺数の竿はないのだが、やっぱり最新モデルの竿は気持ちが良く、また、メーカーの最高峰の竿であればステータスにもなるので、新しい竿が欲しくなるのだ。へらの場合、高価な竿でも廉価な竿でも釣果や使い勝手にはほとんど影響しない。最高峰を使いたがるのは、単に見栄と言われても私には反論の言葉がない。ただし、例外があり、21尺以上の長竿では、軽い竿の方が使いやすい。その点21尺を購入する際には、竿の吟味が必要になる。

 私は、2、3年ほど前までは、年間を通して21尺を出す事はまずなかった。何年も21尺を釣場に持って行ったこともなかった。18尺でタナが取れないような釣場ではいざしらず、18尺と21尺でどれほどの違いがあるか疑問視しているからだ。21尺では、正確な落とし込みも出来ず、使えるエサの範囲も限定されてしまう。それなら、使い勝手の良い18尺で上手く釣った方が、より釣れると考えている。それが2年ほど前から、坂下ダムで21尺を出す機会が増えた。別に何かきっかけがあった訳ではなく、ただ、何となくなのだが。

 今まで使っていた21尺は、随分前に釣会の友人から2万円で譲ってもらった中古品だった。ほとんど使う気のない竿だったので、それで十分だったし、譲ってもらった当時は、メーカーの最高峰モデルであった。昨年使用していた際に、グリップがスポンジ製だったこともあり、最も力のかかるグリップエンドが折れてしまった(グリップをスポンジ製にしたのは明らかにメーカーの設計ミス。本来ならリコールだ)。腕っ節には多少の自信があり、さして重いとも思っていなかった竿だが、グリップがもぎれてしまっては、さすがに使えない。それでようやく竿を新調する気になったのだ。

 今回購入したのは、S社の最新軽量モデル。実際に手にしてみると、実にきゃしゃで、塗装もほとんど省略している。メーカーの軽量化への努力は伺えるが、果たして実戦での使い勝手はどんなものであろうか。明後日の白水湖で21尺を継いでしまうかもしれない。その時には恐らく破滅への一方通行になりそうだ。


2月10日(日) 白水湖試釣 2

2008-02-11 21:21:21 | 白水湖

 今回は、例会を想定して日曜日に試釣した。風を警戒して南中央桟橋先端寄りの東向きに釣座を構えた。11尺段底で開始すると、前週より20cm程水深が浅い。第1投は落ち込みから触りっぱなし。独特のサワリで、完璧な喰いアタリを確信を持って合わせると、乗った!やっぱりコイツだ!第1投はタモロコががっつりウドンを喰ってきた。ジャミの巣かと思ってエサを打ち続けると、その後へらどころかジャミも当たらない。タモロコ1尾しかいなかったようだ。その後、へらが通りかかった時だけウキが動くがスレ当たりだけで喰ってこない。前週とは天と地の違いだ。

試しに8尺浅ダナ、チョウチン、長竿宙をやってみるがどれもほとんど反応がない。たまに単発で軽く触るが、全く続かない。日中11尺段底に戻してみると、ウキは動くようになったが ジャミのようだ。お昼の時点で例会組みは、オデコが相当の割合でいるようだった。

結局、打開策を見出せず、9枚で納竿となったしまった。この状況で10枚以上釣るのは大変だと感じた。例会組みの結果を見ると、長竿の底(両グル)が型も揃い枚数も一番安定しているようだった。

本番では、とりあえず11尺段底から入り、状況を見ながら釣り方を代えていきたい。どうも、1つの釣り方で1日通せそうに無いのだ。得意の個人メドレーで攻めたい!


2月2日 白水湖 試釣1

2008-02-02 19:56:41 | 白水湖

  真一さんと白水湖に到着すると、丁度例会組が入釣しているところだった。急いで東桟橋先端寄り西向きの釣座を確保する。11尺段底で始めると、すぐにウキが動き出し、2投目に釣れてしまった。その後も4打数3安打で正に入れ食い。やや遅れて、やはり、11尺段底で開始した真一さんは、1投目から乗ってしまった。2人で交互に絞る姿は圧倒的で、目立つ。2人以外は全くウキが動かないようで、「1回も当たらない」という声があちこちから聞こえてくる。段底から試しに両ウドンに切り替えると、入れパク。ウキは動きっぱなしになった。

本番は、段底に決まったが、一応、短竿深宙を探ってみると全くダメ。2、3枚釣れたが、アタリが続かない。宙を諦めて底釣りに戻すと、全くへらの気配がない。真一さんもピタリと止まってしまった。この頃から周りではようやく竿が立つようになった。朝群れていた魚が移動してしまったようだ。仕方なく、再び宙をやってみるが、全く当たらない。最後に段底に戻すと不思議なことにまた入れパクになり、真一さんと交互に絞りながら納竿となった。

結論は、魚が回ってくれば、底釣りで簡単に釣れるが、いなくなると気配さえ無くなってしまうこと。宙は、地合いになりそうにないこと。そして、ジャミは、モツゴとタモロコ、タイリクバラタナゴがいて、活性が高いことだ。モツゴとタモロコの比は、1:4でタモロコの方が多いこと(こんな事が分かってどうする?)。

今度は、日曜の混雑の中で試釣する予定だ。