今回は平日の釣行となった。1月に休日出勤した振り替えを2月中に取らなければならなかったが、忙しくて取れず、2月最後の日にようやく休む事にしたのだ。また、閏年のため、例年より1日多く働くのも癪だというこじつけもあった。
7時過ぎに湯崎湖に着くと、気温がマイナス4度だというのに、北極地方(4号桟橋奥の日陰地帯)で竿を振っている人たちが3人見えた。まさか、うちの会の連中ではあるまいかと確認に行くと、志賀釣老は、いつものポイントで固まっていた。菅野さんと二郎さんも一緒だ。私はとてもお付き合いできそうにないので、4号桟橋入口の5号向きでやることにした。
12尺1mウドンセットで始めるとすぐにウキが動き出し釣れ出した。水温は7度とまだ低いが、急に旧べらが動き出したという感じだ。当然上っ調子である。あっと言う間に10枚をカウントし、10尺カッツケに挑戦。1mの時よりも寄るまでに時間がかかったが、寄ってしまえばウキは動きっぱなしだ。1mもカッツケもバタバタと連チャンしたかと思えば、その後止まってしまう。どうも同じタナで続けると良くない感じだ。日中から午後にかけては、地合いが出来なくなってしまった。魚は、明らかにバラケに触っており、クワセに食ってこない。このため、バラケが付いている間のアタリはとても難しく、スレや空ツンになってしまう。クワセだけにして待った時に出るアタリは比較的乗る率が高いが、待ってもなかなか落すものではない。ほとんど旧べらだったが、バラケを食ってくるものには新べらが混じった。結局41枚で終了。日曜日の優勝釣果は、15から20kgの間位になりそうだ。上手く釣れば底でも出そうだが、もう、段底の地合いではなさそうだ。