日記

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信州のリンゴ

2017-12-06 19:42:32 | 日記

 

 今年も信州からリンゴが届いた。産地直送は、やはり新鮮で美味しい。お返しは、観音寺のお隣、仁尾町曽保のミカンだ。友人の実家がこの町なので、いつもミカンを分けてもらっている。

 リンゴの友人は松本に住んでいる。2009年に初めて穂高に登った時、知り合った。涸沢の小屋に泊まった際、単独女性部屋の5人のうち、4人が翌日、北穂の小屋で偶然一緒になり、「天気悪いけど奥穂まで縦走しない?」「せっかくここまで来たんだから行こう」てなことに話がまとまり、俄かパーティができあがった。このとき、名前、住所、連絡先を交換した。大抵は、それまでで終わるだろう。知り合って一年後くらいだったろうか、ひとりがくも膜下出血で急死した。この方は岡山に住んでいたので、私が告別式に参列するのは難しくなかった。あとのふたりは松本と神奈川から岡山までお葬式に来た。それで、再び会うこととなり、交流が始まったのである。神奈川在住のSさんは、しばしば上高地から穂高方面に登るらしい。その時はいつもKさんのお宅でとまるそうだ。私も一度泊めていただいた。彼女、一人暮らしなので気兼ねがない。山で出遭った人とここまで交流できるとは、思いもしなかった。

 昨日は午後から霰のようなものが降ったりして、冬空だったが、今日は、空気は冷たいけれど太陽が出ていて、マラソン日和だった。小学校のマラソン大会に応援に行った。孫は4年の男子と6年の男子、ふたりとも揃って13位。お母さんはだんだん落ちていく順位にご不満だが、「普通でいいんじゃない」と、この頃はそう思う。私もその昔は、「頑張れ!うちの子はもっとやれるはずだ!」なんて、気負ったり、焦ったりしたのもだ。年をとるとこうなるんだね。やはり、若い人は若い人の気持ち、年寄は年寄の気持ちをもっていなくてはいけないな。若いうちから年寄のような考え方をしてはいけない。年を取ってから年寄の気持ちがわかった、でいいんだ。みんな失敗しながら人生を終えていくんだね。


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