日記

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課題はなんとかやり遂げた

2017-12-04 16:13:30 | 日記

 今日は昨日と一転して、曇り時々小雨、朝から気温が上がらず、寒い。雲は高いところにいるので、伊予の山々はよく見える。白く雪を被っている。

 いい天気だった昨日、ずっと気になっていた山域、赤星南西部に入った。いつもと違い不安はあった。ひとつは、イノシシ。1か月くらい前、ある林道を歩いていたら、カーブを曲がって視界が開けたところ、30メートルくらいさきに、2頭の黒々と毛並みのいい、中くらいのイノシシが、道路わきで食べ物をあさっているのが見えた。「ヤバい!」そっと後ずさりしてカーブの陰に隠れた。気づかれていない。車はすぐそばに停めてある。車に退散して思案する。せっかく来たのにこのまま帰るなんて勿体ない。10分待ってそっと行ってみると、彼らは山の中に入っていったようだ。私は予定どおり林道を歩いて行って、少しだけ山に入ってみることにした。そして帰り、今度はバッタリ、彼らと15メートル離れて対面してしまった。向こうもこちらも5秒くらい固まった。すると、1頭が「ブッ」とひと鳴きして繁みに逃げ込み、もう1頭も続いた。「あー、よかった」胸を撫で下ろした。もし突進してきたら、逃げ足で敵うわけがなく、2本のストックを振り回して戦うかな。イノシシに噛まれたという事件は、この頃時々聞く。山へ行く時は、熊鈴やラジオを鳴らすようにとよくいわれる。私はいつも静かに歩く。イノシシには遭いたくないけれど、リスやウサギなどの小動物は見たい。実際、ほとんど毎回、何かには遭う。ちなみに、昨日はシカとサル。得体の知れない獣に出遭うこともある。

 夕方のニュースで、京都の学校にイノシシが2頭入り込み大暴れしたとか。人の居住地に迷い込んでパニックになったんだね。害獣とはいえ、可哀想に。

 もう一つの心配事は膝の痛みだ。サポーターをして、突然のショックを与えないように、神経を膝に集中して歩いた。登りは問題ないが、下りは慎重に。思いがけず、力がかかったり、捻じれたりすると痛かったが、翌日、つまり今日になっても膝は変わりないので、一安心している。冬山にもなんとか行けそうだ。以前のように、走り降りる、なんてことはもうできないだろうが。

 最近の課題だった赤星西部の旧道は、漸く繋がった。上から、下から、10回くらいこの山域に足を運んだろうか。スマホでも持っていれば、簡単に説明がついたかもしれない。木が葉っぱを落として見晴らしがよくなり、向こうの尾根の送電線や鉄塔が見え、漸く謎が解けた感じだ。満足。しかし、地図に記載された旧道は辿っていない。途中で道は無くなってしまうのだ。

 この夏は正座ができなくて、お茶のお稽古もずっと休んでいた。今、正座はなんとかできるようになった。が、茶道では、お点前のとき、道具を持って、立ち上がったり座ったりするのが結構脚力が要る。お茶の先生方はお年を召された方が多く、正座用の座布団を使用する方が多いが、なかにきちんと正座できる先生もおられる。バランス崩さず、すくっと真っすぐ立ち上がるお点前さん、私もこの間までちゃんとできていたのに、今では信じられない足になってしまった。足腰丈夫でないと茶道はできない。5か月の間お休みしたけれど、完璧に快復したわけではないが、来年からお稽古に通おうと思う。不様な立ち居振る舞いになるだろうけれど。

 

 


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