5月半ばも過ぎて、国見山のクマガイソウが健在であるか確認に行った。林道が山をつっきるようにグングン伸びて行って、山シャクヤクやクマガイソウを見るために、さほどエネルギーは要らなくなった。誰かに持っていかれはしないかと心配する。絶滅危惧種なのだから。
よかった、あった。5月初め、別子の住友林業フォレストハウスの敷地ではみごとに咲いていた。国見山では半ばくらいでもみられると思ったのだが、花はさっぱりみつからない。葉っぱも小さいのが多い気がする。花が咲くまでに成長するの、自然界ではたいへんなことだろう。健気な花たちを大事に見守ってやりたい。
シコクカッコウソウも健在だ。こちらは山しゃくやくと同じころ咲くから、もう花は終わっている。
可憐な花だ。毎年ここで花を咲かせてほしい。毎年というわけにはいかないけれど、ときどき見に来るからね。