Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育に大切なこと

2014年07月01日 | Weblog

教育は「言葉と行動」である。
そう言い続けていますし、
そう確信しています。

問題は、
「言葉と行動」の背景に、
どれだけの心配りと愛情があり、
どれだけの周到な準備があるかということです。

それがなければ、
一見、同じ事を言っているように聞こえ、
また、一見、同じ事をやっているように見えたとしても、
何かが違うものなのです。

一時間、一時間の授業も同じ事です。

同じ教科書で、同じ指導案で、授業をしても、
伝わる授業と、伝わらない授業が生まれます。
深い授業と、浅い授業が生まれます。

同じ絵筆をもって画を描いても、
同じ土と窯で焼き物を焼いても、
決して同じ作品にはなりはしないのです。

なぜなら、そこには「魂」があるからです。

様々な仕事が分業化され、
システム化されていく中で、
段々と「魂」を込めることが難しい時代になって来ました。

効率が重視される時代です。
私のような職人仕事はもう古いのかもしれません。

そこで、まぁ、いいやと思うのか。
諦めず、最善を尽くすのか。

そこが分かれ道です。

ただ、悲しいことに、
私がいくらこだわろうと、
それは、わかる人にはわかるし、
わからない人にはわからないもののようです。

しかし、それでも、
私は私であろうとする努力を重ねていこうと思います。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 整理整頓 | トップ | 志の教育 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事