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◆◆ 先人の言葉に学ぶ ◆◆――――――――――――◆
今月は下村湖人の言葉をお届けします。
「何もしない人に過失はない。しかし何もしないことほど大きな過失が人生にあろうとは思えない。」(下村湖人『心窓去来549』)
「未知の世界をいつも身近に感じている人は、いつも心がわかわかしい。人は心が老いるにしたがって、未知の世界の広大さを知ることは出来ても、それを身近に感ずることが出来なくなるものである。」(『心窓去来』566)
「おそるべきは少数者の暴力である。しかし、一層おそるべきは多数者の無気力である。われわれは、前者が常に後者の温床において育つということを忘れてはならない。」(『心窓去来251』)
佐賀に生まれ、『次郎物語』を書いた作家・下村湖人を知る人はもう少なくなってしまいました。まして、教育者(校長先生)であったことや、素晴らしい言葉の数々を遺していることも知られなくなっています。実に残念なことだと思います。
しかし、本当に素晴らしい精神というものは、死後、益々輝きを放つものだと思います。それは、下村湖人の遺した言葉が、時代を超えて、生き生きと心に響いてくることからもわかります。そうした言葉を遺すためには、余程、自分で考える力と、精神が鍛えられていなければ出来ないことです。(志)
◆◆ 先人の言葉に学ぶ ◆◆――――――――――――◆
今月は下村湖人の言葉をお届けします。
「何もしない人に過失はない。しかし何もしないことほど大きな過失が人生にあろうとは思えない。」(下村湖人『心窓去来549』)
「未知の世界をいつも身近に感じている人は、いつも心がわかわかしい。人は心が老いるにしたがって、未知の世界の広大さを知ることは出来ても、それを身近に感ずることが出来なくなるものである。」(『心窓去来』566)
「おそるべきは少数者の暴力である。しかし、一層おそるべきは多数者の無気力である。われわれは、前者が常に後者の温床において育つということを忘れてはならない。」(『心窓去来251』)
佐賀に生まれ、『次郎物語』を書いた作家・下村湖人を知る人はもう少なくなってしまいました。まして、教育者(校長先生)であったことや、素晴らしい言葉の数々を遺していることも知られなくなっています。実に残念なことだと思います。
しかし、本当に素晴らしい精神というものは、死後、益々輝きを放つものだと思います。それは、下村湖人の遺した言葉が、時代を超えて、生き生きと心に響いてくることからもわかります。そうした言葉を遺すためには、余程、自分で考える力と、精神が鍛えられていなければ出来ないことです。(志)