愛犬のジローが息を引き取りました。
昨日、東京から戻って、
自宅に零時過ぎに戻ると、
まだ、息をしていました。
体をしばらく無言で撫でてあげました。
あたたかかった。
ジローのぬくもりでした。
撫でながら
「だいじょうぶだよ」
「今までありがとうね」
「もういいよ。」
そう話しかけると、
大きく息を3回ほどして、
静かに息を引き取りました。
零時三十分のことでした。
私が戻って二十分ほどのできごとですから、
あぁ、待っててくれていたんだなと思いました。
ジローが私をどのような存在として
受け止めていてくれたのかはわかりません。
だけど、ジローは、
私に見守られて旅立っていきました。
犬って、本当に不思議な生き物だと思います。
ジローは、
活発な柴犬のくせに、
割と大きくなってからも
じっと私の膝の上に抱かれているのが好きでした。
平成11年6月1日、
お父さんの豊龍号とお母さんの竜姫号の間に
生まれた豊光号という犬は、
そんな犬でした。
ここ数年、あまり遊んであげられなくて申し訳なかったけど、
天国で両親や三人の兄弟とまた楽しく遊べるのでしょう。
安らかに。