Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

出世願望がない時代に

2013年10月28日 | Weblog

出世願望がなく、
「そこそこでいいよ」という生き方が
若い世代を中心に多くなっているようです。

私は、それはそれでも良いと思います。

しかし、飛行機には必ずエンジンや舵も必要です。
みんながお客さんではいられないのです。

つまり、どんな組織にも、
推進力の役割を果たす人と
方向性を決める舵取り役とが必要なのです。

そうした人たちがいなければ、
飛行機は前にも進まず、
どこに向かって飛んでいけば良いのかもわからない。

勿論、
全員がエンジンになり舵になる必要はないし、
できることでもありません。

しかし、
誰かがその役を背負わなくてはならない。

そして、将来、若者たちの中の誰が、
その役割を果たしてくれるかはわからないのです。

だから、「リーダーたれ」と
みんなに対して呼びかけることになります。

それを聴きたくないものとして聞く人もいるでしょう。
「私はそこそこでいいのに…」と。

しかし、
リーダーを最初から選別して、
区別して教育することが出来ない以上、
全員に対して呼びかけていく以外に道はないのです。

従って、反発を受けることも
当然のこととして避けては通れません。

ただ、思うことは、
リーダーとしての教育を通して、

リーダーの責任や負担や苦労を知っている人が
一人でも増えていけば、

その人たちは、
良きフォロワーとして
リーダーを支えてくれる人材に
なってくれるのではないかということと、

今のリーダーが倒れたときには、
次のリーダーとして立ってくれるように、
成長してくれる可能性があるのではないかということです。


コメント
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