Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育という仕事

2011年12月04日 | Weblog
教育という仕事に携わっている私の役割は、
皆さんの成長に少しでも貢献すること。

そのために私は学び続けなければなりません。

学ぶテーマは、人間の心の問題全てだと思っています。

「志」「意志」「勇気」「習慣」「悲しみ」「憎しみ」
「喜び」「正義」「徳」「思いやり」「公正」「愛」

ありとあらゆる心の動きについて学び、
人間を深く理解しなければならないと思っています。

それはきっとお金には換算できないものです。

おそらく、
受験に関する知識や、
経済に関する知識や、
法律に関する知識や、
科学技術に関する知識を身につけた方が、
直接的に人の役に立ち、
また、お金にもなるのだろうと思います。

しかし、それでもやはり、
私は人間存在について、
深く学び続けたいと思っています。

なぜなら、
人間の営みの全ての根っこが、
そこにあると思うからです。

損得で人を育ててきたツケが
社会全体に回ってきている中で、
そうしたところに踏みとどまって
声が嗄れるまで叫び続けるような、
そんな愚かしいささやかな人生も
またよろしいのではないかと思っています。





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