Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

親心の学び舎

2009年01月22日 | Weblog
明日は、佐賀で「親心の学び舎」の講師を務めます。

勿論、私に親として教えられることなど何もありません。
共に学ぶだけ。
共に気付いていくだけ。

人間が教条主義的に教えられて身につくものなど、
ほとんどないのかもしれません。

あくまで、体感的に、
「あぁ、そうだったんだ」と思える瞬間ができたら、
「これから、こうしよう!」と決意する瞬間ができたら、
それで良いのだと思います。

自分が親としての理想を気持ちよくしゃべることには、
ほぼ何の意味もないと私は思っています。


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時間

2009年01月22日 | Weblog
一月は行く。
二月は逃げる。
三月は去る。

一月から三月までの時の流れの速いことを、
そんな言葉で表現しているのを耳にしたことがあります。

一日24時間は変わらないはずなのに。
二月は別として一ヶ月の日数は変わらないはずなのに。

なぜか早い時間の流れの中に身を置いているのを感じます。

それは、四月から始まる新年度一年間の
シミュレーションを凄いスピードでやるからかもしれません。

教育にはそれが大切だと私は思います。
「なんとなく」やらないことが、
大切なのだと思っています。

私の目指す教育は、
芸術家や職人の仕事に近いものです。

わかる人にはわかるけど、
わからない人にはわかってもらえない。

マニュアル化し、マスを対象にすることは、
なかなかしづらいと思います。

食べ物屋さんでも、
それぞれの得意分野と役割があります。
チェーン展開するところもあれば、
一店舗で自分の神経が行き届くサイズの店を構え、
こだわり抜いた食を真摯に探求するところもあります。

どちらがよい悪いと言うことではない。
それぞれが違い、多様であるからこそ、
豊かな食の世界があるのだと思います。

その意味では、私たちの教育は、
フランチャイズ化できるものではないと思います。

しかし、託せる人を探し続けたいとも思っています。

いずれにせよ、日本の教育全体が、
より豊かになっていけば良いと私は考えています。
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