つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

四季の里

2016-03-12 | 岐阜県

  四季の里と言っても、今は建物もなく、句碑も笠松町中央公民館の庭に移動。50年前には木曽川の河川敷にあり、四季の花が植えられて、近隣の小学生が遠足に行ったところでした。そこにあった料亭ももう廃業しましたが、うっすらと記憶しています。

 これまで碑を撮影しようと思いながら、機会がなくて・・・公民館の隣にあるのに・・・句碑が三基と漢詩の碑があります。

 最下段は、伊藤冠峰の漢詩碑です。三重県菰野(こもの) 出身の伊藤冠峰は江戸中期の人。菰山(御在所岳、鎌ケ岳周辺)に登り、漢詩を詠みました。名古屋で中西淡淵に学び、南宮大秋や細井平州 と同門でした。四十歳を過ぎてから、笠松の地に医院と学塾を開き、村人の施療と教育に尽力。異郷に住んでも、郷里の御在所岳を懐かしみ漢詩に詠みました。

 昨日は、東日本大震災から5年目。県庁近くを友人と歩いていたら、震災発生の2:46の合図と黙祷指示。思わず立ち止まり、一緒に黙祷。ご冥福を祈りました。

 

芭蕉句碑 草いろいろ おのおの花の 手柄哉 はせを

句碑 鶯や 川の方より 夜の明くる 清風

 句碑 夜も人の 月に来にけり 四季の里 馬好

 伊藤冠峰詩碑

 

コメント (2)
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