つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

宮沢賢治記念館

2009-10-16 | 国内旅行
 今回訪問した中で、この記念館が最も賑わい、改めて賢治の人気の高さが伺えました。子供から老人まで年齢層が幅広いことにも特徴があります。
 賢治の魅力は、多才であることだけでなくイメージが豊富だからだと思います。岩手軽便鉄道から「銀河鉄道の夜」にまで発展するのですから・・・チェロも弾けるし、作曲までされていました。

 エスペラントまで自由にこなされていました。イーハトーブとは、エスペラント語で岩手のことと長い間思い込んでいましたが、コメント頂き、そうではなくて、イーハトーブは岩手「いはて」をもじってつくられた宮沢賢治による造語で、賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉。つまりエスペランド語ではないということを知りました。

たった37年の人生だったのに普通の人の何倍も濃密に生きられたように思えます。本業は盛岡高等農林学校(今は岩手大学農学部)の教授。有名な「雨ニモマケズ・・・」の詩は、死後発見されたそうです。今、この詩は世界各国で翻訳出版されています。

 上の写真は、メソポタミアで発明された幻の技法で作られたもので、透明感があり、何ともいえない不思議なふくろう。光が差すと青さが増すそうです。入口に置かれています。中の写真は記念館。門の外には、「注文の多い料理店」という名のレストラン。満員で入れませんでした。

 下の写真はホテルの朝食のバイキング。メニューが多くて味もよかったです。これは和食の一部。洋風のものは別にあります。左手前が笹かまぼこ。
     

            
コメント (9)
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