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未唯への手紙

未唯への手紙

存在と無の間にグループがある

2009年05月21日 | 1.私
未唯へ。ライブラリの説明を営業本部に行っています。4つの営業本部の内、今日3つ、明日1つ行います。その内、2つに出席しました。説明は室長に任せました。私が説明すると、相手が分からないと定評です。

同じ担当員会議なのに、部長が仕切っているか、いないかで、雰囲気がまるで異なります。セブン・イレブンのSV会議のイメージで臨んだが、議論がされていません。我々の説明に対しても、聞いているのかどうかも不明です。当然、質問もありません。全国の代表者にライブラリのパンフレットを発行することを承認されたことにしました。儀式のために1週間費やした。

会社のパソコンの調子がおかしい。ある一定の角度以上ディスプレイを倒すと、バックライトが消えてしまいます。椅子を低くして、見上げるカタチでどうにか見えます。修理依頼を頼んだら、「お金がないので、できません」とのこと。こういう総務系の発想は大嫌いです。

本人からすると全てなのに、相手からすると無になっています。これを「存在と無」と表現しています。自分の存在からすると、宇宙全てを包含しているのに、宇宙からすると、私の存在は無に等しい。お客様がクルマを買う時も一緒です。クルマを買うことはお客様にとっては全てです。だけど、売る方からすると、One of Themです。

存在と無の間に、宗教とかマーケティングが挟まります。グループでのコミュニティもこの間を埋めるものです。グループが可能になるのは存在と無との間に有るから、意味があるのです。この総務系の発想に対して、「では、パソコンを使わない」ことを決意しました。NANちゃんが間を取り持って、修理してくれることになりました。

豊田市中央図書館から会社に電話がありました。2年間の図書館協議会の委員に選ばれたそうです。これで、図書館の内部事情が全て分かります。一緒になって、図書館のソフト化を進めます。

受付のNAKさんに出口で会いました。私服でした。割とあっさりとした茶色の服でした。以前の色のイメージがあったので、ちょっと意外でした。彼女から声をかけてくれました。うれしかった。1カ月ぶりです。受付も来社される方が減っているので、3人体制から減らしているので、受付に座ることが減っているとのこと。

あの笑顔に勝るものはありません。50メーター先からの笑顔を私は知りません。

投票システムのアピール

2009年05月20日 | 5.その他
未唯へ。どうにも、お金がないので、奥さんから1万円借りました。領収書を書いていました。返せる当てはありません。ボーナスが60%減になったら、貯金はゼロになります。

1年振りの部長面談がありました。病気さえなければ、65歳まで居てもいいですよ、と言われて反発していました。東富士の時に、お客様のクルマに対する思いをかなえる会社になってほしいと思い、チャレンジで、名古屋に異動してきた。そんなことは誰も考えていない、名古屋で、ネットワークから一つひとつ、作り上げてきた。まだまだ未完です。

Sa-ライブラリの次には、ローカルでの努力をグローバルの企画につなげる「投票システム」が控えています。この会社のためであり、社会のためになるものです。

新マーケティング会社に「投票システム」を採用してもらい、それをB-B-Cの観点から、販売店の店舗のスタッフが活用できるようにすることで、お客様からの要望をスタッフが「グループでのコミュニティ」で考えて、お客様にお返ししていくものです。さらにメーカーに、お客様の思いを伝え、具体的なカタチで返すことができれば、現地発想の新しいマーケティングが可能になります。

新マーケティング会社を巻き込む際には、SalesForce.comのようなクラウド・コンピューティング会社をパートナーにすることで、電算部の妨害を除去できるし、イントラネットとインターネットとの融合が可能になります。2千万人のお客様とのコミュニケーションも可能になります。

そんなことを、10分ぐらいで述べました。その話を新会社への提案にしたいので、再度、2時間ぐらい話すことになりました。

それまでに、サファイア循環において、Local meet Globalに位置する「投票システム」について、社会学的、歴史的、数学的な観点も分かりやすくまとめていきます。そのためにも、「未唯への手紙」のロジックの完成を急ぎます。

新マーケティング会社には「投票システム」以外に、販売店の衛星端末を自由に使えるシステムも提案していきます。3年前に電算部の能力不足のために妨害されたシステムを、復活させます。YouTubeのような環境をイントラネット上に、6千台のサーバを連携して、作りあげて、店舗をお客様にとってのサード・プレイスにしていきます。今年は、提案する時期です。

「未唯への手紙」の「本」編と「生活」編 その2

2009年05月19日 | 7.生活
(つづく)

最後に、「生活」編です。

7.1 考える生活
 7.1.1 ひとりぼっち
  1.ひとりぼっちで生きてきた
   ひとりぼっちで生きてきた
  2.私はロマンチスト
   私はロマンチスト
 7.1.2 考えること
  1.好奇心旺盛
   好奇心のままに
   旅行
   ローカルの原風景
  2.思いをつなげる
   思いがつがらない
  3.考えること
   考えることは好き
   考える手段
   記憶力がない
 7.1.3 考える道具
  1.アナログツール
   雑記帳の歴史
   雑記帳の記述
   文房具は好き
   アナログツール
  2. ITツール活用
   ケータイは嫌い
   情報収集ツール
    ICレコーダー
  3.超アナログツール
   マルティメディアを使いこなす
   10cmツール
   時計スケジュールノート
 7.1.4 シンプルな生活
  1.単純にしたい
   人生の単純な楽しみ
   休日の過ごし方
   シンプルな生活
  2.考える生活
   考える生活
   読書生活
   日常と非日常
  3.集中したい
   時間を止めたい
  4.壊れていく体
   体調
   人とのつきあい

7.2 社会に向かう
 7.2.1 孤立
  1.孤独を生かす
   社会から離れた存在
  2.思考だけが救い
   内側の世界をレスキュー
 7.2.2 情報収集
  1.メディアからの情報
   読書を自分の武器にする
   テレビを自分の武器にする
  2.日本的な発想
   日本的な発想で突破する
   マイナスがプラスになる
  3.生活規範
   企業の中の特異な存在
 7.2.3 社会との関係
  1.会社を使い切る
   会社との関係
  2.生活を使い切る
   四葉のループから見た個人
 7.2.4 社会を変える
  1.社会を変えたい
   社会を変えたい
  2.自分を変える
   変えるのは難しい

7.3 自分を変える
 7.3.1 自律した個人
  1.プロとして自立
   自分は自分
  2.世界観に基づいた生活
   世界観
  3.モビルスーツ
   五十肩
   前立腺
 7.3.2 生活時間
  1.生活時間
   時間の使い方
   老人ホームの母
   スケジュール表
   未来予想図
   時間の使い方
   暗澹たる思い
   ストイックな生活
  2.会社時間
   会社の使い方
  3.趣味の時間
   集め、考え、蓄える
 7.3.3 アプローチ
  1.数学者としての思考
   数学的思考
   数学者としての行動
  2.社会学者としての思考
   クレーマーの存在
  3.歴史学者としての思考
   未来が見える
 7.3.4 自分の中に戻る
  1.自分へ向かう
   自分へ向かう
  2.生活の変化
   生活観をなくす

7.4 活動
 7.4.1 さあ!
  1.孤立を楽しむ
   孤立と孤独を楽しむ
  2.考え抜く 
   無にして考える
 7.4.2 本質的な生活
  1.テーマを行動に活かす
   2年計画
   本質的なこと
   勇気をもつ
  2.話し相手を探して
   話し相手
  3.生活規範を見直す
   ストレスへの対応
   生活規範
   時間の過ごし方
   発信する生活
   早起き
  4.シンプルな生活
   シンプルな生活
 7.4.3 ブログで表現
  1.ブログで表現する
   ブログで表現していく
   ブログを書くためには
   ブログを発展させる
   考えてもらうために発信
  2.インターネットを活用
   インターネット世界との関係
 7.4.4 社会に行動
  1.生活を戦略化
   生活を戦略化
  2.あと1年の行動計画
   あと1年
   あと1年でやること
  3.自分に戻る準備
   やるべきことに集中

「未唯への手紙」の「本」編と「生活」編 その1

2009年05月19日 | 6.本
未唯へ。今日は前立腺のガン検診の結果を聞きに行くために、お休みです。朝から、「未唯への手紙」の再編成を行っていました。

検査結果はガン細胞は見つからなかった、とのこと。2回目の検査で見つかる可能性は10~15%だそうです。2回目、見つからないと、3回目からはないそうです。何となく、気抜けしています。ガンだと思って、人生を生き抜きます。

「未唯への手紙」の「本」編、「生活」編を掲載します。まず、「本」編です。

6.1 本と図書館
 6.1.1 本
  1.本との対話
   本にかかわる時間
   本は対話であり、情報源
 6.1.2 多読
  1.読書が私のブランド
   多くの本を読めました
   本にまつわる様々なこと
   速読・多読を自分のブランド
  2.本を活用する
   本を活用しよう
 6.1.3 図書館調査
  1.さまざまな図書館
   図書館の立場
   図書館の場所
   図書館の場所
   図書館の人々
   図書館の形態
  2.図書館を守る
   図書館への攻撃
   図書館ボランティアから始めた
  3.図書館調査
   国内外の図書館
   フィンランドの図書館
  4.図書館の評価
   図書館の評価メジャー
   図書館の評価メジャー
 6.1.4 豊田市中央図書館
  1.返本ボランティア
   豊田市中央図書館

6.2 図書館調査
 6.2.1 新刊書
  1.新刊書が基本
   読書の基本は新刊書
  2.借りて読む
   本を借りるリテラシー
   新刊書フリーク
 6.2.2 読書環境
  1.読書環境
   43歳からの読書環境
  2.場の提供
   場の提供
 6.2.3 図書館をブランドに
  1.ブランドへのこだわり
   図書館は私のブランド
  2.図書館を見る目
   ボランティアから審議会へ
   図書館法の改正
  3.場を生かす
   図書館で町おこし
 6.2.4 図書館へプレゼン
  1.図書館から広がる世界
   図書館は観光拠点になる
  2.図書館に求めること
   図書館へプレゼンテーション

6.3 本から広がる世界
 6.3.1 様々な本
  1.環境の本
   ロハスは解になっていない
   社会学は環境問題が主
  2.ハウツー本
   ハウツー本は心に響かない
  3.こころの本
   哲学
   心理学
  4.コミュニケーションの本
   コミュニケーションに関する本
   人に関するものはすてき
  5.メディア論
   図書館
   メディア
   メディア論
 6.3.2 本から得るもの
  1.一冊の本から始まる世界
   一冊の本の威力
   本のある生活
  2.知の体系化
   スタバはサード・プレイス
  3.社会への還元
   社会へのインタープリテーション
 6.3.3 社会への提言
  1.生涯学習への組織化
   審議会の発言は届かない
   豊田市中央図書館の“次”
  2.デジタルライブラリ
   デジタルライブラリを武器に
   デジタルライブラリの冊数
 6.3.4 地域への拡大
  1.地域における図書館
   図書館から地域へ拡大
   岡崎市立図書館
   岡山市立図書館
   県立図書館と市立図書館
  2.海外の図書館の役割
   海外の図書館の役割
  3.図書館はGmLの典型
   図書館はGmLの典型
   岡崎市立図書館に見るGmL

6.4 図書館友の会
 6.4.1 本の力
  1.速読・多読の効果
   速読で会議への取り組みは変わった
   速読で多様な意見を整理
  2.さまざまな人生
 6.4.2 生涯学習
  1.読書のすすめ
   本を読んで変わってほしい
   気づきから行動へ
  2.図書館から生涯学習へ
   図書館から生涯学習へ
 6.4.3 新しい図書館
  1.気づきから行動へ
   見る、知る、考える図書館
  2.多様な図書館の役割
   図書館を市民の手で守る
   図書館員の思い
   生涯学習の対象の拡大
 6.4.4 図書館友の会
  1.サファイア事務局
   図書館友の会のイメージ
   図書館友の会と市役所
   米国の図書館友の会
  2.サファイア循環のインフラ
   サファイア循環の図書館
  3.パートナー
   パートナーは本当にいるの?

(つづく)

未だに電算部には頭に来ている

2009年05月18日 | 5.その他
未唯へ。先週金曜日の電算部の態度に未だに頭に来ています。このままでは、この会社はやばい!

経緯を確認すると、今回の要件への対応を10月から、来年の1月に延ばしたいと一方的に言ってきた。大きな案件かと見たら、ほとんどはバグ修正です。こんなものがまだ放置されているとは!

旧システムは、マーケティングという位置づけで、我々の要件をシステム会社に直接申し入れて作りました。販売店からの要望に対しては、2週間ぐらいで対応していました。販売店と一緒になって、使いやすいシステムを作り上げました。今回のシステムの半分以下のコストで対応しました。

今回は、電算部が侵入してために、要望発生から、2週間で対応できるものが、9か月もかかります。25倍の遅さです。その上、「やってあげる」という思い上がった態度です。

熊本の先行販売店に電算部が同行した時も頭に来ました。

現地での確認会議で、ライブラリを「グループでのコミュニティ」として使ってもらえるように専務に提案しました。それに対して、「それができると革命的だ」、「店舗は時間がない」という二つのキーワードをもらいました。来週、全国販売店の代表者に送付するパンフレットにつなげます。非常に有意義な検討会でした。

その場に同席した電算部は、上から言われてきた数字だけを販売店から聞き出そうとしていました。販売店の「思い」、我々の「思い」にはまるで無関心です。

旧システムを一緒に育て上げてきた販売店のスタッフも参画していました。試行に際しても、一緒になって、作りあげてきました。

そのスタッフが電算部に対して、「的確な対応をお願いしたい」と述べた時に電算部が言った言葉は信じられません。「僕にはそんな権限はありません」

じゃ、何のためにソコにいるのか。ユーザーの期待に応えられい人間が、なぜ、ソコに存在するのか。その時から、電算部は販売店にとってはジャマな存在であることがハッキリしました。「思いを共有できない」人が間に居ることは、致命的な欠陥です。

この事態はある程度、想定していました。システムはシンプルにして、運用で対応できる仕掛けを仕込んでおきました。シンプルにするには、将来の変化、社会の変化、販売店が変化を織り込みました。だけど、バグ修正に9か月という、内からの妨害まで想定していません。

枝廣淳子さんの憂鬱

2009年05月17日 | 1.私
未唯へ。落ち着いて、本を読めるところがありません。近所のオーガニックのコーヒー店は若い夫婦がやっていて、本も多く置いてあり、考えるにはもってこいです。今日行ったら、オーナーのおばさん連中が大きな声で話をしています。この大阪のおばさん現象です。サードプレイスが欲しい。

午後から、枝廣淳子さんの講演会に行きました。自然系NPOの講座の開講式に人集めで呼んだみたいです。私は枝廣さんのファンです。「朝2時起きで何でもできる」に刺激されて、3時起きを行っています。

彼女の生き方に魅力を感じて、エコットの記念講演の講師に枝廣さんを推薦しました。エコットの講演当日は、豊田市駅前まで向かいに行きました。その前に刈谷で聞いていますので、これで3回目の講演です。

テーマは当然、環境問題で、「これからどうなっていくのか」「どういう世界に突入していくのか」「どういう風に考えて変えていったらいいのか」ということだそうです。

枝廣さんは相変わらずです。そこで、辛口のコメントです。CO2を60~70%減らすのに、二重窓とか、エコ家電を買いなさいという答は意外でした。そんな受け身で変わるはずはありません。組織自体を変えないといけません。組織の中の考え方自体を変えないといけません。

グローバリズムは、どんどん全体主義的な要求を個人に押し付けてきます。市民が自分たちを変えて、グローバルを活用する姿勢を取らないといけません。「システム思考」を標榜するなら、グランドセオリーから展開してほしい。

講演する姿に、何となく、違和感を感じていました、その違和感について、「もう一人の私」が「もう一人の枝廣さん」に尋ねました。彼女は心理学出身だから、自身を見つめている「もう一人」も感じているみたいです。「私は本当に何を話しているのか」「こんなことで本当に変わるのかしら」と話してくれました。

政府に助言をしているけど、政府のやることに方向がなく、バラバラなことをやっている。高速道路料金千円にしても、環境にはよくない。こんなことで、低炭素化を実現できるのか。政府に加担している以上、非難はできない。

今回は若い人が参加して、前のめりに聴いていました。「何を言ってくれるのか」「何を学べばいいのか」を一生懸命、聴いています。そういう人と相手にした時に、枝廣さんの憂鬱が増大します。

どう見ても、今の自分は逃げている。内に入ります。

2009年05月16日 | 1.私
未唯へ。今日も雨ですね。何となく寒いですね。

昨日は金曜日で、豊田市中央図書館に5時半に着いて、新刊書漁りをしました。先週は新刊書がなかったので、少しは増えているかと思ったけど、全然、少ないです。自分の興味に範囲を最大限に上げて、16冊借りました。めぼしいモノは『第三帝国の興亡5』234.07、『聞かせてよ、ファインマンさん』404です。共に以前出版したものを新しいカタチで今年4月に出版されたものです。

今書いているブログはヒットラーの『我が闘争』のような位置づけにしたいと思っています。後世になった時に、参考資料になるように。あの時が分岐点であったと。

ブログで書いたものも含めて、「未唯への手紙」にまとめているが、この作業をしようとすると、他のことが気になって、別のことを開始してしまう。本のOCR作業をしたり、スタバに出かけたり、ゲームをしたりします。昨日も、10時から11時まで、DSのDr,マリオ的なゲームをしていました。奥さんは2000点を超えますが、私は1000点がせいぜいです。

どう見tも、「未唯への手紙」をまとめることから逃げています。この540項目からインバリアントを見つけることが本当にできるのかと予感しているのでしょう。これが自分のすべてにしても、これだけしかないチッポケな自分を認識することから逃げているのでしょう。現実逃避です。

今日の午後、そんなことをつくづく思っていた。自分をしっかり見ないといけない。時間は残されていません。出し惜しみしていてはいけません。この会社の組織もどんどん崩れている時に、救えるのは、現場から発想し、日本的な思考と数学的な思考からサファイア循環だけしかありません。それを私が明確に出して行くしかありません。

では、何からやっていくか。一つは540項目の空間の見える化です。インスピレーションで線形にしていきます。膨大な「データ」処理になります。それを思考力だけでやり遂げます。もう一つは、スケジュール表への記述です。自分のインプットをすべて記載していきます。とりあえず、この二つを自分に課します。人との関係は「もう一人の自分」だけの世界に入り込みます。外には何も出さないようにします。この集中の期限は6月までとします。

20代から5月の木の芽時(季節の変わり目)は、自分を変えていましたね。

どうでもいいことはどうでもいい

2009年05月15日 | 5.その他
未唯へ。「どうでもいいことはどうでもいい」というのが、私の信条です。どうでもいいことに、「どうでもいい」と思っていない人がやればいい。「どうでもいい」人にとっては、どうでもいい。これも四方教授から教わった。

電算部のやり方の頭に来て、「仕事」を放棄した。私の「仕事」が彼らの戯言に従って、「ユーザーの意見」をでっちあげることならば。彼が上から言われたことを、私に言ってきた。自分のミッションを放棄して、能力不足をユーザーに転化してきた。

バグ修正をするのに、「販売店での効果を具体的な数字で述べよ」と来た。バグはバグなんだから、とっとと直せ! その挙句が「会社のカネをムダに使っている」と来た。電算部のせいで、開発工数は倍、開発期間も倍、性能は半分以下になっている。同時に、ユーザの思いも削がれている。

そして、「じゃ、作ってあげない」と来た。自分たちの「唯一の存在理由」=権限を振りまいている。能力もミッションもない人間が「権力」にしがみつくことが、現場にどれほどの損害をあたえる。当然、「では」ということで、私は電話を叩きつけた。

「作ってくれない」なら、販売店の役員から、電算部に直接、クレームをつけるようにします。これがサファイア循環での流れに沿っています。こんな電算部しか持たない、組織の限界です。

電算部のミッションは、システムを介して、こういう時代に、販売店が生き残れるように、支援していくことです。マーケティングに関与している部署の「仕事」です。

現在の状況が起きているのは、グローバルがグローバルのことしか考えないことによる弊害です。グローバルにいる人間のミッションはローカルを支援することです。サファイア循環でいうところのファシリテーションです。

電算部がシステムのプロならば、ポータルのレスポンスのストーカー的遅延を早急に解決しろ! 半年もかかって、未だにできていない。電算部ができるのは、電算メーカーの尻をたたくだけ。その挙句が「限界です」と来た。

電算メーカーではなく、電算部が悪いのだから、やはり、なくしましょう。現場が「使える」システムにはなりえない。

電算部が存在するのは、販売店のためにならない。会社にとって、時間とお金と人のムダです。この会社は本当に危ない。新マーケティング会社に救いを求めましょう。

「未唯への手紙」の「仕事」編 その2

2009年05月14日 | 5.その他
(つづき)

5.3 販売店システム
 5.3.1 仕掛け
  1.ライブラリ
   Sa-ライブラリ
   Sa-ライブラリの意味
   Sa-ライブラリのファシリテーション
   Sa-ライブラリの拡大
   Sa-ライブラリのお披露目
    Sa-ライブラリのシナリオ
  2.検索
   「お知らせ」をキーに
   グーグル・サーチ
   検索方法
   検索する人で異なる結果
   Sa-サーチ
  3.テレビ会議
   コミュニケーション革命
   テレビ会議は必要
 5.3.2 実現
  1.ポータル
   Sa-ポータルと近傍系
   Sa-ポータルが販売店を救う
  2.グループ
   グループでの活動
  3.双方向性
   3つの双方向性
 5.3.3 コンセプト
  1.情報共有
   情報共有
   サファイア循環における情報共有
   グループでの情報共有
   全国へのプレゼン
   Sa-ポータル+ライブラリ
  2.コミュニケーション
   コミュニケーションの推移
   グループ・コミュニティ
  3.店舗活性化
   メッセージの送付
   説得方法
   さまざまな思い
   空間配置
   サファイアでの支援
   対象の拡大
    「Drive Your Dreams」作戦
  4.システム構想
   新世代システム構想
   ミッション・ステートメント
   営業本部がTGを果たしていない
 5.3.4 インフラ
  1.ネットワーク
   Sa-ネットワーク
   社会のインフラ
   Sa-ネットワーク
   サファイア循環
  2.サーバ
   クラウド・コンピューティング
  3.グローバルからの支援
   Act Globallyから始める
   行動します!
  4.お客様への拡大
   お客様DBとサファイアの接続
5.4 会社を変える
 5.4.1 お客様を支援
  1.お客様ポータル
   お客様ポータル
   お客様が欲しいモノを知る
   情報系システムの再構成
   お客様とスタッフの関係
  2. B-B-C
   最終目標
   私のミッション
   会社2020ビジョン
  3.会社の状況
   お客様が変化した
   原点回帰
   「Drive Your Dream 」作戦
   聴くのはスタッフ
 5.4.2 店舗の活性化
  1.スタッフの活性化
   スタッフをナレッジワーカーに
   チーム活動が位相を変える
   ローカルを支援する機能
  2.情報共有
   ポータルでの情報共有
   ポータルでの情報共有
   情報共有の実現方法
   情報共有のシナリオ
  3.複雑性のアプローチ
   マーケティングのアプローチ
 5.4.3 職場の活性化
  1.ソーシャル・システム
   Sa-ソーシャル
   四葉のループ
   ループの波動
   四葉のループと集合知
  2.地域の活性化
   地域社会とメーカの役割
   地域社会の活性化とメーカの役割
  3.インターネットの世界
   インタ-ネットとの融合
    ①インターネットへの拡大
    ②機能提供して、コンテンツを使い込むのがイントラでのやり方
    ③イントラ自体のオープン化のカタチ
   Web2.0
    ①Web2.0
    ②Sa-ファミリー
    ③Googleを凌駕する
 5.4.4 会社を変える
  1.販売店システムの将来
   2012年の販売店システム
  2.ソーシャル企業
   時代の中での存在
   企業に必要な想像力
   ピンチからの<変革>
   企業の存在理由
   新しい「型」の企業イメージ
   密着軸で差別化
  3.複雑性を生かす
   複雑性の証拠
   ナレッジワーカー
   複雑性の心理
   Local meets Global
  4.新しいグローバル・インフラ
   グローバル・ビジョンは循環
   北欧人の行動規範
   ファシリテーション能力
   ファシリテーションで下位レベルに遷移
  5.変革
   <変革>のシナリオ

「未唯への手紙」の「仕事」編 その1

2009年05月14日 | 5.その他
未唯へ。5月というのは、よく落ち込みます。季節の変わり目です。結婚した年の落差が最大でした。

今日は東京でWeb2.0のセミナーに行ってきます。のんびりと考えます。考えるのはグランド・セオリーとグループに対する考え方、そして、「投票システム」のパートナーです。できたら、現実的な「アピール・アンケート」についてもいいアイデアをもらってきます。

心が晴れないです。偶然に任せています。安定したものを求めているかもしれません。それがイヤなんです。なにも出てこないことは分かり切っているから。明日に希望をすなぐことをやめようか

結果としては、「投票システム」を具体化しているのは、SalesForce.comだけです。他のメーカーは「やろうと思えば半額でできます」と言うだけです。アイデアと、それを実現する力が肝心なのに、日本のメーカーはマネしかできません。

「未唯への手紙」の「5.仕事」編を掲載します。ここから、「投票システム」の実現イメージを明確にしていきます。

5.1 思いをカタチに
 5.1.1 自分の思い
  1.仕事への思い
   仕事への思い
  2.ユーザへの思い
   ユーザーへの思い
  3.社会への思い
   グローバルへの対応
   社会への参画
 5.1.2 皆の思い
  1.思いを引き出す
   存在を賭けて、引き出す
  2.データから引き出す
   データからアイデアを引き出す
   データからアイデアを引き出す
 5.1.3 思いを共有
  1.仮説を設定
   仮説を設定して、見せる
   皆に見せる
   直接、コンタクト
  2.プロと組む
   プロと仕事できる楽しさ
   パートナーがほしい
  3.範囲を決める
   デバック技術
   トラブル対策
 5.1.4 カタチにする
  1.システム開発
   設備計画は悩ましい
   デバック能力
  2.新しいカタチ
   ローカルからグローバルに変わる
  3.作る意味を示す
   現場で作る意味を示す
  4.最終目標
   最後は、自分に帰る

5.2 サファイア循環
 5.2.1 ローカルで考え
 1.管理と監視
   組織は管理と監視がお仕事
  2.システム担当
   販売店のシステム屋は微妙
   販売店は皆、異なる存在
  3.エンパワーメント
   本部の役割は勇気づけること
 5.2.2 ローカルで実現
  1.現場の発想
   現場の論理はどこからくるか
   ローカルで使うことが出発点
   システム設計で必要なもの
  2.インタープリター
   現場発想を企画につなげる
  3.インタープリター
   インタープリターがほしい
 5.2.3 グローバルの企画
  1.データ解析
   大量データを分析する力
  2.マーケティング
   名古屋の風土を変えるには
  3.サファイア循環
   店舗の活性化
   サファイア循環の適用
   循環図
   起承転結
   私には夢がある
   もしかしたら、すすめすぎたのかも
  4.システム化
   企画を具体的にする
 5.2.4 グローバルの支援
  1.インフラ
   インフラから変える
   販売店へのファシリテーション
   システム開発経験のまとめ
  2.システム部門の役割
   電算部は重戦車部隊
   システムを人質にする
  3. 「作る」から「使う」へ
   システムは使うためにある
    NPO的にアプローチします
   デバックは政治犯のこころ
   販売店の多様性を生かす
  4.サファイア循環
   循環を感じて

(つづく)