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未唯への手紙

未唯への手紙

あらゆる子供が変身する、モンテッソーリ教育とは?

2013年10月21日 | 7.生活
『集中力メソッド』より 残り99%の人へ贈るトップ1%の共通ルール

私が、ある重要な事実に気づいたのは、2012年の暮れのことでした。前著『トップ1%の人だけが実践している思考の法則』(小社刊)のために、調査をしていたときです。

私は、「誰も知らないような小さなビジネスが、ブレイクスルーするきっかけは何なのだろうか?」という疑問に答えるべく、ベンチャーからまたたく間に世界的なビジネスに躍進したさまざまな企業の起業秘話を集めていました。グーグル、アマゾン、ダイソンといった、みながよく知る成功企業のスタートアップ時のチャレンジや躍進の秘密をまとめ、共通する原則を見つけることが目的でした。

その過程で、私は意外なことを発見しました。それは、こうしたビッグビジネスを生み出した源泉は、「創業者の経営戦略や戦術ではない」ということでした。卓越したビジネススキルよりも、むしろ創業者の生い立ちに驚くべき相似性があったのです。

それは何か? それは、世界有数の成功者、つまりトップ1%の天才的なビジネスパーソンの多くが、同じような幼児教育プログラムを受けていた、ということだったのです。

モンテッソーリ教育とは、20世紀初頭のイタリアで初の女性医師として精神病院で働いていた女性マリア・モンテッソーリが考案した幼児教育プログラムです。その根幹は子供の自発性や集中力を養うメソッドであり、子供の能力を伸ばすための独自の教具とセットで運営されています。

マリア・モンテッソーリがそのメソッドを発見したのは、偶然でした。

彼女の前に、母娘の物乞いが現れたときのことです。お母さんの物乞いが、モンテッソーリに近づいているときに、幼い娘は、道に落ちていた切手を熱心に触っていたそうです。

娘は周りの状況や、自分の置かれた貧しい境遇をすべて忘れて、その作業に「深く、深く集中」していたのです。そして、モンテッソーリは、手先を使って深く集中している幼い娘の表情を見てハッと気づいたのです。それは「集中によって、子供の中の何かが大きく変化していること」でした。

そこから、彼女は、「集中」がもたらす子供たちへの素晴らしい効果を研究することになります。子供たちに「集中」を促すことによって、それまでの教育のいろんな問題がクリアになる、そう考えたのです。マリア・モンテッソーリは、幼児の中で起こっている驚くべき法則を見つけたときのことを次のように語っています。

私は幼子の心の中に起こっていることの中に、ある法則があることを発見しました。そして、この法則が教育の課題を完全に解決してくれる鍵を与えてくれたのです。(中略)それは、子供が集中するということです。このことを発見して以来、私は集中を可能にする教具と集中を促す環境を注意深く研究し始めました。こうして、私は私の教育方法を編み出したのです。〈マリア・モンテッソーリ著 鷹苛達衛訳『幼児と家庭』(エンデルレ書店)より〉

その後、モンテッソーリはメソッド、教具、教師の育成プログラムを開発し、普及に努めました。そして、モンテッソーリ教育は、瞬く間に欧米に広がっていきます。世代を越え、国を越え、集中のもたらす教育効果が世界中の子供たちを変えていきます。

アンネ・フランクはオランダで、ピーター・ドラッカーはオーストリアで、そしてグーグル、アマゾン、フェイスブック、ウィキペディアといったインターネットの覇者となった若者たちはアメリカで、このモンテッソーリ教育の洗礼を受けたのです。

このメソッドは、子供の先天的な素養や教育環境、親の財力や学歴には関係なく、それを実行した子供たち全員に素晴らしい成功の礎をもたらしました。モンテッソーリが最初に出会った物乞いの娘でさえ、もし教育機会さえあれば、幸せに満ちた人生を勝ち得たかもしれないのです。

では、モンテッソーリ教育ではどのように子供たちに集中を促すのでしょうか? 集中はどのような教育効果をもたらすのでしょうか?

のび太くんより先にしずかちゃんが免許を取った理由?

2013年10月21日 | 5.その他
『データ分析ってこうやるんだ!実況講義』より

少子化が主因であるとしても、新しく運転免許を取得する若者の絶対数が減っていること自体は事実で、自動車メーカーとしては、若者の免許取得率を少しでも高めたいところです。しかし、昔と比べて免許取得率が大きく下がったわけではないので、これを引き上げるのは簡単ではないと思われます。

ところが、免許保有者の男女比をみると、興味深いデータがみつかります。図は、年齢別に、男性の免許保有者100人に対する女性の免許保有者の人数を示したものです。70歳以上では50人未満となっていて、昔は「クルマの運転は男がするものだ」という感覚が強かったことが確認できます。

その感覚が修正され、免許保有者の女性比率がどんどん上がってきたことが、2012年の85歳以上から40歳代までのデータで確認できます。しかし、30歳代以下の年齢層では、年齢が若いほど、免許保有者の女性比率が下がってしまいます。

なお、人口そのものの男女比が100対100とは限らず、16~19歳では100対95で、そこから女性比率が少しずつ上がって(女性のほうが寿命が長いためですが)、50歳代前半では100対100になります。このあたりも考慮してデータを読むべきで、そのために図表108には「人口の女性比率(男性人口100人に対する女性人口)」を示す補助線が引いてあります。

昔から、男性のほうが早めに免許を取得する傾向がありますので、16~19歳での比率はあまり参考になりません。しかし、20歳代(前半・後半)の免許保有者の女性比率が、30歳代(前半・後半)での数字より低いことをどう解釈するか、悩ましいところです。

そこで、2002年と2012年とで、同じように年齢別の運転免許保有者の女性比率を計算して、比べてみたのが次ぺージの図表です。40歳未満だけを示しています。10年間での変化はほとんどありません。あまり参考にならない16~19歳での比率を除き、2ポイント未満の差で、いずれにしても2012年のほうが40歳未満のどの年齢層でも女性比率が高くなっています。

こうしてみると、40歳以下で女性比率が相対的に低くなりやすいのは、男性よりも女性のほうが、免許取得の年齢が少し遅くなりやすいことが原因のようです。私の講義に出ている学生たちは、「女子学生の場合、就活の履歴書に書くために就活前に運転免許を取るパターンも多い」といいます。わかりやすい例でいえば、大学に入学したらすぐに運転免許を取るパターンは、男性のほうが相対的に多い一方で、就活前に取るパターンは、女性のほうが相対的に多いということでしょう。

データを調べれば調べるほど、日本のいまの若者では「免許離れ」など起きていないと確認できました。それでも、少子化で若者の人口が減るなかで、少しでも免許取得者を増やしたいなら、若い女性に働きかけるべきです。

もともと、若い女性の免許取得率にはもっと高められる余地があるのに、この10年間では高くなっていません。図表のグラフは、全体的にもっと人口の男女比率の線に近づいてもおかしくないのに、そうなっていない(過去10年間でさほど変化していない)ことに注目すべきです。

運転免許のデータに基づいてマーケティング戦略を考えるなら、若い男性よりも、若い女性にこそ、もっとクルマの運転免許を取ってほしいと訴えかけるべきです。このデータを整理してからみた、トヨタのドラえもんシリーズのCMでは、のび太くん(若い男性)よりもしずかちゃん(若い女性)のほうが先に運転免許を取っていました。これが意図的な工夫なら本当によくできたCMだと感じました。ただし、若者に運転免許の取得を促す目的のCMを継続して流すために、主人公であるのび太くんの免許取得を後回しにして、話を引っ張っていただけかもしれません。

キンドル5台目

2013年10月21日 | 7.生活
キンドル5台目

 やはり、キンドル5台目を買います。軽さが300gとケースがいいのが、最大のポイントです。コンテンツがある人にとっては、充分、使えます。

 しかし、1年間でキンドル5台ですよ。コンテンツとデバイスの関係を考えることも可能です。

 なぜ、5台もキンドルを買うのか、をコンテンツとの関係で、解析します。システムはつくるモノではなく、使うことの証明そのものです。データを折り込むにしても、メールで勝手に入ります。

 新聞配達の代わりに、キンドルを配っておいて、メールで飛ばせばいいという、アメリカの発想には合意できます。

 だけど、自分でこなせないとダメです。それを今のキンドルHDで行っています。自分の中に、知識と意識を持たせるのか、の論理の実験です。対話をICレコーダーの追加機能で行うことで実験しています。

 願えば、いくらでもやれるものが出てきています。1万円で手に入るので、安いです。願った時に、偶然にそこに準備されている感覚が戻ってきています。それに応えることにしました。

お時間ありますか

 11時から、相談に乗りました。「10分、お時間がありますか」のメール。私の存在が確認できたのは、うれしいです。だけど、パートナーの悩みは大きいです。1時間、聴いていました。

 変える間際に、もう一人の女性から立ち話を30分以上、行っていた。相談できる相手が居ることが楽しいと言っていた。

キンドルHDX

 11月末のキンドルHDXは4万円かかります。7インチの16Gなら、2.4万円だけど、あえて、64Gにするので、3.4万円です。それに、カバーが本革のおりがみで6千円です。

 現在のキンドルHDはOfficeProを使えば、未唯空間の文書データベースに対して、検索できます。知識と意識のツールを目指します。

組織に縛られる

 パートナーの相談を聞いていても、なぜ、そこまで組織に縛られたいのか。組織を飛び出せばいいのに。だけど、それができるのは、今のままでは、幸運な人しかいない。

 組織に縛られていては、本来、自分がそこにいる役割を放棄することになります。それは、本当に正義なのか。

 私の場合は、簡単に組織の枠を超えました。なぜ、できたのか。元々、数学という、別の世界があったからです。

 組織自体もグローバル化で、その枠を超えてしまっているので、組織に縛ること自体ができなくなっている。それに気づいていない連中が上にいるので、自分のレベル以下に抑えているのが、現状です。

 組織の中で育っていた人間は、恐くて、そこから出れないです。内なる世界がある人間はそこに出ます。哲学者は大体、そうです。

目が悪い人は組織に縛られないという仮説

 それと個人的な事情があります。小さいときから目が悪い人は、コミュニケーション部分の小脳が発達しません。それを補うカタチで、自分の内なる世界をしっかり作ることになる。それの証明みたいなものです。ちなみに、マルクスもエンゲルスも近視でした。

社会の位相化というコンテンツ

 私の中のコンテンツは何か。コンテンツがあるから、知識と意識の話ができるんです。ない人は人に頼るしかない。元々、30年もかけて、作り上げてきた世界です。明確な意思は持っています。

 今、私が考えているのは、社長とかITトップ以上のことを考えています。何しろ、社会全体のことを考えて、社会の位相化という答えも出ています。企業が方向を見いだせないなら、それに従うしかない。

 そして、考える手段もいくつも持ってきています。未唯空間におけるキーワード空間とかの考え方を活かしていくことです。言葉でのハンドリングまで手段化しています。