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プレゼン2 数学編

「哲学オデッセイ」の手入力に時間がかかりすぎて、何の出来ない。OCRがストレスです

プレゼン2 数学編

2.1.1 数学に真理を求め
 ・真理とは不変であり、価値があり、超越する
 ・数学を規定するのはさまざまな不変
 ・やはり、数学に真理があると認識
 ・数学では認識が先にあり、対象が生まれる

2.1.2 数学科で考える
 ・数学は考える手段とあることを理解
 ・数学とは何かが大きなテーマ
 ・解析概論で数学者の思い
 ・四方教授で数学とは何かの問題提起

2.1.3 多様体を発見
 ・幾何学は物理学から独立した。数学は先にいく
 ・ローカルでの近傍系をつなげた空間
 ・擬似空間が出来れば、空間の性格
 ・近傍系をつなぐ考え方は多様な展開

2.1.4 社会は多様体
 ・数学モデルから社会モデルを作成
 ・インバリアント(不変)から社会を見る
 ・存在と無の間の無限次元に社会を追い込む
 ・リーマン予想から無限次元は存在

2.2.1 数学で考える
 ・ローカルが使うことで市場は変化
 ・変化を先取りしている図書館は市民を支援
 ・歴史を時空間の広がりと見ると、簡単
 ・対象を集合と見ることで、数学を適応

2.2.2 理系の考え方
 ・文系の考え方は小変更で済ませる
 ・理系はローカルで考えることを主体にする
 ・空間を規定するのは不変な部分
 ・ゼロから考えることでシンプル

2.2.3 複雑性を取り込む
 ・集合と規定との関係から、部分は全体より大
 ・複雑性でマーケティングの関係を理解
 ・地域が全体に影響し、変化は周辺から起こる
 ・複雑性は原因に言及し、スパイラル解消

2.2.4 循環で社会モデル
 ・現実の課題を空間配置するために五次元表現
 ・五次元シートでローカル発想とグローバル企画
 ・サファイアの社会モデルで問題解決
 ・現実の中途半端な循環から全体の理解

2.3.1 測地法の世界
 ・算数は具体的なものと一体になっていた
 ・アルキメデスは地面に算数を描いた
 ・三角形の合同・相似から幾何学が始まる
 ・モノから離れることで算数から離脱

2.3.2 ユークリッド幾何
 ・幾何学原論で厳密な定義
 ・方法序説では一人の発想で世界を創出
 ・デカルト平面は非現実的
 ・ローカルをグローバルでカバーするのはムリ

2.3.3 非ユークリッド
 ・ローカル主体にすることで、次元の呪いを脱出
 ・エルランゲンでルールから数学を創出
 ・非ユークリッド幾何学はロジックから創出
 ・役に立つ数学から数学のための数学

2.3.4 多様体
 ・多様体はローカルから構成された自由な空間
 ・グループ単位の活動で情報共有する世界
 ・多様体になることで、新しい空間の循環
 ・部分と全体の関係を使って、歴史予測も可能

2.4.1 数学者として
 ・数学者として、思考するけど、行動しない
 ・理数系の発想で未来を作る
 ・数学者として、全体から部分を見ていきます
 ・組織にいると強固に見えるが、弱点を突く

2.4.2 仕事への適応
 ・電算部で部品構成を集合関係で理解
 ・研究開発部署で空間論で実験データ分類
 ・販売店システムでサファイアネットワーク展開
 ・多くのユーザーの対応では数学思考は不可欠

2.4.3 社会構造の把握
 ・近傍系で容易に空間配置でき、挙動を解析
 ・社会モデルを使えば、人の行動は読める
 ・社会モデルが要所の具体的に作成
 ・計算式・図形でも難しいものも空間配置

2.4.4 新しい数学への道
 ・全ての時間で考えるために生活規範を作成
 ・新しい数学として、サファイア循環をアピール
 ・分かってもらうには、事例提示が効果的
 ・偶然と数学が持続型社会を作り出す

2.5.1 TGALの循環
 ・Think Locallyで考えることから始める
 ・Act Locallyで近傍を決めれば動き出す
 ・Think Globallyで成立範囲を確認
 ・Axt Globallyで成り立つ範囲に展開

2.5.2 対応する4機能
 ・同一空間で性格が規定できる近傍系
 ・インバリアントを規定する位相
 ・複雑な空間を規定する多層化
 ・近傍系とチェーンでカバーリング

2.5.3 近傍系の発想
 ・同一空間で性格が規定できる近傍系
 ・インバリアントを規定する位相
 ・複雑な空間を規定する多層化
 ・近傍系とチェーンでカバーリング

2.5.4 グループ連鎖
 ・基本空間で空間の性格を決定
 ・基本空間からグループ設定
 ・グループの成果をライブラリで集約
 ・特異点である組織を取り囲んで、吸収

2.6.1 生活規範
 ・自分の時間は自分だけに使う
 ・道具はなるべく、超アナログ
 ・多読は思考訓練になり、発信のベース
 ・無から自己中心でまとめる

2.6.2 数学の武器
 ・アナロジー思考で、不明な空間の挙動を解析
 ・具体的な点から始めて、空間が作れる
 ・抽象化フィルターでロジックが明確になる
 ・無限次元の意識を使うことで、全てが見える

2.6.3 役立つ事例
 ・仕事では、TGALでシステム構成
 ・歴史では、地域コミュニティの知識と意識
 ・サファイア社会で支援と活性化を展開
 ・図書館では、社会に先行したライブラリ

2.6.4 数学で社会変革
 ・近傍系の連鎖で隙間に空間に新しい社会
 ・行動ではなく、考える生活で生活を変える
 ・部分と全体のバランスのグランドセオリー
 ・考えることの意味から生み出す数学

2.7.1 組織の制約
 ・組織は先に制約を決め、行動を規制
 ・ローからから空間を規定すれば、多様な空間
 ・位相を合わせたローカルで組織から脱却
 ・位相を基に、グローバル接続

2.7.2 ローカル発想
 ・社会は特異点で溢れている。ローカル発想
 ・地域で、連続性を保証し、近傍系をつなぐ
 ・特異点は別グループとして抜く
 ・特異点をつぶすことで民主主義を補完

2.7.3 数学モデルの展開
 ・アナロジー展開で空間の構造を分析
 ・周縁の動きから、中核の未来を知る
 ・座標系は行政、関数は企業で社会アナロジー
 ・地域の社会モデルを国に拡大

2.7.4 社会に自由な空間
 ・空間を自分自身で作れる解放感
 ・異なる価値観のグループを多層化
 ・グループの自己組織化で隙間を狙って拡大
 ・力を持つ空間が既存組織を取り込む

2.8.1 ローカル主体社会
 ・存在と無の世界から数学モデル
 ・トポロジーは本質的・不変な部分を捉える
 ・個人の思いを変えることで市民主体社会
 ・グローバルの限界から新しいローカル

2.8.2 各ジャンルへ適用
 ・自分自身のために時間を使うのが生活
 ・販売店と市民とメーカーの新しい循環
 ・環境社会はサファイア循環がベース
 ・環境の有限さに対して、二極化に数学モデル

2.8.3 2030年構造
 ・地域の知恵を動員するために、個人が変わる
 ・個人が変わることで、活性化で組織が変わる
 ・地域が自分たちですることで、社会が変わる
 ・地域主体民主主義で歴史が変わる

2.8.4 2050年構造
 ・ローカルとグローバルの二極化が進む
 ・地域コミュニティになることで、国を超える
 ・数学的世界観を基に多様な近傍系
 ・歴史を変えることで生まれてきた理由
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ブレア回顧録 エネルギー

『ブレア回顧録』より 序文

エネルギー安全保障と気候変動の双方の理由で、私はエネルギー問題をグローバル経済やテロリズムと同等の重要性をもつ問題としてあげる。気候変動については懐疑主義者がまだたくさんいる。あるいは、彼らが最終的に正しいことになるかもしれない。だが、もし彼らが間違っており、われわれが行動の機会を逃した、または行動が遅れたために気候変動に対応するコストが高くなったとしたら、将来の世代はわれわれを許せないだろう。自分で認めるが、私は科学者ではないし、気候変動が気象のパターンの変化なのか、温暖化ガスの排出を軽減させる行動をとることなく増加に任せれば破滅するという予測が正確なのか否かを論じる資格はないと感じている。しかし、資格のある多くの人がこの予測は正しいと言っている。資格のないたんなる観察者としてさえも、正解の率が最も高いのは彼らが正しいだろうということだと思う。そしてこれは、過ちの許されない判断なのである。

しかし今日、行動すべきはるかに差し迫った理由がある。エネルギー安全保障である。石油価格の高騰が再発し、石炭その他の化石燃料がそれに引きずられ、エネルギーの供給源が世界のしばしば不安定で不確定な地域であることを考えると、多くの国にとってエネルギー安全保障は国防と並ぶ重要性をもっものとなるだろう。加えて、世界の大部分、とくに中国やインドの何億の人々、そしてアフリカのほぼ十億の人々は、まだ工業化されていない段階にいる。

現在、中東は全世界の石油需要のおよそ一〇パーセントを占める。もし中国の一人あたりGDP(国内総生産)が上がり続けるならば、世界の石油生産は倍増しなければならず、世界需要に占める中国の割合は一〇パーセントから五〇パーセントに上がると見込まれる。しかもこれは中国に限った話だ。世界のもっと貧しい地域の人々が望み、要求しているように、大半の人がまだ貧しい今の世界から、たとえばわれわれが当然のこととしているエネルギーの豊富な暮らしを五十億の人々がする世界に移行すれば、エネルギー生産性を五倍ないし十倍向上させなければならない一方で、エネルギー一単位あたりのCO2排出を同じ率で低下ささせなければならないだろう。

もちろん、世界にはまだ大量の石油、オイルサンド、シェールオイル、石炭、その他の化石燃料が埋蔵されている。しかし採掘コストは高くなる可能性があり、環境に及ぼす影響にも課題がある。これらの化石燃料がエネルギー需要を満たすだろうという想定の上に、われわれの将来の基礎を置くのは、(環境問題をしばらく脇に置くとしても)非常にリスクがある。

ここで課題がいっそう深まる。人々に消費をするなと言い渡すこと、あるいはエネルギーに対する税を大幅に引き上げることでは、この難題に対処することはできない。こうした提案はアメリカでも、イギリ人でさえも通用しないだろう。新興市場ではまったく望むべくもないだろう。中国とインドは工業化するだろう。それだけの話だ。新興国は、まさに化石燃料を燃やし消費することで工業化し生活水準を向上させてきた豊かな国から、世界の環境のために消費を抑制しろと言われても耳を貸そうとはしないだろう。

この難問を解決するには、道は一つしかない。科学とテクノロジーである。エネルギー生産性と炭素エネルギーの効率を、わずかにではなく大幅に改善しなければならない。したがって、こうしたテクノロジーは、今ある流れを断ちきるようなものでなければならない。すなわち、ゲームのルールをまったく変えるのである。政府は成功するテクノロジーを選ぶのではなく、このようなテクノロジーの開発に刺激を与えるグローバルな、そして国内的な枠組みを設定する方向から支援ができる。
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ブレア回顧録 中東と北アフリカ

『ブレア回顧録』より 序文

今起こっている民衆蜂起が中東と北アフリカの様相を変えているときへ助言を求める指導者は二つの対立する見解を国内と国外から与えられる。第一の意見は事実上、介入するな、これは彼らの闘争であり、彼らがやらなければならない。イラクとアフガニスタンから学び、干渉することは事態を悪化させるだけであることを悟れ。しかも、考えなければならない問題が国内にたくさんあるではないか。目先を変えて、まず自分たちのことに注意を払おう、と。

これは人を引きつける主張である。それだけでなく、人々の気持ちはここにあるのかもしれない。私には、アメリカやヨーロッパで行動主義への意欲が強いとは見受けられない。

別の意見は、われわれはこの地域に大きな利害関係をもっており、行動的になる以外に本当の選択肢はないというものだ。問題は、何か正しい行動なのか、である。

私が二番目の主張を支持することを知っても、誰も驚かないだろう。リビアは興味深いテストケースである。われわれが何もしなかったとしよう。カダフィ大佐は国を再奪取し、反乱者を驚くべさ激しさで弾圧していただろう。多くの死者が出ただろう。しかしもっと広範な影響は、数カ月のうちにわれわれは、重要な同盟者であるエジプトのムバーラク大統領の追放を支持し、一方でカダフィが権力を維持するのを黙って見ていたということだったであろう。内側の評判、信頼性、態度に対する打撃はただ大きかっただけでなく、潜在的に収り返しのっかないものだっただろう。私が無為は決断でもあると言うのはこうした意味を指している。

しかし、問題はこれにとどまらない。バーレーンがシーア派対スンニ派の権力闘争に陥ってしまったとき、われわれはどうするのか? サウジアラビアがその中核的な利益が脅威を受けたと信じ、介入すると言ったら、われわれは何と言うのか? シリアのアサド体制の排除に関するわれわれの考えはどうなのか? イランが国内の不満分子を弾圧し、核兵器開発の野望を追求し続ける決定をしたら、われわれはどうするのか? われわれはヨルダンの安定を決定的な利益とみなすのか? そして、もしイスラエルとパレスチナの和平プロセスが混乱状態になったら、そうした真空状態の解決がわれわれの戦略的利益であるとほんの少し前には考えていたのに、その状態を重要で堅持すべきことと見るのか? これらの一連の項目のリストには、革命後のエジプトだけでなく、チュニジアで何か起こっているかをはじめ、さらに十もの問題をつけ加えることができる。

要は、「計略」が必要だということだ。容易に答えることのできる問いは一つとしてない。すべては、利害、価値観、実際的行動、政治的判断のあいだの恐ろしいほど厄介な相互作用を伴う。われわれの振る舞いで批判や異議を免れるものは皆無だろうし、どんな行動におけるわれわれの動機も疑われるだろうし、決定されるどんな行動の結果も正確に予測することは不可能だろう。しかし、ヨーロッパとアメリカはリビアをめぐり協力した。この協力には困難が伴い、事態の推移は不確定だったにもかかわらず、リーダーシップが存在することを示した。そして批判のただなかに、この域内でリーダーシップが示されたことに安堵の気持ちもあった。では、この事態を切り抜けるにあたって指針となるプランとはどのようなものなのか? それは以下のようなものから構成されると考える。

革命よりも進化か好ましい。現状維持は選択肢ではない。事実は、エジプトで体制側が変化と適切な民主主義に向けての着実な進化のための計画を何年か前に打ち出していればよかったということである。だが、そうしなかった。世界中の独裁政権にとっての教訓は、自分で変わるか、変えられるかのどちらかだということだ。とはいえ、漸進的変化の見込みがあるところでは、われわれはそれを支持し、励ますべきである。湾岸諸国の例がある。この地域の不安定性は、われわれだけでなく、これらの国と国民自身の利益にとって大いに有害だろう。多くの国がすでに着実な変化に向けての道を歩み始めている。その道を踏みはずさないように助け、支援しなければならない。だからと言って、武器を持だない市民に対する暴力の行使を強く非難しないわけではない。あるいは、そのような暴力が続くなら、リビアで起こったように、現状に対し正面きって対抗する権利を留保したままにするわけでもない。しかしそうした手段には、体制側が漸進的な変革に向かう道を排除しているような状況で訴えるのが理にかなっている。そのような場合、人々には選択の余地がないことがはっきりしているからだ。しかし、安定を維持しながら変化につながる路程がある場合には、その路程を支持すべきである。私の論点は単純である。われわれは積極的な政策をもつ必要があるということだ。スタンドに座って見ながら賞賛したり非難したりする観客ではなく、プレーヤーであるべきだ。好むと好まざるとに関係なく、われわれは参加しなければならないのである。

エジプトとチュニジアでは、新政権が真の民主主義への道へと誘導するために、新政権と密接に連携しなければならない。彼らの将来を決めることができるのは彼らだけである。われわれはそれを押しつけるわけにはいかないI―そうしたところで結局うまくいかないーが、押しつけることと、出来事が展開していくのをだまって見ていることのあいだには隔たりがある。とくにエジプトに関しては、民主主義は投票によって政府を成立させたり放逐したりする権利だけではないということを明確にしなければならない。民主主義は投票の自由とともに、一連の他の自由を伴ってこそ機能する。適切に公平に運用される法の支配、表現の自由、自由な市場、宗教の自由などだ。われわれは、援助、債務免除、国際金融機関の力などについても支援の態勢を整えておかなくてはならない。と同時に、このような支援も適切なルールと秩序が存在しなければ成功しないことをそっとド張しておくべきである。
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