新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2007年12月15日の京都教室

2007年12月15日 00時13分34秒 | Weblog
4人に分身したいほどいろんな仕事に好かれて、
最近火曜日の教室に行けません・・・




この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.休憩
5.陳式太極拳36式


1.準備運動
  関節の円運動とストレッチです。

  肘の円運動について
   2人ペアになって、肘の円運動の回転を感じてみました。
   一人がもう一人の背後に立ち、ひじに掌を当ててみます。
   足の幅を変えただけで力の入り具合が変わったそうです。

   肘を回すだけのことが全身運動だと小田先生が言われましたが、
   足の幅を変えただけのことでそれが肘まで伝わるのですねぇ。

  ストレッチの俯歩について
   いつも2つの型をやります。
   この2つは足と骨盤の関係が異なります。
   五歩拳の6.俯歩 穿掌(ブーブチュアンヅァン)の時は、
   この2つ両方使ってますよね。
   左足首を外向きに回す時に形が移ります。
   
  
  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
  今日は、キレのある動作と速いテンポを意識して練習しました。
  キレのある動作を練習するには、擬音よとのこと。心の中でね。

  今日のクローズアップ
  五歩拳の動き全般についてです。
  こちらをどうぞ。
   メモ1:五歩拳の動き全般


3.楊式太極剣32式
  剣は掌と薬指、小指でつかんで、
  手首の曲げと回転を使うことによって剣全体をコントロールします。

  そうすることによって、
  剣全体、剣尖までの感覚を手首でつかむってことかな。

  剣尖が力強い軌跡を描くように剣を扱う、そのための重要なポイントです。

  
  ・・・その次は肘の回転によるコンパクトな振りぬき。
  第三組24番 虚歩 点剣(シュイブ ティエンチェン)などがそうですね。


  套路
   え~~っと、様々な動作の細かな違いを教わりました。
   ごらんになりたい方はこちらをどうぞ。

    メモ2:剣の套路の細かなポイント
   


4.休憩
  杭州は良渚のお話。最近5000年前の遺跡が出てきたとか。
  城下町です。5000年前って、ねぇ。

  想いを馳せるのも億劫になるほど昔の話です。
  そんな昔であるのに人が文明を築いていたという。
  
  太極拳は完成されて400年ほどだそうですが、
  完成に至るまでに集約された人々の工夫は、一体何年分でしょうか。
  それは人の歴史に相当するものであるかもしれません。  

  その間に積み上げられてきた叡智を少しでも多く享受したいですね。
  身体を動かしながら、自分の動きに何かを感じたことはありませんか?

  こうしたら動きが滑らかになった、
  身体がほぐれていく、

  同じことを昔の人も感じていたかもしれませんね。



5.太極拳
  歩型の基本練習

   弓歩  拳1つ分は必ず空けること。
       套路中によく忘れるんですよね。
       気をつけましょう。
       特に忘れがちなのが斜め弓歩のときです。

   虚歩  これ、特に足腰が鍛えられる気がします。
       特に弓歩から虚歩に移る時。
       膝周りが力みすぎるとしんどいです。
       重心はしっかりかけるけど、必要以上に力みすぎない。
       これができた時は、動きが軽くなった気がします。

   独立歩 上げている膝下だけでなく、股関節も緩めたい感じですね。


  套路
   先生の動きを見ているとき、
   微妙な転腰があることに気づきました。
   引き込み動作の初動であるように感じられます。

    メモ3:太極拳の套路の細かなポイント
   

  ではまた来週
コメント
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