みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

逆らいどおし

2017年01月26日 | 申命記

申命記 9章

 貯まっていた手紙の整理をしました。

 気をつけなければならないのが税務署や保険会社からの手紙。わからないと放っておいて、わずかでしたがペナルティを取られたことがありました。スキャンした後で、文字データに変換後、翻訳ソフトを使ってだいたいの内容を把握します。この頃の翻訳ソフト(インターネット使用の…)はすぐれものです。ちょっと前のように、可笑しい訳はぐっと減りました。二人で以前学んだドイツ語テキストをおさらいしましたが、遅々とした歩みではあっても、ちょっとは前に進んでいるのだと納得、というか、自己満足。

 きょうの箇所には、イスラエルの民への厳しいことばが続きます。モーセは彼らのことを、神に「逆らいどおし」、さらに、「いつも主にそむき逆らっていた」と言っています。ホレブ(シナイ)、タブエラ、マサ、キブロテ・ハタアワ、そしてカデシュ・バルネアは、エジプトを出た民が神に逆らった「記念の」場所です。

 ですからモーセは、これから入って攻め取ろうとしている大きくて強い国々を主が「焼き尽くす火として」根絶やしになさるのは、あなたが正しいからではないのだと念押しをしています。「逆らいどおし」の者のために主なる神が戦ってくださるのは、主が約束したことを必ず成し遂げるお方だからであり、また、逆らいどおしの民をそれでも愛し、恵んでおられるからです。

 「逆らいどおし」などと、教会で互いに言い合ったら大変なことになってしまいます。けれども、よくよく自分を振り返ってみると、否定できる理由など何一つないのです。モーセのとりなしによって彼らは滅ぼされずに済みました。主イエスの十字架のとりなしによって私たちは滅ぼされないであるのです。


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