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2023年07月28日 | コリント人への手紙第一

コリント人への手紙第一 15章12−19節

 しばらく眠っていたミラーレス一眼レフカメラを使い出しました。ずいぶん前のもので解像度も高くありませんが、マニュアルモードにすると思ってもみなかった画になります。

 コリントの教会に「改めて福音を知らせ」ているパウロ。福音とは…について、彼は「キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケファに現れ、それから十二弟子に現れたことです」と書きました。

 12節から58節までで、パウロはキリストが復活されたことに焦点を絞って書いています。教会の基礎は福音、そして福音がほんとうに力があるのは、キリストがよみがえられたという事実があることだと話を進めていきます。どんなに聖書を巧みに教えることができても、どんなに豊かな賜物があったとしても、キリストの復活を信じることをしなかったら、宣教は空しく、信仰も空しいとパウロはことばを変えて強調しています。

 15節から、マタイが記した出来事を思いました。マタイの福音書28章11−15節です。祭司長たちは墓が空っぽだと報告に来た兵士たちを買収して、「弟子たちが……われわれが眠っている間にイエスを盗んで行った」と言わせたのです。このでっち上げはユダヤ人の間に広まっているとマタイは記しています。

 パウロは言います。人は果たして嘘のためにいのちを懸けられるだろうかと…。パウロも、そして使徒たちの多くはイエスが復活したことを、福音を伝えたためにいのちを落とします。彼らの姿もまた、イエスの復活が紛れもない事実だということの証しなのです。


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