コリント人への手紙第一 15章50−58節
日曜日の礼拝では、琴による賛美が献げられました。琴の音色を外国で聴くというのは不思議な感じがします。きょうはベルリンに向かい、ベルリンの教会での礼拝その他で演奏をなさるとのこと。お二人の旅を神が最後まで守ってくださるようにと祈りました。
復活についてのパウロの論証はクライマックスを迎えました。キリストは事実復活されたのだから、キリストを信じる私たちにも復活の希望があるとパウロは書き続けます。
私たちがまとっているこのからだはやがて朽ちるもの。死という現実の前には、誰もが恐れや無力感を味わいます。しかしパウロは、キリストの復活の事実の上にやがてキリストの再臨の際には何が起こるのかを明らかにします。想像できないことが待ち構えています。
「一瞬のうちに変えられる」ということばに目が留まります。一瞬のうちに変わるとは不思議な現象です。「ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです」キリストにあって死んだ者もその時生きている者も、キリストが復活されたことによって可能になったものを体験するのです。
そして、この希望を持つことは、今の生き方に大きな意味を持つのです。確かな「やがて…」ガアルゆえに、今を力強く生きていくことができるのです。感謝!