みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

アブラハムの子孫

2014年02月05日 | ガラテヤ人への手紙
ガラテヤ人への手紙3章1-14節


 昨日は「みことばの光」5月号の編集で聖書同盟の事務所に。
 今、事務所は模様替えの最中。懐かしい資料や写真がたくさんありました。1985年にスタートした高校生のための「シニア・ハイ・キャンプ」の資料もきちんと綴じられています。
 ミッションスクールや放送伝道で活躍している「あの人」「この人」も、キャンパーとして参加していたのです。多くの教会で用いられ親しまれている「Walking with Jesus」も、第一回の「シニア・ハイ・キャンプ」のテーマソングなのでした。懐かしいなぁ、としばし回顧しました。


 私の振り返りはせいぜい30年ほどですが、パウロは当時から2000年以上も前のアブラハムにまでさかのぼって、「愚かなガラテヤ人」が迷いから立ち返るようにと筆を進めていきます。
 彼はアブラハムが信仰によって義と認められたのであり、それならば、あなたがたの先を歩んだのではないか、だから、堂々と胸を張って「自分たちはアブラハムと同じように、信仰によって義と認められ、信仰によって歩んでいる。自分たちこそアブラハムの子孫なのだ」と言いなさいと勧めているかのようです。

 遠慮して、異邦人もアブラハムの子孫にしてほしいというのではなくて、「信仰による人々こそ…」という、力強いパウロのことばが心に留まりました。

 昨日は午後から降雪。
 多くの方の帰宅の足が早いらしく、5時ごろを東京を出る電車はいつも以上の込み具合でした。けれども、最寄り駅に着いたらすでに、雪は止んでいました。
 
  




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