みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

自由

2012年08月03日 | ヨハネの福音書
ヨハネの福音書8章31ー47節


 小学生のキャンプも今日が最終日。
 昨晩は無事にキャンプファイアが行われました(過去2年、一度は途中から室内に、もう一度は室内での「キャンドルファイア」でした)。中身のぎっしりと濃い、いろいろなことを子どもたちと体験できたキャンプだったと思います。このキャンプでは、アメリカで教会生活をしている韓国の青年たちがいっしょに奉仕をしています。ですから、英語、日本語、韓国語が行き交う国際的なキャンプになりました。

 この夏も、たくさんの大人も子どもも聖書を学び、福音に耳を傾けるキャンプに参加することでしょう。それぞれのキャンプに、神からの豊かな祝福があるようにとお祈りします。

 「あなたがたを自由にする」ということばに、イエスのことばを聞いた人は敏感に反応しました。ユダヤの人々は、この時ローマ帝国の支配の下にはありましたが、自分たちはアブラハムの子孫であってだれの奴隷になったこともないという誇りを持ち続けていました。「決してだれの奴隷にもなったことは」ないということばには、「何を言うのか!」という抗議の思いが込められているようにも響きます。

 彼らの問いかけにイエスが答えられたのは、「罪からの自由」でした。
 「みことばの光」では「~からの自由」と「~への自由」ということばによって、ほんとうの自由に生きることの意味を説いています。
 確かに、人は「~からの自由を!」と主張し、戦って勝ち取ってきました。しかし、それが必ずしも私たちを真に自由にしていないという現実があります。
 イエスのところに行き、イエスにとどまることによる自由を賜ったことを、大いに喜びたいと思います。

 






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