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みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

私たちのために祈ってください

2011年03月19日 | テサロニケ第二

テサロニケ人への手紙第二 3章

 主の平安がありますように。
 昨晩はお休みになれましたか。

 筆者が携わっている障がい者の就労支援施設では、ここで作る300枚のパウンドケーキと90袋のクッキーを、きょう岩手県陸前高田市に向かう方に託しました。 多くの被災者の数からすればほんのわずかなことです。
しかし、たくさんの方々の温かな心に支えられて施設を維持している私たちとしては、このようなときに支える側に少しでも立てたらと願っています。 これからも続けます。

 ここでは毎日いろいろなドラマが起こります。昨日は、ケーキを作る人が「ぼくはケーキ職人だ!」と言っていました。プロの自覚を持ってのことばに、スタッフは驚き喜んだとありました。

 関東でも余震が続いています。今も揺れを感じながら綴っています。一刻も早く、いのちをつなぐ燃料と食べ物と住まい、それに医薬品が届くように祈りつつ、できることをしています。

 きょうの箇所は、この手紙の作者パウロの「私たちのために祈ってください」(1節)ということばから始まります。どんな人も祈りを必要としている、神の助けを必要としていることを改めて思います。祈りを必要としていない人はひとりもいないことがわかります。
 だれかに祈られている私、私が祈っているだれかが、この日も神の助けをいただいて歩めますように。

 


心を慰め、強めてくださいますように

2011年03月18日 | テサロニケ第二
テサロニケ人への手紙第二 2章

 主の平安を祈ります。
 
 東北や関東地方ではなお余震が続いています。昨晩はお休みになれましたか。
 昨日、同窓の牧師さんが援助物資を積んで関東と仙台を往復されました。
 被災地では一昨日からの雪と風で厳しい寒さが続いています。私に少しでもできることとして、部屋の暖房を停め厚着をして過ごしたり、夜は早く休むようにしています。

 原発の放射能漏れを食い止めようと懸命に努力している現場の方々に、続けて神による支えがあるようにと祈っています。

 きょうの箇所では、主の日がすでに来たかのように浮き足立っているテサロニケの教会に、パウロが「すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください」(2節)と勧めています。そのまま、私たちの今に届けられたメッセージですね。

 そして、パウロの願いを込めた祈りのことばがこの章の終わりにあります。
「どうか、私たちの主イエス・キリストと、私たちの父なる神、すなわち、私たちを愛し、恵みによって永遠の慰めとすばらしい望みとを与えてくださった方ご自身が、
あらゆる良いわざとことばとに進むよう、
あなたがたの心を慰め、強めてくださいますように。」(16、17節)

 この祈りのことばに支えられて、一日を歩みたいと思っています。
 


いつも…祈っています

2011年03月17日 | テサロニケ第二
テサロニケ人への手紙第二 1章

 主の平安がありますように。

 福島第一原発の事故を最小限に食い止めるための懸命の努力が続いています。そのために着の身着のままで遠くまで避難しなければならなかった人々がいます。原発の最も近くにある教会の牧師がお書きになった、16日付けの報告を読みました。その教会のうちの60人ほどのメンバーが会津若松市に移動。きょうはさらに米沢に移動されるとのことです。
 移動が無事に行なわれますように、お祈りいたします。

 原発の事故がどのようになるのか、人々は息を潜めて事態の推移を見守っています。

「みことばの光」、本日はテサロニケ人への手紙1章。
「そのためにも、私たちはいつも、あなたがたのために祈っています。
 どうか、私たちの神が、あなたがたをお召しにふさわしい者にし、
 また御力によって、
 善を慕うあらゆる願いと信仰の働きを全うしてくださいますように。」(11節)

 困難を生きる信仰者を支えるみことばです。被災地にある主にある方々のために祈ります。案じておられる同信の方々、祈ってください。
 お互いを主のお召しにふさわしい者として、このような中でこそ希望を捨てずに、善を求め、信仰の働きを全うさせていただけるようにと。

 「主よ。困難にも耐えて、善と信仰に励む信者であらせてください。」
                (「みことばの光」の祈りのことば)




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