夕食時間に合わせて観ようと、夫婦で楽しみにしていたNHKの土曜時代ドラマ「蛍草、奈々の剣」が
急遽安倍総理の記者会見に代わった。
直ぐに終わるものと思っていたら「左に非ず」で、最後まで裏切られ続け、聞きたくもなかった
安倍総理の美辞麗句を並べ立てた会見模様を観るハメになった。
「万全の体制で」とか「先手先手で」とか空疎に響く言葉の羅列で、吐き気を感じるほどだった。
「万全の体制」とするため「先手を打った」のはウィルス対策ではなく、法治主義を無視した
「東京高検検事長の定年延長」ではなかったのか。
(チェンソウ刃研ぎの七つ道具)
また、記者による質問も事前にセットしていたらしく、用意していたペーパーを見ながらの回答で、それ
以外の質問には「時間切れ」を理由に答えなかった。
何のことは無い、新型コロナウィルス対策の緊急事態宣言ではなく、自らの支持率低下を阻止するための
「独断専行のパフォーマンス」で、罹病率が高いのは「子供ではなく高齢者」という実態を全く踏まえて
いないお粗末さ加減だった。
小中学校が一斉休校になったあおりで、山形時代の仲間が集まる「経済フォーラム2020in松島」も中止に
なったが、こちらは「高齢者の集まり」なので賢明な選択かもしれない。
