霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

畑の排水対策

2009-12-21 20:10:22 | 野菜
田んぼの畦道と堰を解消する工事は一旦休止してバックホーを後山の畑に移送し、今年の長雨で湿害を蒙った畑の排水対策を先に済ませることにした。

まずは一番被害の大きかった畑から取り掛かった。
ここではL字に側溝を掘って塩ビ管を埋め、そこから雨水が流れ出るようにすると共に上の土地から流入して来る水もシャットアウトできるようにした。

今日は「真冬日」との予報も出ていて雪も降っていたので着膨れ気味に防寒着を着ていたが、塩ビ管を設置する作業の時は少し汗ばむぐらいとなった。



雪が降っていてよく見えないが、バックホーが一番奥まで行っている。
往きに側溝を掘り、塩ビ管を設置してから帰り足で塩ビ管に土を被せながら戻る段取りだが、午後の三時間だけでは出発点まで戻ることが出来なかった。
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年末に向けて

2009-12-20 18:52:32 | 生活
いよいよ今年も残すところあと10日となった。
寒さと雪で厳美の「道の駅」の来店者がグンと少なくなったことは出荷している商品の売行き具合でおおよその見当がつく。
そんな中でも「しめ縄」は僅かではあるが着実に売れている。

昨年までの実績からすると最後の週にいきなり数字が伸びるので、予想以上に売れた場合はジイチャン、バアチャンに追加でしめ縄をなって貰わなければならない。
既に「心の準備」はできているようなので「是非そうなって欲しい」と願っている。

一方、同じ正月用品でも「ミズ木」はあまり売れないが、年末の景気付けに必要なので明日から店頭に並べるつもりでいる。
また、今年から新たに「竹」もメニューに入れることにした。
50cm弱の長さに切った細い竹を五本束にして販売するのだが、「道の駅」では83歳にしてバリバリの現役であるTさんの専売特許となっている。
日頃から何かとご指導頂いているTさんと競合するのは避け「新鮮館おおまち」に出荷するつもりでいる。
街の中心部にある産直でどの程度の数量が出るのか全く予想がつかないが、最悪売れ残ってもいずれ刈り取って処分しなければならない竹なので全く問題はない。



ウシロヤマの畑の周辺でオジサンが竹とミズキを切っている間に、オバサンは雪の下から赤蕪の収獲を始めた。
年の瀬を迎え「新鮮館おおまち」のお客様は増えて来ているが、この天気で葉物野菜の供給量が少なくなっているためか赤蕪の需要が多くなって来たようだ。
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美味しさに感激

2009-12-19 15:58:08 | 生活
30代半ばの横須賀時代に会社の食堂の揚げ物を食べると胃がもたれることがよくあった。
使っている「油の質が悪いため」と仲間内では断定していた。
それ以来、食用油にはあまり良い印象は持っていなかったが、それを払拭させるようなサプライズがあった。

昨夜の夕食は久し振りにコロッケとなり、その美味しさに驚嘆しながら何個も食べた。
美味しさの理由は材料のジャガイモのためかと思っていたら、食後に、先日出来上がったばかりの「なたね油」で揚げたためと知らされた。
食べる前に気付かなかった「マヌケ」はオジサンだけだった。


(今日から本格的な雪景色となった)

それにしても「なたね油」がこんなに味に影響を及ぼすとは夢にも思っていなかったこと。
以前「新鮮館おおまち」のSさんから「なたね油を使うようになると美味し過ぎて肥満になる」と聞かされていたが、その言葉が決して誇張ではなかったと納得させられた。

こんなに美味しいものだったら親類・友人等にも是非この感激を味わって貰いたいもの。
残念ながら今回は量が少なく自家用オンリーとなるが、次回はもっと多目に作付けし日頃お世話になっている皆様への「お歳暮」としても利用出来ればと思っている。
ただ、それを実現するには再来年まで待たねばならない。
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寒い一日

2009-12-18 18:38:59 | 天気
岩手の最南端に位置している一関は岩手の中では積雪量が少ない地域。
天気予報では毎日「雪」と報じているが、雪化粧にはほど遠く「化粧を落とした恐怖の素顔」状態の景色が続いている。


(三時過ぎから一時間ほど雪が降ったがそれでもこの程度)

それでも寒さは本格的で、日が差して温かかったが昨日までと異なり、軒下の寒暖計は二℃までしか上がらなかった。
外で作業をするうえでは雪が無いのが助かるが、これだけ寒いと初老の身には結構な負担となるようだ。

「頑健な身体」をウリにしているオジサンだが、所詮は冷暖房完備の会社で長年暮らして来たひ弱なサラリーマン崩れ。
筋金入りの百姓とは寒さに対する抵抗力に差があり、長時間寒い中で仕事をしていると具合が悪くなったりすることもある。
これはオバサンも同様で、二人ともあまり無理が出来ない季節を迎えてしまった。

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ホダ木伐り

2009-12-17 21:10:18 | 山菜
川向にある山にホダ木伐りに出かけた。
木の伐採は非常に危険の伴う仕事。
出かける前に「昨夜の夢見が悪かった」などと娘が言うのでなお更緊張感が高まった。

伐った木が簡単に倒れてくれれば順調に作業が進み危険も少なくて済むのだが、倒れる途中で他の木に引っかかったりすると手こずることになる。
不本意ながら今日も何本かそんな状態になってしまったが、何とか無事に処理することができた。



ただ、一本だけが最後まで倒れないまま立っている木があり倒れる方向が見極められないので、後でロープを使って遠くから引き倒そうかと思っている。
こういう場合は焦るのが一番良くないので「与作の心境」になりノンビリやるしかない。
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