霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ヘソ曲がりの少数意見

2009-12-26 21:11:37 | 思い出
マスコミの報道によって「世論が動かされる」例は枚挙にいとまが無い。
古い話しになるが江川が巨人に入団する際のゴタゴタ事件報道などはその際たるもの。
江川一個人で「空白の一日」などを演出できる筈も無いことは明々白々で、「ルール無視」が糾弾されるべきは読売巨人軍だったはず。
にもかかわらず江川一人が「悪役」として報道され、そのイメージは彼が引退するまで払拭できなかった。
甲子園で活躍していた当時からの「江川ファン」としては非常に悔しい思い出となっている。

最近、 発足間もない鳩山内閣が「余命幾ばくもない」旨の報道が矢鱈に目に付くようになったが、「安易に多数意見に組しない主義」のオジサンは全く別の考えを持っている。
いつものように「ヘソ曲がりの少数意見」かと思っていたら、今朝の毎日新聞「近聞遠聞」で岩見隆夫氏が「鳩山短命説は早すぎる」と見解を述べているのを見て「案外少数意見ではないのかも…」と思い直した。



先週の厳しい寒さが少し和らぎ、畑の土もところどころ顔を出して来た。
この畑の白菜も収獲したいところだが、今はその時間的余裕はない。
「しめ縄」の売れ行きが好調で、明日から販売のピークを迎えるというのに既に手持在庫が底をついてしまった。
ここ数日は「しめ縄」作りに全勢力を傾注しなければならない。
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一難去ってまた…

2009-12-25 18:17:41 | 健康
今朝の「新鮮館おおまち」は出荷者も出荷量も多かったし、お客様も早朝から出足好調で久し振りに賑わっていた。
さながら「年末商戦たけなわ」と言ったところだが、残念ながら我が家は繁盛期と言うほどの出荷量がある訳ではない。
それでも一人「蚊帳の外」になるのも癪なので少しでも出荷量を増やすべく背伸びをしているところ。

そんな中で二日間オジサンがダウンし、回復半で今日から復帰したと思ったら今度はオバサンが体調を崩してしまった。
オジサンが何処からか悪性の菌でも持ち込んだのもかもしれない。
守備範囲の広いオバサンがダウンするとその影響はオジサンの比ではなく、野菜の出荷がストップする可能性も出て来た。



災難続きなので「白ナンテン」をアップして難が転ずることを祈願した。
白ナンテンは「ゲン担ぎ」だけでなく、子供達が小さい頃に焼酎漬けにして「咳止めの薬」として活用したこともあった。
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戸別所得補償

2009-12-24 19:50:52 | 経営
国の来年度予算の大枠が決まり民主党の公約の一つだった農家の「戸別所得補償」がスタートすることになった。
10a当り米で1.5万円、小麦、大豆で3.5万円、それに蕎麦や菜種にも2万円が補償されるらしい。
農産物の低価格に苦しむ農家が民主党政権に一番期待していたことだっただけに素直に歓迎している。

ところが、ある民放ニュースで兼業農家のインタビューなどを交えながら「農家はあまり歓迎していない」というスタンスで報道するのを見て驚いてしまった。
農地集約を促進している場合はいわゆる「貸しはがし」という問題があって歓迎しない向きもあるようだが、それとは無縁の大部分の農家にとっては朗報となったはず。
にもかかわらず敢えてそのような「偏向報道」をする背景には、ニュース編集者の「農業に対する無理解」があるように思えてならなかった。



ニンジン同様に赤蕪、白蕪もオバサンが毎日収獲し、水洗いして出荷準備をしている。
残念ながら蕪の売行きはニンジンのようにコンスタントではなく、日によってかなりのバラツキがあるようだ。
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葉付きニンジン

2009-12-23 18:27:14 | 野菜
オバサンが今年から本格的に作付けを開始しコンスタントに出荷して来たニンジンがいよいよ残り少なくなって来た。
当地ではニンジンの播種は7月末が限界と言われているが、このカネコ種苗の「ひとみ五寸」は8月末に種を蒔いたもの。
温暖化が幸いしギリギリセーフとなったようだ。

ニンジンは葉も栄養価が豊富で、テンプラ・胡麻和え・サラダなどとして美味しく食べられることから、昨日から葉を付けたまま出荷を始めた。
店頭でもオレンジと緑のコントラストが目を惹き好評を博していた。



オジサンは昨日の寒い中での長時間作業で体調を崩し、今日は一日中寝て過ごした。
塩ビ管埋設で汗をかいたのを放置したまま作業を続けたのが災いしたようだ。
年令と共に「虚弱体質」に変わりつつあることをもっと自覚しなければならない。
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継手

2009-12-22 21:00:02 | 野菜
塩ビ管を使った排水対策は、一本の長さが4Mの塩ビ管を繫ぐ時に写真のような継手(ジョイントやコネクターとも言う)を使う。
この継手の穴だけを地上に出し他は埋設してしまう。
雨水等は耕地よりも低い位置に設置してあるこの穴から外に排出される。

田んぼも畑も同じ方法を採用しており、田んぼのように田植え以降水を溜める必要がある場合はこの穴に短く切った塩ビ管を立てるだけで簡単に水を止めることができ、立てる管の長さで水位の調節も可能となる。



この方法は昨年まで湿田解消策として大きな成果をあげて来たが、排水がしっかりできると作物に好ましい環境になるのは勿論のこと、作業が効率化でき更に雑草の抑制にもなるようだ。
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