「生涯現役」を貫き通したジイチャンだったが、ここ一年は気が向いた時に「庭や花壇の
草むしり」をする程度だった。
事故当日の午後に突然「草刈機を使って草を刈る」と言い出したので「危ないからやめた方がいい」
と話して我々は畑に出かけた。
その後にジイチャンが運搬車をハウスから持ち出したのは、花壇で取り除いた雑草をどこかに運ぼう
としたためかと思われる。
一年前に逝去したバアチャンの「立ち日」が7月9日、そして今回のジイチャンは10月9日、そして
誕生日は一年違いの2月5日と1月5日。
これは単なる偶然なのだろうか。
事故に遭う数日前、夕食時にいつも観ていてあまり関心を示さなかったTVの歌番組を「歌手も歌も
素晴らしい」と感動気味に話すのを聞いて、近い内に何かが起きそうな気配を感じていてた。
結果論かもしれないが、偶然に見えた事故は実は必然で、ジイチャンはバアチャンに「そろそろ来ても
いいのでは」と誘われたような気がしてならない。

葬儀を終え会場を移して法事を済ませた後、孫子のみでお墓に納骨した。
バアチャンは一年前の納骨時と殆ど変わりが無かった。
見栄っ張りのジイチャンが作った「終の棲家」で仲良し夫婦の新しい「暮らし」が今日から始まった。
草むしり」をする程度だった。
事故当日の午後に突然「草刈機を使って草を刈る」と言い出したので「危ないからやめた方がいい」
と話して我々は畑に出かけた。
その後にジイチャンが運搬車をハウスから持ち出したのは、花壇で取り除いた雑草をどこかに運ぼう
としたためかと思われる。
一年前に逝去したバアチャンの「立ち日」が7月9日、そして今回のジイチャンは10月9日、そして
誕生日は一年違いの2月5日と1月5日。
これは単なる偶然なのだろうか。
事故に遭う数日前、夕食時にいつも観ていてあまり関心を示さなかったTVの歌番組を「歌手も歌も
素晴らしい」と感動気味に話すのを聞いて、近い内に何かが起きそうな気配を感じていてた。
結果論かもしれないが、偶然に見えた事故は実は必然で、ジイチャンはバアチャンに「そろそろ来ても
いいのでは」と誘われたような気がしてならない。

葬儀を終え会場を移して法事を済ませた後、孫子のみでお墓に納骨した。
バアチャンは一年前の納骨時と殆ど変わりが無かった。
見栄っ張りのジイチャンが作った「終の棲家」で仲良し夫婦の新しい「暮らし」が今日から始まった。