霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

王政復古

2012-12-29 23:02:16 | 環境
タレーランと言う名を高校の世界史で学んで以来久し振りに目にした。
「彼らはなにひとつ学ばず、なにひとつ忘れなかった」という言葉を吐いた人ということを今回初めて
知ったが何を意味しているのかチンプンカンプンだった。

26日の毎日新聞の文化欄で仏文学者の鹿島茂氏が
「王政復古」~学ぶことをしない私たち その先に何があるか~
と題して書いた一文を読んでその意味をようやく理解できた。

「自民党は三年余で『王政復古』」し、自分たちが政権を失った理由について『なにひとつ学ばず』
政権にあった間にさんざん享受した特権や利権のことは『なにひとつ忘れなかった』のである。」


(生産部長は風邪も大分症状が軽くなり、ようやくホウレンソウの収穫も可能となった)

さすが学者先生は「本質を突いた言葉をうまく引用するもの」と感心させられた。
安倍政権は、使ってはならない打ち出の小槌を使って公共投資を増大させ再び膨大な借金を作ろ
うとしているし、原発は新設も含めて積極的に推進しようとしている。
(選挙公約では原発推進の「本音」を厚いオブラートに包んで隠していたが・・・)

それは、過去の栄光でしかない「経済成長神話」でお金をバラマキ、崩れ去ったはずの「原発安全
神話」を「責任政党」の名のもとに復活させようとしているかのようだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする