霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

最後の種蒔き

2012-07-14 21:26:14 | 経営
昨日に引き続き二毛作となる畑に大豆の種を蒔いた。
長かった豆の種蒔きも今年は今日が最後となったが、紐を張って一粒一粒
手で種を落とす「原始農法」もこれが最後となる記念すべき日となった。

来年からはクリーンシーダ(目皿式播種機)をトラクターに付けて耕耘しながら
播種する方法に改めることにしている。
それにより「耕耘」「紐張り」「種蒔き」「培土」の四つの仕事を一度に済ませら
れるようになるので作業が大幅に効率化できそうだ。

クリーンシーダ導入の理由
・規模拡大により「原始農法」で対応できる面積ではなくなっていること。
・年々体力が衰えて「種蒔き」が大きな負担になりつつあること。
・意外にも安価に機械化が可能であったこと。



旧松下グループでは「二割のコスト削減は難しいが八割の削減なら難しくない」という
趣旨の訓えがあると教わったことがあったが、「仕事の見直し」の本質を突いた名言
として印象に残っている。

クリーンシーダには「種蒔き稼働の八割削減」という大きな期待を寄せている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする