霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ワラピ

2012-05-08 20:48:48 | 山菜
タラノメに引き続きワラビについても放射能検査を依頼した。
こちらも直ぐに結果が分る「有料検査」を選択させてもらった。
費用は嵩むが、早く安心したいという気持ちと稼働効率を考慮したもの。

余分に経費がかかった分は販売増で頑張るしかない。

結果は以下のとおりで今回も基準をクリアできた。
 ヨウ素131  検出せず
 セシウム134  17.78 Bg/kg
 セシウム137  26.83 Bg/kg
   
 

新緑の季節を迎え里山は日増しに緑を濃くしている。
こんな美しい景色も放射能に汚染されているかと思うと残念でならない。
ワラビのアク抜きに使用する木の灰も「汚染が凝縮されている」とのことで
利用できなくなった。

原発事故は古来から営々として築き上げて来た「平和な暮らし」をも破壊して
しまった。
原子力はもともと「人間とは共存できない性質のもの」という気がしてならない。
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シイタケ

2012-05-08 05:25:53 | 山菜
例年、春は雨が少ないのに今年は雨が多い。
春と秋に収穫できるシイタケの原木栽培には都合のいい天気となっている。
しかし、折角の天気も「出荷制限」ではどうしようもないのでホダ場に行って見ることもなかったし、
見たくもなかった。



県で今年の原木シイタケを検査するため「1kg余りを収穫できるようになったら連絡して欲しい。」
とのことだったので、連絡したのは二週間以上前のこと。

連休明けの今日になってようやく集めに来た。
検査結果が「基準以下」となっても販売できる訳ではないので、せめて損害賠償請求を肩代わ
りしてくれたら「有難い」と思っている。



収穫されないまま大きくなり雨に濡れたシイタケを見るのは心が痛む。
今回の検査で、汚染度が「基準以下」であれば秋以降は収穫可能となるのだろうか。
あまり期待しないで待つしかない。
コメント (4)
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