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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ヘソ大根

2015-01-04 19:23:50 | 加工品
「ヘソ大根」作りを始めた。
例年よりも遅いスタートにしたのは失敗を恐れたためだった。
失敗すると種蒔きからの苦労が全部徒労と化してしまう。
この冬の寒さだったら12月中旬からスタートしても大丈夫だったが、それは結果論でしかない。

実は釜に火を入れしたのは2日の早朝だった。
昼に市野々の叔母を連れて「日帰り温泉」に行く予定だったので、その前に「釜茹で」を三回済ませる必要が
あった。



温泉は真冬日の雪道を考慮し前沢の「舞鶴の湯」にした。
入浴後に大広間で昼食を食べたら伯母と生産部長は昼寝を始めたが、私は箱根駅伝の往路の最終区「山登り」の
中継を観ていた。

「山登り」では例年ドラマが待っている。
今年は青学アンカーの快走に胸を熱くし、駒大アンカーの悲壮な走りに胸を痛めた。
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rice cake

2014-03-15 21:48:50 | 加工品
餅のことを英語で「rice cake」というらしい。
cakeならホワイトディの「お返しとしても使える」と妻が思ったかどうかは不明だが、「愛する夫」が
いつもお世話になっているffの女性陣に特製の切り餅を用意してくれた。
餅米、胡麻、黒豆、アオバタ豆は純粋の自家生産であることは言うまでもない。

一日遅れながら今日のバド練習に持参しマドンナ達に喜ばれた。
これは、誤解を恐れずに言えば夫の「女友達」に妻が「格段の配慮をしてくれた」ことを意味する。
日頃の「女房孝行の賜物ではないか」と自負している。(エヘン、オホン)



今の若い人はあまり餅を好まないようだが、餅ぐらい重宝な食べ物は無い。
冬場は「切り餅」として産直にも出しているので当然だが、それ以外の季節でも我が家で「切り餅」を
切らすことは殆ど無い。
一服の際のオヤツとして或いは緊急時の非常食としても手軽だし、子供達が受験勉強していた頃は
「夜食」としても活用した。
電気も水道も止まった3.11の災害時には親戚にもお裾分けして感謝された。

今は、冷凍保存しておいて必要の都度レンジで「チン」して胡麻、アンコ、納豆、海苔等で適宜味付け
して食べることが多い。

当地では昔から冠婚葬祭時のご馳走として餅を振る舞ったものだが、最近は大分廃れ気味となって
いる。
しかし、腹持ちのいいこの貴重な「自然食&保存食」は「見直されて然るべし」と常々思っている。
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切り餅

2014-02-02 17:00:14 | 加工品
昨年、世界遺産に登録が決定した「和食」には餅も含まれるとのこと。
「餅の郷」をウリにしている一関にとっても大歓迎のニュースとなった。
このことが餅の消費拡大に繋がってくれたら嬉しい限り。

我が家の餅米は産直で通年販売している主力商品だが、冬場に限り「切り餅」
としても販売している。
「切り餅」の需要が一番多いのは年末と思われるが、残念ながら年末は「切り餅」
まで手が回らないことが多い。
幸いなことに年が明けでもソコソコの需要はあるので、一月に入ってから店頭の
在庫を切らさないようにコンスタントに供給し続けている。


(餅搗機も新しい機種に更改した)

減反政策の見直しやTPPで米価が下降傾向を辿ることも予想されるが、だからと
言って主食の米作りから撤退する訳には行かない。
特に餅米については、「切り餅」に加工する分も含めて「消費拡大の努力を続けて
行きたい」と思っている。
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ヘソ大根

2014-01-27 21:17:12 | 加工品
産直のお得意様から「ヘソ大根はまだなの?」と照会を受けるぐらいに今年の生産は遅れていたが、
ようやく明日から販売開始となった。
例年なら冬場の主力商品となる大豆や黄な粉が期待できないし、1月販売開始の予定だったヘソ大根は
12月の暖冬で全滅となり気候以上に「寒さの厳しい冬」を迎えていた。
ヘソ大根の販売が開始されることで少し光が見え来るかもしれない。



実家の母がショートスティから一旦帰宅した。
上げ膳据え膳に近い施設から突然冷え切った自宅に戻り一人暮らしを再開したのではギャップが大き
過ぎると思い、部屋を温め市内に住む二人の叔母にも来て貰い「温かい家庭の雰囲気」で迎え入れた。
そんな配慮に少しは「労いの言葉」があってもいいかと思われるが、高齢による「物忘れ」の進展と共に
「感謝の気持ち」も「忘却の彼方」に飛んでしまっていて「逆なで発言」が多かった。
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ブルータスよ、お前もか

2013-12-23 20:26:09 | 加工品
今年は長雨で豆が大不作で、大豆の販売は勿論のこと「きな粉」作りも断念せざるを
得なかった。
そんな不景気な気分を少しでも払拭してくれるものと期待して取り組んだ「ヘソ大根」
作りだったが、暖冬で赤カビが発生してしまい大部分を廃棄処分する破目になった。

かなりの手数をかけて吊るしたものを「廃棄するために」外すのは精神的にかなり
辛いものがあった。
結局今年は冬場の安定収入の一つとなっていた「ヘソ大根」にも裏切られ「過去最悪
の年」になってしまった。



ジイチャンが綯った縄に紙垂と松の葉を付けて「しめ縄」が完成するが、半紙を切って
折り畳む「紙垂作り」は時間がかかるので専ら「夜なべ仕事」になっている。
「しめ縄」販売の方は「裏切られる」ことが無いよう祈りたい。
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