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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

麦秋

2020-06-02 19:39:36 | 穀物

就農以来毎年欠かさず小麦を作り続けているものの、県が定める基準収量を一度もクリア
したことが無い。
それどころか収穫量が全く無かった年もあった。



失敗を繰り返しながら少しずつノウハウを積み重ね、昨年は6月上旬まで順調な生育状況で、
初の「基準収量超え」も期待された。
しかし、6月7日以降雨或いは曇天の日が続き、雨で勢いを増した雑草が急激に繁茂し、黄金色
の麦畑が緑色に「逆戻り」してしまった。

初めての経験で、それが「麦刈り」にどのような悪影響を及ぼすのか予測出来ていなかった。

結果的に、麦と一緒に刈り取ら取れた雑草がコンバインの刈取部等に詰まるトラブルが頻発し、
途中で「麦刈り」を断念せざるを得ない事態に追い込まれてしまった。



今年は、昨年以上に生育状態が良く、一部を除き雑草も目立っていない。
その一部の雑草も麦刈りが始まる前に刈り取るつもりでいる。

昨年のような悪天候続きとならなければ、初の「基準収量超え」も夢ではない。
コメント (2)
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小麦

2020-04-11 19:16:07 | 穀物

山を切り開いた畑で小麦が順調に生育している。

これは暖冬だったせいもあるが、秋の播種を早めたことが大きい。
昨年は、雪が解けて春を迎えてからようやく芽を出したが、今年は冬が来る前に既に
芽を出していた。


(東斜面)

ただ、播種直前に傾斜の凹凸を補正する土木工事を行っていたので、その際に上土を
大きく取り除いた所は「はげ山」に近い状態になっている。

播種前に堆肥を通常の倍以上施し、春に追肥もしたが、その効果は殆ど出なかった。
それでも、年を追うごとに肥沃な畑に変わっていくものと期待している。


(北斜面。東斜面と色が違って見えるのは光の関係。右上が「はげ山」となっている)

世界中がコロナ禍で、最後は「食糧危機が到来」との噂も流れている。
ロシア政府は「麦の輸出を禁止する」オフレを出したとか・・・。

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小麦の播種 第二弾

2019-11-15 18:23:22 | 穀物

午後三時過ぎから雨の予報だったので、産直巡りを省略して朝イチから「小麦の播種」に
取り掛かった。

写真の細長い畑は、これまで一部に湿気の抜けない場所があって、余分な仕事を強いられ
ていた。

その湿気を取り除くための排水対策が「ピント外れ」で、何度もやり直し工事を繰り返し
ていた。
文字通り「苦節10年」で、ようやくその成果が現れて湿地が解消し、作業が順調に進む
ようになった。



しかし、順調だった播種作業は次の畑に移る時点から変調を来たした。
六連式の内の一台が車輪の力を目皿に伝えられず種を落とせなくなったので、それを外して
五台で凌ぐことにした。
そして、三枚目の畑に進んだ時点で更にもう一台もトラブルに見舞われてしまい、その時点で
今日の播種作業を諦めた。

故障した二台は、多分10年以上前に購入したもの。
荒れた圃場で酷使され続けたので、「よくこれまで持った」というのが正直なところ。

それでも、「引退」は未だ早いので消耗した部品を取り換えることにした。

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小麦播種第二弾に向けて

2019-11-12 18:54:21 | 穀物

11月も半ばを迎え、数日前には栗駒山が初冠雪となった。

寒い冬が間近に迫った来ているためか、天気が不安定になり時折小雨が降る日が多くなり、
畑での大豆の脱穀は諦めざるを得なくなった。

刈り取っていた大豆を持ち帰り、軒下で数日乾燥させてから脱穀することに変更した。


(「霜後の滝」公園の紅葉)

そして、その作業を今日で終えたので、小麦播種の第二弾に向けモアでの草刈りを始めた。
草刈り後は、堆肥散布 ⇒ 耕起 ⇒ 播種 と続く。

天気次第で遅れる可能性もあるが、何とか今週末までには終えたいと思っている。
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小麦の播種

2019-11-02 20:36:31 | 穀物

小麦の播種は二段階に分かれていて、二毛作大豆の収穫を終えるまで待たねばならない
畑は後回しにしている。

先行実施した「広い二枚の畑」は、乾きが悪いため予定よりも数日遅れてしまったが、
ようやく今日終えることが出来た。


(中央奥にハゲ山のように見えるのも播種を終えた畑。いずれも山を開墾した畑なので
 赤土が目立つ)

それでも、面積的には小麦予定地の半分以上を占めるので肩の荷は大分軽くなった。
残りは二毛作大豆の収獲を終えた畑と一緒に「堆肥撒き」から始めるので、明日からは
大豆の収穫を急ぐ。


(同時刻に上の写真の逆方向(東側)から撮ったら、後光?が差していた)

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