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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

大豆の播種 

2020-07-03 21:18:02 | 穀物

梅雨の時季にもかかわらず朝から日が差す好天となった。
神様の配慮に感謝し、僅かに残っていた耕起作業を午前中に終え、午後から播種作業に集中した。

途中で播種機の一台が故障し、取り換えのため一時中断したが、ほぼ順調に進めることが出来た。





明日から再び雨の日が続くので、少しでも前に進めたかったが、「次の一手」を誤った。

黙って水はけのいい畑を選べば良かったが、迷った末に「一番水はけの悪い畑」を選んでしまった。

そのジャッジミスが、播種機の車輪に泥が詰まって動かなくなるトラブルの連続となり、途中で断念
せざるを得なかった。

いくら「水はけが悪い」と言っても、こんなに酷いとは予想していなかった。
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残滓の刈り取り

2020-06-29 20:41:50 | 穀物

「麦刈り」を急いだ一番の大きな目的は「一日でも早く二毛作大豆を蒔きたい」だった。

既に播種適期は過ぎているので、何とか7月5日までに蒔き終えたかった。
「10日までに蒔けば大丈夫」との説もあるが、当地の場合は発芽率が極端に落ちるようだ。

二毛作大豆は「早めに二粒蒔き」が何度も失敗を繰り返した後の「結論」となっている。



親戚の不幸で火葬、通夜等への参列の合間を縫って、刈り残した麦や雑草をトラクタで
刈り取り、その後を追ってた生産部長が耕起するという連携プレーで進めている。

雨の邪魔さえ無ければ予定よりも早く進むかもしれない。
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あわや大事故に

2020-06-27 20:52:32 | 穀物
昨夜も屋根に音を立てるような雨か降り、週間天気予報には連日傘マークが付き「麦刈り」は
当分出来そうにない状況となった。

しかし、今日一日と明日の午前は「梅雨の中休み状態」なので、その間隙を狙って「麦刈りを
終わらせたい」と思った。
JAのライスセンターからも「多少水分が多かったとしても決行すべし」と朝に電話が入っていた。

雨が降り出さないことを祈りながら早めの昼食を済ませ、乾きの早い高森の畑に向かった。
幸い、2時過ぎからは薄日が差すようになり、コンバインも快調に動いてくれた。



事故は、家の東の畑でグレンタンクの小麦を吐き出した(上の写真)直後に起きた。

斜面で旋回する際に上手く行かず、ギヤをバックに入れようとした瞬間、突然コンバインが
急斜面の下に向かって動き出し、10mほど突進して梅の木に激突してしまった。

梅の幹が音を立てて折れ、梅の実が運転席にバラバラと落ちて来て、「今年の麦刈りも終わった」
と思わざるを得なかった。

驚いて駆け付けた妻が「梅の木に助けられた」と呟くのを聞いて、そのまま急斜面を突進したら
大きな人身事故に繋がり兼ねなかったことに気付き「ゾッ」とした。

30分ほど掛けてコンバインと梅の木を分離し、刈取り部前面のカバー等の破損部分を取り除き、
ダメモトで刈り取りを開始してみたら正常に動いたのは「不幸中の幸い」だった。
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小麦栽培指導会

2020-06-18 19:50:11 | 穀物

例年、麦刈り直前に開催される指導会(JA主催、講師は普及センター)があった。

三カ所の大規模圃場の作柄を見学しながら収穫適期等のアドバイスを受けた後、
JAの会議室で具体的な指導があった。

講師の話しもさることながら、毎年、他の農業者からノウハウを聞き出すチャンスに
もなっていて、今日も色々と収穫があった。



圃場の写真を撮ろうとしたら丁度新幹線が通った。





下の写真は、指導会とは縁もゆかりもない我が家の今朝の麦畑。
諸先輩方の作柄とは比べものにならないが、年々近づきつつあることだけは間違いない。


コメント (2)
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小麦色

2020-06-17 19:47:00 | 穀物

梅雨入り後も雨が降らず、田畑は水不足状態が続いている。
それをあざ笑うかのような好天続きとなっているが、今月末の刈取りを待つ麦畑に
とって「カラ梅雨」は大歓迎。

昨年は6月の後半が雨続きで、夏草が繁茂し刈取りに苦労しただけでなく、品質も
一部に赤カビ病の発生等の劣化が目立った。



刈り取った小麦はJAの真滝ライスセンターに乾燥調製を依頼することになるが、
明日はそのスケジュール調整を含めた打合せ会がJAで開催される。

麦刈り後は直ぐに耕起して二毛作大豆の播種が待っている。
何とか大規模農業法人よりも前にセンターの利用を済ませたいと思っている。
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