市野々の6枚の畑に大豆を蒔いた。
毎年、湿害や獣害それに雑草に悩まさているので、それなりに対策を折り込んだつもり。
その中で一番効果を期待しているは、大小関係なくは畑の周囲をトラクタが走行する
スペースを確保したこと。
それによって、畑周囲の雑草をスライドモアで一網打尽に出来ると共に電気柵のメンテ
ナンスも楽になるものと見込んでいる。
い
市野々の6枚の畑に大豆を蒔いた。
毎年、湿害や獣害それに雑草に悩まさているので、それなりに対策を折り込んだつもり。
その中で一番効果を期待しているは、大小関係なくは畑の周囲をトラクタが走行する
スペースを確保したこと。
それによって、畑周囲の雑草をスライドモアで一網打尽に出来ると共に電気柵のメンテ
ナンスも楽になるものと見込んでいる。
い
小麦栽培は試行錯誤の連続だが、今年の収穫は殆ど期待出来ない状態となった。
ここ数年、雨の多い年が続き、水はけの悪い畑を多く抱える我が家では播種機に
よる種蒔きが限界を迎えていた。
案の定、昨秋は種蒔き開始早々にトラブルが頻発して播種不可となり、ブロキャスに
よる「ばら蒔き」をせざるを得なかった。
「ばら蒔き」は初めての経験では無かったが、今回は圃場条件が悪過ぎたため、
発芽率も生育も最悪となった。
写真は、播種機での播種が可能だった畑だが、全体の一割にも満たない。
普及センターに問い合わせたら、「ばら蒔き」で成功している例があることを紹介さ
れたので、今年の秋は新方式に挑戦するつもりでいる。
大豆と小麦の二毛作には難問が山積していた。
そして、昨秋、我が家のような条件の悪い圃場での「小麦の筋蒔き」は不向きで、
「バラ蒔き」で対応する以外に方法が無いことに気が付いた。
しかし、バラ蒔きだとカラスの被害等もあって発芽率が極端に悪くなることから、
播種後に「鎮圧ローラを掛ける」或いは「トラクターで浅掘りする」等のフォローが
必要だった。
どの方法が最適かを思い悩み、先日の研修会の講師に電話で問い合わせた。
その結果、バラ蒔きで小麦作りを行っている大規模法人の素晴らしい先進事例を紹介され、
抱えている幾多の難問が一気に雲散霧消することになった。
それは予想もしない「目から鱗」の方法だった。
・小麦の播種は、大豆が未だ葉を落とさない内にバラ蒔きする。
・大豆収穫時にコンバインで踏み固めても「麦踏み」効果が期待できる。
・大豆収獲後に追肥する。
冬仕事の一つとなっている支障木伐採に向けチェンソウの刃を研いだ。
その手始めは家の前の竹林の間伐だったが、昨日、今日と強風が吹き荒れたので
明日以降に延期した。
JAで普及センターの指導員を招いて小麦指導会が開催された。
話しの内容がプロフェッショナル対象のレベルの高いものだったので、未だに初心者マークが
外せない者にとっては、ただただ感心しながら聞くのみだった。
質問したいことも何点かあったが、マイナーな人間の出る幕ではないと自重し、後日、電話で
確認することにした。
その中で、花巻市の法人組織の優良事例の紹介があった。
教科書通りの基本に忠実な栽培法で、10a当たり小麦600kg、大豆300kgを目標にした
「900プロジェクト」に取り組み中とのこと。
我が家の収穫量との差の大きさに愕然とするのみだった。
田畑の雪が解けて乾くまで暫定的に置いている鶏舎からの堆肥に、常時20~30羽の
カラスが集まり、恰好の餌場となっている。