shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

Good Evening New York City (Pt. 4)/ Paul McCartney

2010-01-01 | Paul McCartney
 新年あけましておめでとうございます。一昨年の10月にほんの気まぐれで始めたこのブログもとうとう2回目の正月を迎えてしまいました。始めた当初に比べると “何か文章えらい長ぅなってもうたなぁ~ (>_<)” という感じなので、今年はもっと簡潔で読みやすい文章を目指したいと思うとります。しかし “大好きな音楽について本音で語る” というスタンスは変わりません。結局は個人のブログなんやから好き嫌いをハッキリ言わんでどーすんねん、と思いませんか? 当たり障りのない記事なんて書く意味ないし。とにかく似たような音楽嗜好の方に “聴いてみたいな~” とか “参考になったわぁ~” とか思ってもらえたらそれに勝る喜びはありませんし、そういった同好の方々との情報交換の場になれば幸いです。今年もどーぞよろしくお願い致します m(__)m

 2009年の私的大ニュースといえば、マイケル・ジャクソンの衝撃的な死とビートルズ・リマスター盤発売によるマイブーム到来(←まぁ年がら年中ビートルズ・ブームみたいなモンだが...)だった。マイケルについては記事を書くたびに喪失感を感じて凹んでしまうが、その一方で34年間ただ好きというだけで本能の趣くままに聴いてきた(笑)ビートルズについて、キッチリと系統立てて自分の考えを整理するというのはこれまでの音楽人生の集大成のような感じがして結構楽しかった。カヴァーまで含めると去年の記事の1/3以上をビートルズ関係が占めており、我ながらホンマに好っきゃなぁ...と思う。ということで、年末の3連発に続き、年をまたいで新年1発目も当然ポール・マッカートニーである。
 この「グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ」の初回限定デラックス盤には通常盤にはないボーナスDVDがもう1枚付いている。ここんところポールのライヴ盤には慣れっこになっていたので、正直 “もう1枚ライヴ盤が付いてくるんか...” 程度の軽~い気持ちで見始めたのだが、これがめちゃくちゃ面白い!!! 本編であるシティ・フィールド・スタジアムでのライヴを2日後に控え、米CBSテレビの “レイト・ショー・ウィズ・デヴィッド・レターマン” という番組のためにマンハッタンの街のド真ん中、ちょうどセントラル・パークの少し南のミッドタウンにあるエド・サリヴァン・シアター入口のヒサシの上で行った変形ルーフトップ・コンサートの模様が収められているのだ。
 40年前のアップル屋上とは違い2階の高さで演奏しているので、ポール目線からは劇場前の路上を埋め尽くした人々や、向かいのビルでまるでガラス窓に張り付くようにして見てる人々(←ポールのMC “Back to work!... 仕事に戻りなさい!” にはワロタヽ(^o^)丿)、そして交通規制中の道路をノロノロ運転で通り過ぎていくイエロー・キャブが間近に一望できる。演奏されたのは「ゲット・バック」、「シング・ザ・チェンジズ」、「カミング・アップ」、「バンド・オン・ザ・ラン」、「レット・ミー・ロール・イット」、「ヘルター・スケルター」、「バック・イン・ザ・USSR」というお馴染みの7曲なのだが、 “日常の中の非日常” というか、こういうシチュエーションで行われるライヴというのは見ていて実に新鮮で楽しい。ハッキリ言ってこのボーナスDVDだけで3,000円でもワタシ、絶対に買うアルヨ(≧▽≦) 
 アマゾンを始め他の通販サイトで発売後すぐに在庫切れになり早くもプレミアが付き始めていたこの盤だが、さっきチェックしてみたら不思議なことに HMV だけ “在庫アリ” になっていた。しかも4,250円というディスカウント・プライスは輸入盤と変わらない。この2DVDデラックス・エディションを買いそびれていたポール・ファンのみなさん、コレは迷わず買いですぜ!

PAUL McCARTNEY Coming Up
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