shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

The Beatles Rockband Mixes 09 09 09

2009-10-24 | The Beatles
 今日は天気も良かったので昼から仕事を休んで大阪梅田のACTⅢで開かれた “レコードフェスタ大阪” へ行ってきた。この何年かはレコードやCDを買うのにネットオークションや通販で満足してしまい、このようなレコード・バーゲンは plinco さんや 901 さんに誘っていただいた時にちょこちょこ顔を出すぐらいで昔日のような積極性は微塵もなかったのだが、先々週神戸で「ロックンロール・ミュージック」のUK盤を格安で見つけて以来血が騒いで仕方なかった(笑)。そんな状態の私に舞い込んだのが “レコードフェスタ大阪” 開催の知らせで、大阪はもとより東京、名古屋、仙台、福岡と日本全国から27のレコ屋が参加するとのこと。これは絶対に行かねばならない。ターゲットはビートルズのコレクターズ盤、折角なので他の店も何軒か廻ることにした。
 大阪に早く着いたので関西におけるコレクターズ盤の相場を知るためにまずミナミのCOME TOGETHER へと向かう。例の個室ビデオ店放火事件のあったすぐそばだ。楽器屋の2階にあるこのお店、いかにもブート置いてます、という雰囲気だ。ビートルズはかなりの数が置いてあったが値段の方もハンパではなく、From Kinfauns To Chaos なんかCD-R 2枚組で9,000円近い値札が付いており唖然とさせられる。どうやら長居は無用のようだ。次は梅田エストのそばにある MUSIC INN へ行ってみる。ここはCDだけでなくLPやDVD も置いてあり、ビートルズの品揃えは充実している。値段設定もさっきの店よりは良心的だ。因みに最近みながわさんにDLを教えていただいた「ロックバンド・ソングトラックス」の2CD-R + 1DVD-R 盤は4,200円だった。ヤフオク価格やね(^.^) そうこうしているうちにバーゲン開場時間の3時になったのでACT Ⅲホールへと向かう。バーゲン会場に入ると結構人が多い。金曜の3時ならまだ余裕ですいているだろうという私の考えは甘かったようだ。
 LPは「ア・ハード・デイズ・ナイト」や「ラバー・ソウル」のUKオリジ盤や「リヴォルヴァー」のUSオリジ盤、「レット・イット・ビー」のUK 2nd プレス盤(裏ジャケが青リンゴのヤツ)なんかもあったが、どちらかというと日本盤が中心だ。CD では「ラム」の別ミックス集と「ヴィーナス・アンド・マース」のラフ・ミックス集をゲット、1枚995円ならハズレてもまぁ知れている。そして圧巻だったのがコレクターズDVD のコーナーでその周辺だけ物凄い人だかりである。カゴがないのでみんな手にブツを一杯抱えながらエサ箱を漁っている。大体1枚500円から1,500円ぐらいと非常に安いので大人買いが出来るのだろう。 “激安コレクターズDVD アウトレット 西新宿流!” という看板に偽りなしだ。私はここでポールの「アンプラグド・ジャパニーズ・ブロードキャスト」(←ジャケがロシア向けのロックンロール・アルバムになってるのは何故?)、ケイト・ブッシュの「TV アピアランシズ」と「プロモ・ビデオ&ライブ・パフォーマンシズ」の3枚をゲット、2層式のプレス盤で1枚1,480円って... ちゃんと元取れるんかいな?
 そして本日最大の収穫がビートルズの「ロックバンド・ミックシーズ・09・09・09」。これはDVD コーナーに平積みされていたが、次から次へと売れていく。もちろん私も1枚確保しながら猟盤していたのだが、レジへ向かう時に見るともうあと1枚しか残っていなかった。内容はメーカー・インフォに書いてあるんでそれを写します:
『★話題のビートルズ2009 年最新別音源が映像付で登場! ★ジャイルズ・マーティン新MIX"ROCKBAND"音源収録! ★ビートルズ最新ビデオ・クリップ集としても楽しめます!! アップルが全力を傾けたゲームソフト “The Beatles Rockband”。この音源はジャイルズ・マーティンにより新たにマッシュアップされた注目すべきもの。 “I Am The Warlus” のエンディング後の今まで聴けなかったSE や、 “Hey Bulldog” のエンディングのロング・ヴァージョン、そして “Good Morning Good Morning” のラストでの別ヴォーカル。 “Dear Purudence” はイントロやエンディングがフェイドインされない(←この日本語、変ですね...)ヴァージョン。 “Helter Skelter” では今まで聴けなかった終盤のFadeOut~FadeIn パートも初めて陽の目をみました。 “Paperback Writer” は一瞬のエンディングの為ににわざわざ日本公演?の音を繋いだとジャイルズは言っています!(←ホンマかいな?)本作はその新音源に既出の良質のビートルズのミュージック・クリップとシンクロして収録。音楽ソフトとして楽しみながら新音源の違いを考察・探求できるビギナーにもマニアにも満足できるような内容に昇華。さらには2009リマスターやそのROCKBAND関連の予告編トレイラーやプロモ・クリップ、1969年8月8日のアビーロード横断歩道を渡る4人が何と動いているCM クリップなども追加収録。』
 何となくワカるようなワカランような説明だが、まぁ大体その通りですわ(笑) 要するに「ツイスト・アンド・シャウト」「サージェント・ペパーズ」「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ」「グッド・モーニング・グッド・モーニング」、そして「トゥモロウ・ネヴァーノウズ~ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」の5曲はゲームのCG に、それ以外の曲はビデオ・クリップにそれぞれリミックスされた音源を被せてあり、ほぼ全ての曲のアタマにカウントが付いている(←オリジナルじゃないのも多いと思うけど...)と言えば分ってもらえるだろうか。
 他にもいくつか店を廻るつもりだったが、昼間結構暑い中歩き回ったし、レコフェスで2時間ぐらい粘って(冷房ガンガン効いてた...)さすがに疲れたので今日はこれで切り上げることにした。結局今日の収穫はDVD 4枚にCD 2枚で約1万円... 実に充実したマジカル・オーサカ・ツアーだった。

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