沖縄近海の海底で、金、銀、銅などの金属が眠る「海底熱水鉱床」の可能性が高い特殊地形が新たに見つかったと、海上保安庁が22日、発表した。これまでに日本近海で発見された熱水鉱床の中では最も水深が浅いという。開発も容易とみられ、今後の調査に期待が持てそうだ。同庁が昨年7月~今年3月、沖縄本島北西部の約100キロ四方の海底地形を調査船4隻で音波調査したところ、対象海域の東側で火山活動によるカルデラなどを発見。熱水鉱床とみられる区域を2カ所確認したという。
2カ所の直径は約5キロと約3キロ、水深は400~600メートル程度。沖縄本島北西部に位置し、日本近海で最も大きい海底熱水鉱床の伊是名海穴(直径約6キロ、水深1000~1600メートル)より小さいが、全国に10カ所程度確認されている熱水鉱床の中では最も浅い。海保にはこれ以上詳しい調査を行う装備はないが、文部科学省の海洋研究開発機構や経済産業省の石油天然ガス・金属鉱物資源機構などで、潜水調査やボーリング調査を実施できるという。
@明日は沖縄戦終結から64年目にあたる。私は過去2度ほど沖縄を訪れた事がある。一度目はおよそ30年前、当時沖縄県護国神社の宮司だった大野康孝兄の家に一ケ月程転がり込んだ時、そして昭和62年(1987年)沖縄国体での知花昌一による日の丸焼却事件の糾弾で訪れた時。その後、久しく訪れていない。