13日に再選を決めたイランのアハマディネジャド大統領は同日夜、国営テレビで演説し「偉大な勝利だ。イランは過去に向かうか将来に向かうかの選択で、幸運にも将来を選んだ」と述べ、改革派のムサビ元首相に対する大差の勝利を自賛した。首都テヘランでは13日夜も、開票に不正があったと抗議する市民が市内各地の大通りや広場に結集。AP通信は1999年の学生デモ以来の規模としている。
ロイター通信は14日、当局はハタミ前大統領の弟を含む改革派100人以上を13日夜、拘束したと報じた。前大統領の弟は14日朝に釈放されたという。大統領は演説で「選挙は自由で健全。ほぼすべての市民が投票権を行使した」と発言。85%と過去最高の投票率だった大統領選が、正当だったとあらためて印象づける狙いとみられる。目撃者によると、テヘラン市内では「独裁者に死を」と叫ぶ若者らがごみ箱などを燃やしたほか、銀行なども被害に遭った。大通りでは、ムサビ氏との連帯の意思を示すため、深夜までクラクションを鳴らしながら走行する車も見られた。
@どこの国に限らず、大統領選挙は必ず、荒れますね。この再選されたアハマディネジャド大統領は反イスラエル強硬派で名を馳せており核武装をチラつかせアメリカとの対話を有利に進めようとしています。オバマは、選挙前、イランが核兵器を保有した場合、「核兵器を持たない方が、強力かつ繁栄した国家になれる可能性が高い」と持論を展開しましたが、お前にだけは言われたくないと反撃されました。(爆)