インタビューは代表就任前、鳩山代表の執務室で1時間ほど行われた。5日の韓国訪問を控え、書面インタビューが追加された。
--最近の世論調査で鳩山代表が自民党総裁の麻生太郎首相を抜き、次期首相に最もふさわしい政治家に選ばれた。民主党の政権交代の可能性はあるか。
「自民党は長いあいだ政権を握って腐敗した。政策は官僚に任せ、自分たちの間で権力闘争、地位争い、金の分配に熱中した。民主党は官僚が動かす国を国民主役の体制に変える。執権能力が完璧というのはありえないが、マニフェスト(政策公約)を通して万全の準備をしてきた」
--代表就任後、韓国を最初の訪問地で選択した。執権後の日本のアジア政策と日本の役割は。
「外交安保の根幹が変わることはない。日米同盟が重要だが、アジアの一員として担う役割をよりいっそうに忠実にする。東アジア・アジア太平洋の共同体構想を目指しながら交流を拡大し、通商・環境・エネルギー問題で協力関係を強化する」
--韓国とはどんなパートナーシップを結んでいく考えか。
「経済分野では自由貿易協定(FTA)が大きなシナジー効果を生むだろう。ところがお互い比較優位があるため、日本は農業を心配し、韓国は日本の部品・素材・製造業の力を心配している。しかしFTAはすぐに始めなければならない。弱い部分はしばらく一定の壁を設定したまま出発させようということだ。そうしてこそ進展する」
--靖国神社参拝と独島・歴史問題に対する認識は。
「私たちは現政権に比べて、過去の戦争の歴史などを直視して反省するのが重要だという認識を重視する。民主党でも若い議員の一部は認識の次元が違うかもしれない。しかし誰が首相になろうと、私をはじめ、政権の核心要人が靖国を参拝することはないと断言する。民主党が執権しても竹島問題に対する立場は変わらない。歴史的な経緯をどこまで遡及するか分からないが、韓国人が領有権を主張している立場もよく知っている。最も重要なのは感情的にならないことだ。時間をかけて対話をしながら方向を定めることしか方法はないと考える」
--来年は韓日併合から100年目だ。
「歴史は歴史として冷静に直視しなければならない。韓国人に与えた被害が多いので反省すべきことはしなければならない。今は両国関係が非常に良くなったので文化の交流、知識人の交流などを拡大し、良い雰囲気をつくることが重要だ。若い人たちの間では文化交流がとても活発になった。先日、韓国芸能人の公演を見に行った。妻がとても熱烈な韓流ファンなので連れられて行ったが、ドラマ『冬のソナタ』でペ・ヨンジュンの恋敵として出てきたパク・ヨンハが登場した(鳩山代表はその場で夫人に電話をかけて出演者の名前を確認した)。民主党が執権すれば韓日併合100年と関連して適切なメッセージを出すだろう」
--北朝鮮の核問題と関係改善は。
「日本と韓国は北朝鮮の核・ミサイルの最も現実的な脅威を受ける国だ。ただ同じ民族が分断された韓国の接近方法と日本の対応は異なるかもしれない。日本が経済制裁などで韓国より強い立場をとる場合があるが、対話だけで全く進展がない場合はやむを得ない側面もある。日本人拉致問題は人権レベルで必ず解決されなければならない。その後に北朝鮮との国交正常化も推進する計画だ」
@まったくくだらない内容というか、日本の恥を絵にかいたような奴だ。一体誰の為の、どこの国の政治家だ。鳩山由紀夫も含め、民主党には絶対選挙に勝たせない事だ。