Shizuko Diary

日々の記録として・・

生きる理由・・

2012-07-16 23:34:05 | Weblog
素晴らしい講演を聴く機会を得ました。
新潟県倫理法人会県央地区主催の講演会で森川すいめい先生の講演会が見附市の某ホテルで開催されました。
先生は世界の医療団・東日本大震災東京プロジェクトの代表であり、精神科医師・鍼灸師。
2003年にホームレス支援のNPOを立ち上げ、現在も東日本大震災の現地に行って支援活動を続けていらっしゃいます。
「どうして活きなきゃないのか」と問われたときに生きる理由そのものを問われることがあると言います。

「どうしていきなきゃないのか」ショッキングな演題でしたが、うつや不安症の違い・・その処方についてお話くださいました。
ご自身の精神科医としての体験や被災地での住民の話を何時間も聞きながら、こころの奥底にあるご本人にとっての課題を整理していく支援をしているのだと思いました。
アスペルガーやADHDの処方についても話してくださいました。
アスペ=過集中と疲れ、ADHD=日中・はっきりしたらいい・・お薬の処方よりも課題解決の行動療法を伝授しているように思われました。
相談室の設置や電話相談等は何とかなるひと・・その外の人たちのためには十分な睡眠が必要。
被災地では「眠りのコツ」の講座を開きチラシを配布して、隣の人たちへとつないでいく。
弱さを隠すのではなく、弱さを言える人間関係・地域づくりが必要だとも説いていらっしゃいました
誰が、何を助けられるのか?・・コンセプトとストーリー。
3つの仕組みについて・・・
・コミュニケーション
・情報集積
・課題解決
寄り添い方・伴走型の支援・・悩む相手の目線に合わせることの大切さをおっしゃっているのだと思いました。
ストレングスモデル・・×を○に換えていく。
ひとりに寄り添い時間をかけていくことが肝要だとも思いました。
精神科医も忙しい・・いかに当事者の声に耳をかたむけるか。
お若いドクターなのに、素晴らしい講演内容でした。
行政の取り組みの大変参考になる内容だったと思います。

その外にも首凝りとうつや夜中にトイレ起きないための方法も聞かせていただきました。便秘解消法なども・・
実践できる内容でもありました。
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